ORIX 人材採用難の時代には、既存の従業員に離職防止を促進する必要が高まりますが、オリックスグループ各社は、配偶者転勤に伴う「エリア変更制度」「休職制度」、退職理由を問わず再入社できる「カムバック再雇用制度」、グループ会社間の「転籍応募制度」を先日より導入しました。その概要は以下のとおりとなっています。
配偶者転勤エリア変更制度
 勤続3年以上の社員が、配偶者の転勤により現エリアでの就業が困難な場合、勤務エリアの変更を認める制度。配偶者がオリックスグループの社員か否かを問わない。
対象者:地域限定型総合職、一般職
配偶者転勤休職制度
 勤続3年以上の社員が、配偶者の転勤により転居先へのエリア変更による就業が困難な場合、最大5年間の休職を認める制度。配偶者がオリックスグループの社員か否かを問わない。
対象者:地域限定型総合職、一般職
カムバック再雇用制度
 勤続3年以上の社員が、退職時の理由を問わず、再入社したい旨を応募できる制度。退職理由が配偶者の転勤や出産・育児などに限らず、転職による場合も応募が可能。再雇用時の職種・等級は、退職時と同等以上を保証。
対象者:全国型総合職、地域限定型総合職、一般職
転籍応募制度
 入社10年以上の社員が、本籍以外のグループ会社(オリックス㈱を含む)でのキャリアを磨き続けたい場合に、本人の希望により転籍を応募できる制度。
対象者:全国型総合職、地域限定型(アソシエイト1級またはプロフェッショナル職2級以上)

 人材不足により事業展開の制約が生まれるようなケースは今後急増するでしょう。特にカムバック制度は今後、多くの企業で流行するのではないかと予想しています。人事制度の巧拙が、企業業績を決める時代となってきました。

参考リンク
オリックス「配偶者転勤による勤務地変更・休職などの人事制度を新設」
http://www.orix.co.jp/grp/news/2016/160302_ORIXJ.html