人手不足 昨年はセミナーや執筆などで「いまの求人の状況はバブルに匹敵するレベルになっている」としばしばお伝えしてきましたが、昨年末に公表された平成28年11月の有効求人倍率は1.41倍にまで上昇しました。1年前の平成27年11月の有効求人倍率は1.26倍でしたので、1年間で0.15ポイント上昇したことになります。

 企業の求人現場ではまったく人が採れないといった嘆きを頻繁に耳にしていますが、先日、名古屋の栄を歩いていたところ、写真のような掲示を見つけました。是非クリックして拡大していただければと思いますが、あるマッサージ店が人手不足でお店を閉めたという告知。10年も続いたお店が、このように閉店に追い込まれているのです。文字通り、人事管理が企業の存続において大きなポイントとなっている時代の象徴ではないでしょうか。

 以前からセミナーではすき家のパワーアップ工事を例に挙げ、人材確保・定着の重要性を伝えてきましたが、いよいよすべての企業が真剣にこの問題に取り組まなければならない時代になってきました。人事労務環境の整備を通じ、強く、存続できる企業を作っていかなければなりません。今年の人事労務管理はこれが最大のテーマとなることでしょう。


参考リンク
厚生労働省「一般職業紹介状況(平成28年11月分)について」
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000146330.html