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カテゴリ: 人事評価

ホステス 昔から雑誌が大好きでよく読んでたものの、最近はそんな時間もなかなかなく、情報収集の多くをネットに頼るような状態が続いていました。これではいけないと思い、先日、定額制で雑誌が読み放題というサービスに申し込み、少し時間があるとあえて普段、読まないような雑誌に目を通すようにしています。さすがに「鉄道ファン」や「北海道Walker」にまで手を出すのはやり過ぎだったかも知れませんが、iPadで気軽にいろいろな雑誌を見ることができるというのはなかなかよいものです。

 そんな感じで雑誌を眺めていたところ、週刊ポストで紹介されていたのが「男が読んでもためになる「ホステス心得帖」133箇条に学ぶ」という記事。この「ホステス心得帖」というのは、北新地社交料飲協会の初代理事長が1980年に作成されたもので、文字通り、ホステスのおもてなしをまとめたもの。今回の週刊ポストの企画は、この内容の多くはホステスに止まらず、様々な方に有効であるというものだったのですが、確かにそのとおりでした。夜の世界でなくとも通用するものをいくつかピックアップしてご紹介しましょう。
・約束した事は、どんな些細な事でも必ず守ること。特に時間は厳重に守ること。気まぐれは厳禁。
・自分のセールスポイントは何か、よく心得ておくこと。何もなければ月給泥棒である。
・ホステスは、お金を貰っているプロであることを忘れないこと。プロとは、甘えを許されない人種である。
・ウェイターなど、裏方の人たちに威張らないこと。人間は、自分より立場の弱い人に対する態度で、その人の値打ちが決まる。
・貴方が40歳になった時どうしているか、想像してみること。そして、その時のための準備を、今から心掛けておくこと。誰の力も借りずにすることも大事。多分、誰も助けてくれないだろうから。

 この「ホステス心得帖」は以下からダウンロードもできます。一部の内容は人事制度や社員教育にも活用できるものとなっていますので、是非ご覧ください。今春入社の新入社員への教育や訓示にも使えそうです。
http://www.kita-shinchi.org/new/hostess.html

上司から信頼される部下の要件 それは実に簡単なことだった 人事コンサルタントとしてもう20年近く、企業の人事制度構築の支援を行っている訳ですが、人事評価制度を整備する際には等級毎に社員に期待する役割や能力、行動などを抽出するステップが欠かせません。正確に数えたことはありませんが、さすがに20年もやっているとかなりの数の企業でそのお手伝いをしてきました。

 若手社員ですと、挨拶や身だしなみといった基本的なビジネスマナーに関する事項や仕事を覚えようとする積極的な姿勢などを評価しようとする例が一般的であり、このクラスにおいてはあまり企業間の意識の差はないように感じています。いつかこうしたコンサルティングで感じている企業の人事のマインドを、反対側にある社員の側から見て、会社に求められる人材像に関する本でも書いてみようかと思っていますが、今日はそのサワリになるような内容を取り上げたいと思います。

 一般的に、若手社員は「こんな仕事がしたい」という希望を持っていることが通常です。新入社員の頃の私はそれが明確過ぎて、たぶん相当面倒な新入社員だったと思いますが、そうした状況であるにも関わらず、上司はなかなか希望する仕事を与えてくれず、不満に思っている人も多いのではないでしょうか。同期の○○は自分の希望が叶えられているのに、うちの上司はなぜいつまでも下働きばかりさせるのか。うちの上司は人材活用が下手だ!そんな愚痴が聞こえて来るようです。

 それではどうすれば上司の信頼を受け、自分がやりたいと思っている仕事を任せてもらうことができるのでしょうか?私の人事コンサルタント、そして会社における上司という立場からすれば、仕事を依頼した際に中間報告を欠かさず、「あれはどうなった?」と聞かずとも、その仕事をきっちりやり遂げてくれているかどうか。その小さな実績の積み重ねがポイントであると考えています。若手社員の中には、自分のやりたい仕事をするために、その分野の勉強をしたりして積極的にアピールをするような人もいるでしょう。もちろん、それはそれで重要なことですが、より根源的に重要なのは「あいつであれば仕事を任せても安心だ」という信頼感が積み上げられているかどうかなのです。

 「○○の資料を用意しておいて」「○○について調べてまとめておいて」。場合によっては「みんなの予定を確認し、忘年会の日程を調整して会場を手配しておいて」なんていうこともあるかも知れません。こういった小さな仕事であってもきちんとやり遂げる。また問題が発生した場合にはそれを隠さず、少しでも早い段階で相談する。こうした基本行動の積み重ねが、信頼感の醸成に繋がり、結果的に「今回はあいつに仕事を任せてみようか」という判断に至るのです。

 上司との関係に悩んでいる方は、こうした基本行動について不十分な点がないか、省みては如何でしょうか?

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