約2ヶ月の習熟訓練を経て、ようやくEOS Rを仕事で使ったよ(・∀・)
2ヶ月もの練習で気付かなかった事が、2日間の実戦で気付く事もある。
今回は、そんなお話。


相変わらずLIVEイベントの動画を撮っている訳ですが…
今回は、少し照明規模の小さな会場。
お客様も100名程度(座席数)の規模。
渋谷の7th FLOORという会場です。

4K動画撮影で、ISO 3200 SS1/50 F4 Canon log
これで少し露出が足りない程度の明るさでした。

5D2時代では、ノイズ出まくりだったのが、EOS Rでは随分ノイズが抑えられてます。
とは言え…
高感度は高感度なんだよなぁ…
後からカラコレしようとすると、すぐ破綻する。(´・ω・`)

次回以降は、F2.8まで開けられる明るいレンズで露出を稼いで、ISOをこれ以上あげることなく、編集時に手を入れる工程を1つ少なくしてやろうと思います。

今回、満員御礼。
つまり撮影スペースはすごく狭い(´・ω・`)
1脚スペースで精一杯。

そんな中で出来ることは僅か…
となると、何か工夫したくなるもんです。
1日ならまだしも、2days!つまり2日間、同じ会場、同じ場所、同じ環境、同じ光量で撮るわけで…
初日は実戦初投入って事もあって、おとなしく保守的に撮ってましたけど…
(それでも想定外トラブルはあって、その対処も大事)
2日目は、流石にウズウズしてきまして…(;´∀`)

アレコレやり出すわけです(ΦωΦ)フフフ…

意図的なピンボケ状態から録画スタートして、イントロを経て歌い出しでジャスピンさせる「フォーカスイン」

初日もやっていた技ですが…

10日前(正確にはLIVEの11日前)に公開され実装された、EOS Rファームウエア Version 1.2.0 こいつから可能になったサーボ時の瞳AF。
(正直、直近過ぎてFWアップデートしたものの、新機能なんて練習する暇なかった)

「瞳AF、AFフレームサイズ「小」で動画サーボAFができるようになります。(動画撮影時)」

こいつを曲間のMC(MCは撮影しない)の時にいじっていたんですよ(・∀・)
どのくらい追いかけるのか?とか
MFでもフォーカスアシストガイドのターゲット追跡に使えるじゃん!とか
ピンボケでも追いかけるだろう(そりゃそうだw)けど、どのくらいピンボケでも追うのかな?とか


そしたら、ステージ後方にあるアンプか何かのLED光の点光源が、思いっきり前ピン(通常フォーカスインで使う範囲よりもっと前ピン)に持っていくと、綺麗な丸ボケ(玉ボケ)になる事に気が付いて…
でも、そこまで行くと被写体もオレンジ色の丸ボケになってしまい、フォーカス対象を指定してフォーカスアシストを使うのが難しくなるわけです。(´・ω・`)

ジャスピンは肖像権の都合上載せられないけど、MF動画撮影のフォーカスインの過程で、フォーカスガイドのターゲットが被写体の瞳の位置(瞳AF)を追い続け、ジャスピンからどのくらい前ピンか教えてくれるので、大胆な前ボケから撮影スタート、イントロで大胆にピントリングを回し、歌い出しでピタッと合焦出来る。

デュアルピクセルフォーカスガイド
デュアルピクセルフォーカスガイド
ボケの方向性も大事ですが、あとどのくらいで合焦か?
その目安が分かるだけでも助かるものです(・∀・)

feature-movie-manual-focus

以下、4K動画ソースから静止画を起こしただけのCanon Log映像の素の画像ですが…

929A0495_0114
丸ボケが最大になる前ピン状態
この状態でも瞳AF機能を用いたフォーカスアシストのターゲットは
被写体の瞳の位置を教えてくれた。
「ここに人がいて、瞳はこの辺ですよー」ってターゲットが追い続けてくれる。

なので、合焦した時の構図を無視して、丸ボケが綺麗に映える構図でスタート
ピンが合っていくに従って、合焦した時の構図にカメラを振ってやっても
ちゃんとターゲットは瞳を追いかけている訳よ(・∀・)

929A0495_0356
ピントリングを回しながら、
丸ボケを小さくしていく
(この状態だって、普段、フォーカスインで使う範囲を超えている…)
この辺から、合焦した時の構図へジワリとパン・チルトさせる。

929A0495_0406
ここまで来ると、何を写しているか分かるでしょw
普段、フォーカスインで使うのは、ここらへんからジャスピンまでの間。
(通常は手前の障害物にピンを合わせて、タイミングを見て被写体に合わせるので)

ジャスピンは肖像権の問題から載せられませんが
キチンとピンが来てました(・∀・)


とは言え、2Daysワンマンの2日目の撮影中に気付いた使い方(玉ボケと瞳AFを活用したフォーカスイン)で、この使い方の習熟訓練なんてしてなかったので、歌い出しでピタリと合焦した曲は僅か(;´∀`)

ここまで前ピンにすると、思ったよりもグルリとピントリングを回さにゃならんので、その時間配分の見極めと、フォーカスガイドが示すズレをピタリと行き過ぎて後ピンまでいかないように合焦まで持っていく塩梅、これがまだ身に付いていない(;^ω^)思いつきでやったから仕方ないw


正確に言えば、ピンぼけからのフォーカスインは5D2でも散々使った技なので、EOS Rでも練習してたんだけど、ちょっとズラし程度(編集で行うブラーインみたいな状態)からの合焦の練習で、ここまで大胆にボケさせてからの合焦が初めてだったのと、その状況でもフォーカスガイドターゲットが被写体の瞳を追っていたという点が、現場で気付いた点なのよ(・∀・)

ピントを合わせる為の機能なんだから、ピンボケ状態で追跡出来なきゃ意味ないから、出来て当たり前なのかもしれんがw(;^ω^)

もちろん、超ボケボケ状態からAFをONにしても同様の事が出来るので、MCの時に試したんだけど、合焦していく過程が不自然だったので、やはりこれはMFで人間の感性に頼ってやるべし!と思ったのよ(・∀・)


AFに任せて動画を撮る分には、大して変わらんのだけど…
MFでピント合わせ等を映像表現に入れる場合、ピーキング(コントラストAFを使った補助)だけを頼りにピンを持っていくのは難儀で、位相差によるガイドがあるととても助かる。
(特に老眼が進んだ俺にとって)



ということで、先日の撮影で発見したEOS Rの新FWによる撮影方法に気付いた俺は、「動画撮る人ならα7シリーズに魅力があるけどね」という部分まで覆り…
ISO 100の写真の綺麗さ(これはこれで重要だけど)以外、SONYのα7/9シリーズに魅力を感じなくなった訳で…
(もとからUIやフィット感やボタン配置で見捨ててたけど…あくまで個人の感想です)


まぁ、ソニーはもともとプロユーザーが少なく、その蓄積も浅い中で、これだけの機種を出せた事は凄いわけで…(;´∀`)
しかも発売時期が遅いほど、新機能なり使い勝手なり考えられた機種が発売されるので、発売時期が異なるカメラを比較するのも酷ではあるが…


スペックシートに現れない・スペックシートからは読み取れない良さ、これらが大きな差になると思います。
またファームウェアの更新で、更に機能調整が出来るなら、もっともっと良くなっていくことでしょう(・∀・)


もしデュアルピクセルCMOSによる位相差AFじゃなくても、この距離を表示させたフォーカスアシストが実装出来るなら、ソニーは直ぐにでも真似した方がいいよ。
本当にコレは助かる機能です(・∀・)
正直、動物の瞳なんぞを追いかけている場合じゃないからw
(そんな小技、すぐキャノンにも実装されるから)
とんでもない所で差を付けられたぞ( ー`дー´)


考えてみれば、5D2の実戦初投入もLIVE撮影だったなw
(しかも同じアーティスト)

追記ですが…
老眼の方に質問、
「遠近両用メガネって、撮影用は上が老眼鏡で下が矯正視力用の方が使いやすくありません?」
(・∀・)?