退職理由のホンネは圧倒的に人間関係 求人難の時代となり、最近は多くの企業で中堅クラスの社員の退職が増えてきたという悩みを耳にするようになっています。今後は社員の定着が人事管理において最重要の課題となるでしょう。そんな環境ですので、社員が現実にどのような理由で退職を決意するのかについて理解しておくことが重要です。そこで本日はエン・ジャパンが調査した「退職理由のホンネとタテマエ」を見てみることにしましょう。

 この調査によれば、会社(人事)に伝えた退職理由については、47%がホンネとは異なると回答しています。企業によっては退職者面談などを行なっていますが、約半数は会社(人事)に本当の退職理由を伝えていないようです。

 会社に伝えた退職理由としてもっとも多かったのは「結婚、家庭の事情」(23%)でしたが、そのほとんどはタテマエで、実際にその理由だったのはたった2%に止まっています。これに対して、本当の退職理由については、「人間関係」(25%)が最多の回答となっています。次いで、「評価・人事制度」が12%、そして「社風や風土」「給与」「拘束時間」がそれぞれ11%となっています。

 人間関係が退職理由のトップというのは非常に頷ける結果ではありますが、その改善はもっとも難しい、永遠の課題と言うこともできるでしょう。社員相互が信頼し合える人間関係をどのように構築させるか。悩みは続きます。


参考リンク
エン・ジャパン「退職理由のホンネとタテマエ」
http://corp.en-japan.com/newsrelease/2016/3191.html