人工知能の日本最先端研究者が考える今後重要になる3つの仕事 今後10年~20年で、日本の労働人口の49%が人工知能やロボット等で代替可能にという予言が大きな話題になっています。過去の歴史を見ても、技術革新で人間の仕事が奪われ、新しい仕事が産まれてきた訳ですから、今後もそれは間違いなく、更にそのスピードは増していくのでしょう。それでは今後、どのような仕事が求められるのでしょうか?

 2016年2月19日のブログ記事「いまの日本の労働の現状と課題がよく分かる資料」では、厚生労働省で行われている「働き方の未来2035:一人ひとりが輝くために」懇談会の資料を紹介しましたが、その第2回懇談会では、人工知能・ディープラーニングの専門家である東京大学大学院工学系研究科 技術経営戦略学専攻 特任准教授の松尾豊氏の資料「AIの技術革新の進展による社会への影響について」が提出されています。この資料では、人工知能の現状や活用事例が紹介された上で、まず当面の変化として、現在は世の中に、画像認識ができないから人間がやっている仕事がたくさんあり、そこが自動化され、例えば監視のコストは100分の1以下になると予想されています。また自然物を相手にしているものは場面場面で状況が異なるので、そもそも自動化が難しかったものが自動化され、農業、建設、食品加工、更には、日常生活のロボット、生産・仕事を担う機械・ロボットが実現されるとしています。

 こうした環境変化の中で、今後の環境で重要になる仕事として以下の3つを挙げています。
対人間のコミュニケーション
・低付加価値のサービスは機械化・ロボット化
・高付加価値のサービスは人間が
・コミュニケーション力や人間力が重要に(時代を超えて重要)
人工知能、ロボットを使う仕事
・プログラム、システム開発
・教える(教師データを与える)、補完する
・判断、指示、責任
創造性や価値に関する仕事
・「生命」由来のもの
・ものまねではない創造性
・ニーズを捉える企画や経営

 なるほど、納得な内容ではないかと思いますが、個人としても企業としてもこうした仕事を意識していかなければならない時代になっていくのでしょう。
関連blog記事
2016年2月19日「いまの日本の労働の現状と課題がよく分かる資料」
http://blog.livedoor.jp/otsuakinori/archives/46869323.html

参考リンク
厚生労働省「第2回「働き方の未来2035:一人ひとりが輝くために」懇談会 資料」
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000113716.html