電通事件 先日、電通の過労うつ自殺の事件は大きくマスコミにも取り上げられました。電通といえば、2000年3月24日に最高裁の判決が言い渡された電通事件が思い出されます。この事件は過労うつ自殺に関するリーディングケースであり、企業の過重労働対策、安全配慮義務についての議論を大きく進めたものであり、実務家であれば誰もが知っている有名な裁判例となっています。それだけに多くのみなさんは「また電通か」と思ったのではないでしょうか?

 この電通事件に関しては、原告代理人弁護士が事件の詳細を記した「ドキュメント「自殺過労死」裁判―24歳夏 アドマンの訣別」という書籍が出版されています。既に絶版になっており、今回の事件を受けてか、ネット書店ではかなり高い値段で取引されていますが、もし機会があればお読みいただくとよいと思います。もしかすると図書館などで借りることができるかも知れません。私も久し振りに手にとってみようかと思っています。
ドキュメント「自殺過労死」裁判―24歳夏 アドマンの訣別
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478160171/roumucom-22

参考リンク
厚生労働省 こころの耳「長時間労働の結果うつ病にかかり自殺したケースの裁判事例(電通事件)」
https://kokoro.mhlw.go.jp/case/634/