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もう蕾が手に入らん!
って事で、これにて今年のソメイヨシノ開花タイムラプス撮影は終了(`・ω・´)ゞ





1コマ目と2092コマ目
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Top光だけでなく右手前上方からの光で、花弁に陰影が薄く出せた(^ω^)

撮影概図
撮影図
Top&Sideを6000K Ra80で整え、背景トレペに3000K Ra80を当てた。


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これらは既に次の撮影の風景だけど、LED電球以外はセッティングは同じ
Shooting settings

Canon EOS R
EF24-105mm f/4L IS USM 105mm
M-mode F10 SS 0.4" ISO 100

Timelapse Interval 60" Bulb 1"
Start shooting 2024/04/04 04:09:54
End of shooting 2024/04/05 15:38:50
Total number of shots 2098

Light source
60-Watt Equivalent LED Bulbs
(Top 6000K 810lm Ra80)
40-Watt Equivalent LED Bulbs
(Side 6000K 485lm Ra80)
40-Watt Equivalent LED Bulbs
(Background 3000K 485lm Ra80)
Fluorescent
(My room light 3500K)

White balance
5150K Tint M+21

Spyder CHECKR24
White box(PHOTO CUBE Pro)

Air conditioner settings
Temperature 15〜25℃
Humidity 60〜75%
もちろん、演色性の低いRa80のLEDなんでホワイトバランス・カラーチャートはしっかり取った。
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そして、撮影に使った花枝達は…と言うと…捨てたりせず、挿し枝を試みている。
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ちなみに、上2つは前回のブログ記事に書いた桜桃(サクランボ)の開花タイムラプスで使った枝で、見事若芽が出ているので、おそらく根付いたのであろう(・∀・)

来年、こいつらが花を咲かせてくれるなら、ミニ盆栽の開花タイムラプスを撮ってやろう(^ω^)


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撮影場所は4畳半の私の汚ねぇ部屋w


今年の開花タイムラプスは去年に比べ、かなりクオリティUPしたものが撮れたので、工夫して良かった点をまとめとく。

★撮影ボックス内で撮影した。
これは去年後半から使い始めたんだけど、被写体の各部位の色温度が安定して良かった。
使っているのはPHOTO CUBE Pro(900×900×700)なんだけど、透過式の弱点は環境光を拾ってしまう点。屋外からの光は雨戸を閉めて遮蔽したけど、仕事で使っている部屋なので、室内灯(蛍光灯3500K)の影響は受けてしまう。なので後述するカラーチャート・カラーチェッカーによる補正は必須。
遮蔽式が最近多く出回っている。環境光の影響を受けない点は大きなメリットだけど、多数のビーズ式LEDのせいで陰影が不自然でコントロールしにくく、長時間発光可能か?という問題がある。多くの撮影用LEDは7時間も発光すると熱暴走で落ちてしまったり、排熱不良で火災の危険もある。

個人的には透過式を使い続ける予定。(他の撮影でも使うし、使い勝手が良く表現の幅が広いから)




★家庭用LED電球を使用した。
長時間(60〜72時間点灯)撮影なので、撮影用LED機材の中には熱暴走するモノもある(実際、手持ちのLEDライトは7時間も保たずに熱で落ちた)だろうし、それを見極める機材選びと失敗によるロスはデカすぎるので…60時間程度の連続発光が出来なきゃクレームが出る家庭用LED電球を使う事にした。
ダイソーの300円LED電球で照明を組んだ。(200円のヤツはエアコンのノイズを拾って使い物にならなかった)
安くて助かるわぁ…演色性が悪いので必ずカラーチャート撮ったけどね(`・ω・´)



ちなみに今持っている
ダイソーの300円LED電球のラインナップは(色温度は推定値)
●100-Watt Equivalent LED Bulbs (5000K 1520lm Ra80) 昼白色 ×1
●60-Watt Equivalent LED Bulbs (6000K 810lm Ra80) 昼光色 ×1
●60-Watt Equivalent LED Bulbs (3000K 810lm Ra80) 電球色 ×2
●40-Watt Equivalent LED Bulbs (6000K 485lm Ra80) 昼光色 ×2
●40-Watt Equivalent LED Bulbs (3000K 485lm Ra80) 電球色 ×1
7つに増えてしまったw

ソケットは3つあるので、これらの組み合わせの3灯体制で青バックや赤バックや白バックを使い分けて行く。







★黒バックの際にハレ切りする事で、より背景を安定的に黒く出来た。
これは料理撮影で湯気を撮る時に使うテクの応用。ちょっと影を落としてやるだけで格段に違ってくるので、それを応用した。(^ω^)

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★生け花の技術を採用し、剣山&延命剤を導入した。
花瓶の制約から開放され自由な角度で枝を配置出来るようになった。あと延命剤のおかげで花持ちが大幅に向上し、花枯れによる失敗がなくなった。(撮影中は水の交換が不可能なので延命剤は大事)
当初、砂糖水とキッチンハイターで延命剤を自作してたんだけど塩素量の調整が難しいのと、製品版が圧倒的に優れている事に気が付いて買うことにした。
メネデールは開花促進として入れている。撮影後、挿し木の成功率を上げるのにも使っているw

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剣山は結局、大きいのを買う羽目になった。
画角105mmでも、大角薄型(84×63mm)が必要







★タイムラプスインターバル
これはいまだに試行錯誤しているが…1分59.94fps動画を狙うなら、2月3月の寒い時期に咲く花の動きは鈍いので、インターバルは1分にして60時間以上の撮影が必要だろう。4月の暖かい時期の花や枝物(梅・桃)ではなく草物(菜の花など)になると、動きが活発になってくるので状況によって30秒のインターバルで撮った方が良い事もある。
桜は微妙で、蕾が固い時期の桜から撮るならインターバル1分、蕾が分化して開花直前から撮るなら30秒というのが今の所の所感。




★三脚ではなく撮影台にクランプとアームを固定してカメラを固定する。
これも今年からやって良かった事。
マクロタイムラプス撮影中、どうせ近くを人が歩いて揺れるなら、カメラと被写体の揺れが同期するように一緒に揺らした方が撮影への影響が少ないという事。
尚、マクロ撮影だがマクロスライダー等は使用せず、レンズを最短撮影距離に設定し被写体の方を前後に移動してピント調整を行っている。なぜなら背景はボケるべきもので、マクロスライダーなぞ使うメリットがないから。

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★その他
細々した点だと、撮影前に霧吹きで蕾に水分を与える。
撮影中の室温は高い方が良いが、それより湿度が大事で、可能な限り上げる(60%以上)
(4畳半の狭い部屋なのでエアコンの効きは良いが湿度が落ちやすいので加湿に注力した)
切花の基本だが、斜め切り・十字割りはカッターで丁寧にキチンとやる。(この辺はフラワーアレンジメントのHPを参照の事)
生ける前に水で花枝を洗い殺虫剤をかけて余計な虫を排除しておく。(去年、このお邪魔虫に邪魔されたわぁ)




気付いたら追記するけど、こんな感じですかね。(^ω^)