ファストフード お盆休み中のある朝のファストフード店。初心者マークを名札につけた外国人店員が接客で四苦八苦していました。日本語は日常会話ができる程度ですが、まだ端末の操作に不安を残す状態。

 確かに少し手間取ってはいましたが、高齢者の客がその状態を責め、まるで嘲笑するような態度を取っていました。これ以上ひどくなるなら注意しようと思うレベルで、その責めるような言い方が、その外国人店員を焦らせ、よりミスを呼んでいる悪循環。

 少子高齢化により労働力人口の減少が止まらない日本において、今後、外国人労働者は増加の一途を辿ります。そんな環境においてはサービスをしてくれる外国人労働者、そして一緒に仕事をする外国人労働者とどう付き合うかは日本人にとって大きな課題になります。この高齢者のように熟練の日本人店員が行うような仕事を期待するのではうまくいくはずがありません。ある意味での緩さを許容し、見守ることができなければ、彼らに頑張ってもらうことはできないでしょう。特に職場での差別的取り扱いやハラスメントの増加は容易に想定され、その対策が不可欠です。これまで島国でいられた日本が「明治以来の開国をする」くらいの変化が起こるでしょうし、その新たな日本への適応が求められます。

 今日の高齢者は将来、介護施設で外国人介護士の介護を受けることになるのでしょう。幸せな老後を過ごすためにも、いまの態度を改めてもらいたいものです。