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カテゴリ: 近況

協業 先日、ある業界の会合の懇親会に参加した際、ある上場企業の会長の方が「我々の業界もこれからの大変革期を前に、競業(competition)ではなく、協業(cooperation)が重要になっていく」という挨拶をされていました。

 この会合にはその業界のメインプレイヤーが勢揃いという状況でしたが、問題が様々に絡み合い、また専門性も高まっているいまの時代においては本当に「競業」という関係で切磋琢磨するだけでなく、「協業」すべき分野では積極的に協業を行い、より高いレベルでのソリューションを提供していかなければならない時代になっていると感じています。

 我々、社会保険労務士の業界は扱い分野が非常に広範に亘っており、すべての分野でトップレベルの回答を出すことができる人材など存在しません。中小企業のお客様に対応する際には特にある程度オールラウンダーである必要があるのは間違いありませんが、先日のブログ記事でも書いたように、単なる知識レベルであれば、専門家の存在価値は既に低下しており、その多くはGoogleで解決する時代になっています。

 こうした環境変化に対応するためには、まずはどんな狭い分野でもよいので地域ナンバーワンの専門分野を持ち、それを社会に発信していくことが必要と考えています。そして自分が弱い分野については無理に自分で解決しようとするのではなく、積極的にプロと協業すること。当社でもいくつか苦手分野や手掛けないと決めている分野があり、そのような分野については信頼できる外部の社労士に仕事をお願いしていますが、結果的にはその方がお客様のためになることが多いと感じています。

 今回は私の業界を例にあげましたが、この傾向はすべての業界で起きていることだと思います。自分の専門性を磨くと共に、安心して協業することができる各分野のプロフェッショナルとの関係を多く持つことが、結果的には自分自身の市場価値を高めていくことになるのではないでしょうか。

愛知県社会保険労務士会 愛知県社会保険労務士会の会報「SR Bridge」の2019年4月号に「ポスト50周年 変化と環境適応が求められる勝負の数年間に」というコラムを寄稿しました。各地の社労士会の研修等でいつもお話ししている内容のコアの部分だけをまとめた形になります。

 愛知県社会保険労務士会会員のみなさんは是非ご覧ください。

50th

 この画像は、全国社会保険労務士会連合会が社労士制度創設50周年に合わせて行った日本経済新聞の一面広告の際に作成したもの。私も広報委員として多少関わったので思い入れがありますが、改めて社会保険労務士のスタンスを表していると実感します。

 我々は、人を大切にする企業づくりを支援することを通じて、人を大切にする社会の実現に貢献したいと考えています。

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