マイナンバーカードの民間活用の議論 2015年7月13日のブログ記事「世界最先端の電子政府へ突き進む政府の「マイナンバー制度利活用推進ロードマップ」」で取り上げた総務省向井審議官作成の「マイナンバー制度利活用推進ロードマップ」では、今年の4月よりマイナンバー個人番号カードの「ICチップの民間開放」が行われ、「民間企業の社員証」や「民間のポイントカード」として利用するというスケジュールが示されていました。いよいよこれが動き始めます。

 総務省は今週の金曜日(2016年2月12日)に、第1回のマイキープラットフォームによる地域活性化方策検討会を開催します。この検討会では、先月より交付が開始されたマイナンバーカードに搭載されているICチップの空き領域と公的個人認証の機能を民間に開放し、地域経済の活性化対策へとつなげる道筋についての検討が行われます。
※12桁の個人番号を活用するわけではありません。

 事前に公開された資料によれば、個人番号カードに搭載されるICチップとマイキー(公的個人認証等)を民間に開放し、図書館のカードやポイントカード、各種会員証などとして使えるようにする構想が描かれています。マイナンバー詐欺の発生などで、マイナンバーに対する不信感が高い中ですので、今回の取り組みは批判的に語られる可能性が高いと思われますが、国民の利便性が大きく向上する内容だけに、総務省としてもそのメリットとセキュリティ対策について分かりやすい説明を行い、制度への理解を高めて欲しいと思っています。

 この検討会は、2016年3月、4月開催を経て、中間とりまとめが行われる予定ですが、このマイキーに関しては、高士早苗総務大臣が今年の1月11日に公開したコラム「マイナンバーカードの「マイキー」の活用検討へ」で分かりやすく解説されています。こちらも是非ご覧ください。
https://www.sanae.gr.jp/column_details791.html


関連blog記事
2015年7月13日「世界最先端の電子政府へ突き進む政府の「マイナンバー制度利活用推進ロードマップ」」
http://blog.livedoor.jp/otsuakinori/archives/44734774.html

参考リンク
総務省「マイキープラットフォームによる地域活性化方策検討会の開催」
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01gyosei07_02000033.html
高士早苗「マイナンバーカードの「マイキー」の活用検討へ」
https://www.sanae.gr.jp/column_details791.html