早稲田 私が所属する社会保険労務士稲門会では、毎年、早稲田大学で学生向けに行っている支援講座「労働・社会保険実務概論」を開講しています。今年で10年目の取り組みとなるこの授業ですが、私もここ数年は毎年、登壇しています。

 先日、担当する回があり、学生向けに授業を行ってきたのですが、話しながら例年とは異なる想いが浮かんできました。対象は現役の学生(1年生から5年生)でしたが、私が学生時代には生まれていなかったこの若い世代の後輩たちが今後出て行く社会は、これまでとは大きく異なり、生涯のうちに何回かはキャリアチェンジが必要になるのだろうと感じ、そんなこれからの時代のキャリアの作り方について急遽時間をとって話を行いました。

 これからの時代は良い意味で、キャリアには柔軟性がないと、環境変化の中で、むしろ行き詰ってしまうことになるリスクが高いと感じています。25年前の私もそうでしたが、学生はどうしても自分のキャリアを運命のように決め付けてしまう傾向が見られます。そこからパワーが生まれるというメリットもありますが、やはり自分の立ち位置を少し俯瞰して眺め、複数のキャリアを並行して進めるくらいがちょうどよい時代になるのではないかと思います。

 私も逃げ切り世代ではありませんので、この辺りで自分のキャリアを一旦総括し、課題を洗い出してみようと思っています。
※写真は第1講の三重県社労士会会長 若林先生の授業風景


参考リンク
社労士稲門会
http://sr-waseda.net/