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熱中症に気をつけてね(真夏の撮影対策)

カメラの話でなくて、大変恐縮ですが…
今回は熱中症の話。

カメラに関して素人な素人モデルさんは、夏→炎天下→明るい→今こそいい写真が撮れる!(本当は曇天が最高なのに)と思っているようで、実はこの時期素人さんからの依頼で、屋外ポートレート撮影の依頼が増えます。

確かに、暑くて辛い撮影になりますが、抜けるような青い空や海岸や水着やボディーラインの出やすい薄手の服装や、木々の緑など、メリットも大きい夏場の撮影です。 

だからこそ、普段ポートレート写真を公開して「おっちゃんこに負けずに撮ってやろう!」と思ってくれているカメラマンに、モデルさんを守る為にもこんな話題も必要かな? と思って、ちょっと以前の本業で培った経験と知識をもとに、みんなの役に立つ事を書いてみます。
 
先日、以前の職場(救急指定病院 医事課)から聞いたのですが、モデルさんが熱中症になってカメラマンが応急処置を知らなかったので重症になってしまった。という話がありました。

 
熱中症の予防◆ 

水分をこまめに補給する。 
塩分も同時に必ず補給する。(塩飴が最適) 
涼しい避難場所(クーラーのある所)を確保して撮影する 
無理をしない、むしろ軟弱な位が一番安全 
★念の為保険証は持ち歩きましょう。 
(緊急連絡先と自分の携帯にアドレス登録したり、そんな事を書いたカードを持つのもGOOD。ただしカメラマンは赤の他人ですので、それを渡すのはNGです。) 
★レフ板や影取り(ディフューザー)であおいでもいいし、扇子を持って行くのもGood。とにかく暑さ対策。 
★炎天下、下からレフ板を使う場合は、モデルの体調に気を使い短時間で終わらせる。 
★睡眠不足は一番ヤバイ。撮影前夜は十分な睡眠を(お肌にも影響しますしね) 

で…ペットボトル飲料はたいていどこでも自販機で入手出来るので、僕はこの時期の撮影には必ず塩飴」、もしくはそれに類する「塩分補給の出来る飴」を携帯しています。


塩飴、マジで効きます!



摂取していない奴がバタバタ倒れる中、塩飴摂取している奴だけ作業を続けている現場を何度も見ています。
(あまり美味しくはないけどね)
 

◆熱中症の症状◆(以下2005年度改訂上級救命講習テキストより)  

★手足の筋肉に傷みを訴えたり、筋肉が勝手に硬直したりすることが最初の症状になることもある。 
★次第に具合が悪くなって体がだるいと訴えたり、気分が悪くなり吐き気がしたり、頭痛やめまいが生じることもある。 
★立ちくらみや頭がボーッとして注意力が散漫になるのも典型的な症状である。 
★意味不明な言動がみられれば危険な状態である 

◆熱中症の応急手当◆ 

★涼しい環境に避難させる。 
◎風通しのよい日陰やクーラーが効いてる室内などが適している。 
★衣服を脱がせ、体を冷やす。 
涼しい場所に移動したら、体から熱を奪うためにうちわや扇風機で風をあてることが一番効果的である。 
◎風があたるように衣服を脱がせ皮膚を露出し、あまり汗をかいていないようであれば、皮膚に水をかけて濡らしてから風をあてる必要がある。このとき、氷水をかけるよりもぬるい水をかけてから風をあてる方が効果的である。 
◎氷嚢などが準備できていれば、首、脇の下、太ももの付け根などにあてるとよい 
 
参考(熱中症の応急手当) 
http://www.heat.gr.jp/care/index.html 
発症後20分以内の手当てが重要です。 

応急手当ですが、一人で全てやるのは、かなりシンドイです。 
付近の人に助けを求めましょう。 
「誰か〜誰かいませんか〜人が倒れました〜」と大声で呼んで、来た人に「お医者さんか看護婦さんいらっしゃいますか?」と聞きましょう。 

複数人いれば救急車の現場への誘導や、人壁でプライバシー保護をしたり、救護に疲れたら交代したり、本当に助かります。 


以上を頭に入れて、素敵な真夏ならではの写真を撮ってください。(^ω^)ノシ 
 


実は、東京消防庁の上級救命講習ってのを受けた事がありまして、これでも私、自動体外式除細動器業務従事者なんですね。
で、普通救命と違って各種応急手当もやるんで、こんな事も書いちゃうんですよw

2011年6月追記
調子に乗って、応急手当普及員の資格撮っちゃいました(・∀・)
これで、普通救命講習以下の講習で指導できます(*゚▽゚*)



しかも、講習受けただけじゃなくて心肺蘇生も7戦5勝2敗、蘇生率は今のところ7割なんです(笑)
たまたまっすけどね。

ちなみに2敗は、脳溢血で脳幹に内出血が回って心肺停止した患者さんと、どざえもん相手なので、かなり正しい心肺蘇生が出来ていたのかとw

一応、リンクで紹介したHPの中に

意識の無いもしくは、反応が悪い(意識レベルが低い)場合
以下の項目を行います。
A.気道の確保
B.呼吸の確認
C.脈拍の確認

気道を確保した上で、呼吸の確認をする。呼吸が無かったら人工呼吸を行うことになり、また、続いて脈拍の確認を行い、脈拍が非常に弱い、もしくは止まっている際には、心臓マッサージを行という過程です。あわせて、バイタルサイン(意識、呼吸、脈拍、顔色、体温、手足の温度など)のチェックを継続して行うことが必要です。

とありますが、これは救急隊員向けの記載だと思います。

現在の上級救命講習では、素人に脈拍の正しい計測は不可能として、安全確認の後、

1)意識の確認(大丈夫ですか?と肩を叩きながら、徐々に声と力を大きくして3回聞く、この時体をゆすってはいけない)

2)周りに助けを呼ぶ(一人だとキツイです)

3)自発呼吸の有無の確認(口や鼻や胸を見て、口や鼻に耳を当て聞いて、口や鼻に頬を近づけて感じて、合計10秒確認)

普段通りの呼吸なしと判断したら119番通報とAEDを手配し、速やかに心肺蘇生を行います。
(気道確保の後、人工呼吸と心臓マッサージ、心臓マッサージ30拍に対し人工呼吸2回で1set だいたい5setで交代しないとバテる)

また、気道確保された状態で胸骨圧迫法による心臓マッサージを行う場合、肺への空気の出入が多少ある為、人工呼吸は省略しても救命率に差はないと言われています。(0.02%程度の差しかない、もしくはやらない方が高いという話を記憶してます)

なので救急活動従事者は人工呼吸用マウスピースが無い場合感染症によるリスク回避のため人工呼吸を省略する事が多いです。

images (3)

人工呼吸用マウスピース
06
口にぶっ込んで、鼻と口を覆って使う 


リンク先の話は、「明らかな脈が確認出来て、呼吸困難な場合」の話です。(確かに、熱中症だとそうなることもあるけど) 
それだったら人工呼吸は効果あります。
もし、人工呼吸用マウスピースを持っているなら、積極的に人工呼吸してあげましょう。
(んなもん、カメラマンが持っているかい!…俺は持っているけどw) 
 
人工呼吸法には、マウス トゥ マウス以外にも こんな方法もあります。

・口対鼻人工呼吸法
口と口をつけることに抵抗のある場合には、鼻から呼気を吹き込むとよいでしょう。一方の手を前額部において頭部後屈をおこない、他方の手で頤部を押し上げるようにして固く口を閉じます。鼻から吹き込んだ呼気が口から漏れないためです。救助者は深呼吸して、患者の鼻を取り囲むように口をかぶせて呼気を吹き込みます。吹き込みの要領は口対口法と同様で、吹き込みが終われば頭部後屈あご先挙上法で気道を確保します。 

ようは、鼻に空気ぶち込むんですわ。

あと記憶では(やったことないけど)横隔膜刺激法みたいなのを聞いたことがあるけど、今じゃ有効性の問題なのか?内蔵破裂の危険からか?どこにも資料が載ってません。(つまり、やるな!ということ)

昔、学生時代に水泳をやっていてシーズン前に必ず消防庁の講習を受けていたのですが、その時に聞いたような気がする。(でもやらないでね)

まぁ、私服ポートレートを希望するウブな若い女の子に「感染症の疑いがあるので人工呼吸しませんでした」なんて、後で親御さんが聞いたら激怒されるから、無理矢理でも口対口でやっといた方がいいと思うよ(笑) 
 
モデルやる以上、たいてい人並み以上に可愛い子のハズなんだからw 

心配だったら、これ買っとけ!

人工呼吸用マウスピース
 


こっちの方がケース付きで携帯で便利
人工呼吸時の感染予防対策に 「インフルエンザA型(H1N1)」感染予防にもキューマスクf(エフ) 人工呼吸用携帯マスク 


って、俺は何を勧めているんだか?(笑)

えっ? カメラマンの熱中症対策?

これで充分だろ!

ってか、首にタオル巻いとけばいいんじゃね?と思うけどね。 (・ω・)

まぁ、とにかくモデルを熱中症にさせるなんて、ポートレートカメラマン失格ですわ! ピントと絞りとSSとISOしか見てねぇだろ! 表情大事なポートレートなんだから、モデルさんの体調にも気を使おう!

と、やっとカメラマンのブログらしい事言えましたw 

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1. 東京都の震災対応、これからの対応  [ 連れ込むな! 私は急に 泊まれない ]   2011年04月07日 19:42
色々ネットでは言われ無き悪口を浴びる事の多い石原都知事ですが、震災という有事対応は流石でしたね。原発への対応、被災地への対応、千葉のコンビナート火災への対応、全て先手を打てていたと思います。
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