ブラウスの胸元はパラダイス(C型肝炎編)

昭和63年この当時はまだ非A非B型肝炎ウイルスと呼ばれていた悪魔のウイルスに手術の輸血から感染したワシ。その感染から治療までの足取りをワシを取り巻く心の変化や断酒と挫折、同時期に増悪中だった腎臓病の進行などを追って綴って集めたブラウスの胸元はパラダイス外伝。

~本編2016年(平成28年)11月7日記事より~


皆さんの地域では秋祭りはもう終わりましたか? 

町内会の青年部が(言うてもジジイ)町内会費を集めに来たねんけど

町内会に入ってないけえカネは払えませんって追い返したところ

ワシの家の前だけ祭のしめ縄を張らない村八分を実行されたワシです 


ええねん 


もともとワシはここの土地の人間じゃないけえも村八分にされても悲しくないし

それよりあのしめ縄って祭が終わったら個々の家で外さなアカンのやで。


それもあってか


ウチの向かいの家なんて高齢者が住んでるもんやから祭が終わっても縄を外せず

そのうち雨が降って白い紙で出来た稲妻みたいなのが道路に落ちて汚いのなんの。


結局


その落ちた稲妻を掃除したのはしめ縄を張られんかった我が家の母上じゃったし

その家の縄を外したのは訪問介護のスタッフなんじゃけえワケ分からんで

そういう最後の後始末までやっての町内会青年部ならワシも支持をしたねんけど

縄だけ張っといて後は知りませんってんじゃあ迷惑を喰らった家としては支持出来んで。


それに


町内会に入ったら読みもせん回覧板が回って来るのが結構面倒臭くない?

お役立ち情報でも載ってんならまだしも目を通したくなるような記事すら無いのに

わざわざ確認印を押印して次の家に回さなアカンなんてホント無駄な仕事やん


大丈夫よ


ご近所の人間関係なんて普段から綿密にしてなくても

いざ緊急事態が起きればそれなりに団結するもんじゃけ。


そもそも


日ごろから綿密な付き合いなんかしたらそれこそ揉め事の原因になるし

威圧感や圧迫感でこの地域への居心地が悪くなるだけなんやから

基本的に人間関係なんて深入りせず出来るだけ希薄な方が絶対にええねん


だいたい


踏み込み過ぎたり踏み込ませ過ぎたりする事が近所トラブルの元なんやから

小さな親切大きなお世話の精神で上手に世渡りする方が賢い選択や思うで( ̄▽ ̄)r

無用な争い事は極力避けてこそ快適な人生が歩めるってもんやからね


せやから


ワシは透析クリニックでもスタッフさんには挨拶するけど患者には挨拶せんねん。

ああいうトコで親しくなっても面倒くさい人減関係が出来上がってしまうだけやし

その人間関係が原因でクリニックを去らなアカンなったりしたらバカらしいけえのう


という事で


本日は先月の消化器内科の血液検査から結果報告を致します

健常者はコレを見てこうなっても生きられるんだという安堵感を

そして同業者は自身の結果と比べて優越感に浸るなどして活用して下さい


採血日は平成28年10月18日(水)の透析の中一日明け午前。


総蛋白 (基準値6.5~8) 6.6
アルブミン (基準値3.7~5.3) 3.4
A/G (基準値1.3~2.3) 1.1 

AST (基準値8~38) 16 
ALT (基準値4~44) 14 
ALP (基準値104~338) 645 
コリンエステラーゼ (基準値185~431) 181 
γ-GTP (基準値16~73) 27
LDH (基準値106~211) 132
総ビリルビン (基準値0.2~1) 0.4
直接ビリルビン (基準値0~0.4) 0.3 

総コレステロール (基準値130~220) 101
HDL-コレステロール (基準値35~85) 28
LDH-コレステロール (基準値70~139) 59
中性脂肪 (基準値36~130) 66

ナトリウム (基準値135~147) 137.8
カリウム (基準値3.6~5) 6.4
クロール (基準値97~108) 100
カルシウム (基準値8.4~10.2) 8.3
無機リン (基準値2.5~4.5) 5.6

尿酸 (基準値3~7) 6.5
尿素窒素 (基準値8~20) 66 
クレアチニン (基準値0.6~1.1) 9.63

血糖 (基準値60~110) 133

白血球数 (基準値3400~9500) 3510
赤血球数 (基準値400~580) 472
ヘモグロビン (基準値13.5~18.3) 12.8
ヘマトクリット (基準値39~53) 39.4
血小板数 (基準値14~38) 17.3


とまぁこんな数値でもこないしてどうにか生きていられるんやから

人間ドックとかの数値が少々基準値をはみ出してるくらいでビビる事はないんで


ほなな







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~本編2016年(平成28年)10月15日記事より~


皆さんは今日も人生を楽しく健やかに生きておりんすか?

HDF透析の補液の量が増量されてちょっぴり嬉しいワシです 


そりゃあ嬉しいがな 


だって補液の量が増えるって事はそれだけ透析の効率がアップするっちゅう事やろ?

もうねぇワシの中に売るほどある毒素をどんどん抜き去って行ってもらいたいのぢゃ。


おっと


残り少ない髪の毛まで抜き去らんでもええけんの 

(誰もそこは触れとらんやろ)


ヒトから言われたら気が悪いけえ先に自分から言うといただけや。

こういうのを先手必勝っちゅうてな

昔よく横山やすしがそうやってタクシーの運ちゃんを殴っとってん 


しかも


その教えは息子の一八にも受け継がれてやっぱり運ちゃんを殴っててね

ここまで来ると教えと言うより遺伝と言った方がええかも知れんのう 

(のっけから分かるヒトにしか分からん話をありがとう)

いえいえどういたしまして 

(ワケ分からん)


さて


今週はペンタゴンとヌーブラを飲み始めて一か月が経ちましたので

投薬後初めてのウイルス量検査を先日受けてまいりました 


HCV-RNA定量の結果ですが


その数値を検査結果表の通りに書くとこんな表記で→<1.2+ L.IU/mg

つまり明美と直美の残党はまだ少しワシの中で隠遁生活をしとるみたい。

さすがにまだ全滅はしとらんかったぜよ 

(別にワシは明美とか直美って名前が好きなワケではないけえの)


まぁねぇ


およそ30年間もワシに飼い慣らされて来とるウイルス連中じゃけえ

アイツらがもしワシに似たんなら間違いなくしつこいやろなぁ。


ほら


ペットは飼い主に似るって昔からよくそう言われて来たやん。

(C型肝炎ウイルスってペットなん?)


そらアンタ


寂しい時に名前を呼べば近くに来て寄り添ってくれたりしてんねんで。

あんな愛しいペットが他に居ようものか 


ただね


アイツらもそこまでじゃったら可愛いペットで済んでてんけど

何やワシの知らんトコでワシの肝臓にガンを作る計画を立てとったみたいで

最初は信じとうなかってんけど段々それがホンマの事やって分かって来てな

それでワシはアイツらを追い出す決心をしたっちゅうワケや 

(およそ30年間も甘やかして放置しとったツケはデカいのう)


しゃあないやろ 


だって以前はカネは無いしインターフェロンは信用出来んし入院しとうなかったし

おまけに腎臓がイカれてリバビリンも使えんなって追い出す手立てが無かったんじゃ


それが


今はペンタゴンとヌーブラを24週間飲むだけっていう治療法が出来て

透析患者でもトライ出来るっていうんだからそれに乗らん手はないやろ。





ひとまず4週間ペンタゴンとヌーブラを飲んだ結果が<1.2+っちゅう事なんやけど

思えばワシが今の透析クリニックに行った初日の採血でのウイルス量は

6.2L.IU/mlって事でまあまあのウイルス量を誇っておって 

それから見れば1.2って言うのは検出下限の値じゃけえ相当減ったのが分かろう 


あとは


このまま残りの20週で残党が白旗を上げて逃げ出してくれるのを祈るだけや。

C肝ちゃん達から見ればワシなんてとんでもない裏切り者なんじゃろうけど

悪い事は言わんけえ君らもオトナになりたまえ。

昨日の友は今日の敵と言ってコレが世の中の常識なんや。

ワシは君らと別れて生き延びる道を選ばせてもらったぜよ。


そういう事じゃけえ


どうか君らもワシの身体以外の安住の地を早く見つけて 

そこで偉大なC肝王国を築いてくれる事を切に願っとるけんの 


というワケで


この度はちょっぴり残念な結果報告となってしまいましたが

服薬期間である24週間が終わる来年の2月半ばには

C肝ちゃんの終息宣言が出来たらいいなと心から思うワシなのでした 

(ほらこのキラキラも以前のような勢いがなくなったろ?


ほなな







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~本編2016年(平成28年)10月5日記事より~


グンモ~ニン 

最近食パンに目玉焼きを乗せて食べる事にハマっているワシです 


コレ名付けてビンボートーストと言いまして 

お金に困っていた時に味のしっかりしたものが食いたい一心でワシが編み出した

いわば苦肉の策の調理パン代用食品なのでありんす


作り方は


先日スーパーで安売りしていた賞味期限ぎりぎりの食パンにマーガリンを塗り

その上にマヨネーズとケチャップも適当にかけちゃいます。


次にフライパンで黄身が半熟の片面焼きの目玉焼きを作り

それをさきほどの食パンの上にのせて電子レンジのトーストモードで焼きます。


するとどうでしょう


こんな安い材料でメッチャ味のしっかりしたトーストが出来上がったではないか 

ワシはこれをお金に困っていた間に何度か朝食で食べました。

おかげでリンの数値が少し高くなっちまいましたけどね 


でも


店でこういう感じの調理パンを買うとリンの含有量はこんなもんじゃなかろ?

原材料にはいくら気が使ってある食品でも保存料や添加物でリンを食らう事になるから

売っている調理パンなんか自然素材とか何とか言ってても案外信用ならんのよ


しかしながら


来る日も来る日も腎臓病のヒトの食事っていう本に載ってるような食事ばかりだと

飽きる以前にその味の分からなさに精神を病んでしまいそうになる為

たまにはポテチとかポップコーンみたいな禁止食品にも手を伸ばしてしまうワケですが


それでも悲しいかな


ワシみたいな透析患者はその菓子袋の裏の栄養成分表示を見て

コレはアレより塩分が少ないからコレにしようみたいな事をやっていて


ちなみに


ポテチならうすしお味よりもコンソメパンチの方が塩分は少ないし

ピザ味とかチーズ絡みのモノは基本的に塩分がかなり多いみたいなんてやってんねんで。


ちなみに


はちみつ味のポップコーンやキャラメルコーンは塩分少な目でナイスです

ただしリンは考えられんほど体内に入ってまいりますけどね 


でもね


リンもそうなんじゃけどとりあえず塩分にだけは気を付けておかないと

例えば同じだけ水を飲んだ時に塩分過多の状態とそうでない時とを比べると

明らかに塩分過多状態の時の方が水の溜まり方(DWの増え方)が大きいねん。


じゃけ


水を少しでも多く飲みたいんじゃったら塩分摂取量を減らさなければならず

と言うか塩分摂取を控えれば水もそんなに欲しくはならないので

そういう意味ではワシらの透析生活を狂わす元凶は塩分って事になるワケや 


んなワケで


今日も朝から食パンに目玉焼きを乗せたビンボーバーガーを食べたワシは

これから総合病院に行ってC肝ウイルスが居るかどうかの検査を受けて来ます 


(そのキラキラはまさか…)


キラキラがC肝ウイルスかどうかは検査してみんと分からんで 

まぁウイルス検査の結果は今日聞けるかどうかってのは分からんけど

出来りゃあ明美も直美居なくなってくれている事を祈りたいもんじゃ。


ほなな







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~本編2016年(平成28年)9月23日記事より~


皆さんは腹の調子はすこぶる良い感じでありんすか? 

あれから腹の調子が全然治らず眠くなると便意に襲われて泣きそうなワシです 


いや~ 


本当はこんなキラキラしたりニヤニヤしとる場合ちゃうねんけど

明るく振舞っていないと心が折れそうになるけえ仕方なく笑っとんねん 


もうねぇ


寝よう思うて電気消して横になったら待ってましたとばかりに便意がやって来てね

それから何度か続けてトイレに行ってたら段々ウンコがシャバシャバになるんじゃけど

そうなった頃にはワシもさすがにくだびれ果てて睡魔に襲われ始めてもうてね

そんな下痢モードになってからもし眠ったらそれはこの世の終わりを意味するじゃろ 


じゃけえ


最近のワシは慢性的な寝不足に陥ってて電車でも透析中でもホンマよう寝とるで

特に透析中は血圧を測りに来られる度に起こされるような状態でそれがウザいの何の 


一応


主治医の女医ちゃんにも消化器内科の女医にもその苦しみを言うたんじゃがねぇ

原因が何なのかが良く分からん下痢に下痢止めは出されんからって

それこそ毒にも薬にもならんような整腸剤しかくれへんのにはまいっちんぐ。

あんなもん飲んでもワシの下痢には火に油を注ぐだけのようなもんじゃっちゅうねん


こうなったら


もうしばらくご飯食べるの止めようかのう。

だってご飯はウンコの素じゃけ。


まぁ
 

ご飯さえ食べんかったら下痢もせんで済むワケじゃけえそう思うんじゃが

ただ便意をやり過ごす為だけに起きてる真夜中の時間ってホント価値も実りも無いし

そのせいで眠いのに寝ちゃあいけんのも拷問を受けとるのと同じくらいキツいけえの


もうねぇ


こんなんしよったら身体が壊れる前に精神を病んでしまうわい

じゃけえとりあえず出るモノを減らす為にもカロリーは維持したまま

全体的な食事量を減らす方向でやってみるのぢゃ。


いずれにしても


これだけ続く下痢なら食あたりって事はあり得んじゃろうし

恐らく今飲んでいる薬のどれかのせいである事は間違いないんじゃが


ただ


ワシがそれの疑いをかけているリオナペンタゴン&ヌーブラ

もしそれが原因だと断定出来たとしてもどちらも服用を中断出来ん薬ゆえ

まずペンタゴン&ヌーブラについては24週間が早く過ぎ去るのを祈るしかないし

リオナを止めたければリンの摂取を極力抑えなアカンのやけど

鉄分の補給の問題があるのでリオナも多分止められへんやろなぁ 


仕方ない。


こうなったらワシの身体が両薬に慣れて拒絶反応が消えるのを祈ろう。

まぁ人間ってどんなに臭い部屋に入れられても終いには鼻が慣れるって言うから

ワシもそんな人間の可能性を信じてとりあえず頑張ってみるのぢゃ 


それはさておき


先日やった例のICG検査の結果が出ましてその報告を受けたのでありんすが

結果は正常値を大きく外れているという悲しい結果となっておりました 


ちなみにICG停滞率は10以下が正常値という事なのでありますが

この度ワシが叩き出した数値は12.0という事で残念ながら肝炎は進行しておりんす。


いくら


ASTやALTやγ-GTPといった肝機能の数値が正常値内に収まっていても

こういう違う切り口の検査をして見ると異常は浮き彫りになるもんなんやなぁ。


まぁ


ワシの場合は重度の脂肪肝がある事からしてそもそも無傷なワケはないねん

にもかかわらずアホみたいにC肝ウイルスを無作為に居住させてたんやから

こりゃあもう肝炎予防の観点から言えばアホの極みとしか言いようがありませぬ。 


そういう意味では


ペンタゴンとヌーブラでもって何が何でもC肝ウイルスを追い出さなアカンのでありんすが

インターフェロン治療でウイルス退治をしてるヒトが味わう強烈な副作用を思えば

ワシが苦しんでいる下痢くらいの事で大騒ぎするのも何か悪いような気がして来るので

やっぱこの治療はツラいけどもう少し耐えて頑張ってみようかなと思います。


まぁ


安眠を妨げられるだけでそれ以外の障害は今んとこ無いワケだから

ウイルスを撲滅させた暁に得るモノの大きさを思えばこの苦難は致し方あるまい。

どうせくぐらなアカン道ならワザワザ避けて通る事もなかろう。


それにしても


下痢やら透析の痒みやらって本来の治療のオマケで苦しむなんてねぇ。

グリコのオマケなら有り難いけどコレは本当に迷惑なオマケやで 


そういやあ


ワシは透析の方もこれまではただの血液透析(HD)だったのでありんすが

次回からついに血液透析濾過(HDF)デビューする事と相成りました~っ 


残念ながら今日は話が長くなってしまいますので

コレについての詳しい事はまた後日にでも書かせて頂きたいと思いますが

ちなみにHDFはもちろんオンラインHDFでありんすからね✨


それにしても


ま~ワシは肝臓やら腎臓やら膵臓やらってホント忙しい病人じゃのう

この調子で行けば死ぬまでに五臓六腑を病気で完全制覇してまうんちゃうか?

そん時はワシの事を病人界の植村直己と呼んで下さいね( ̄▽ ̄)r


ほなな







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~本編2016年(平成28年)9月18日記事より~


それは先日の真夜中の事でありました


最近ずっと腹の調子が不調続きのワシでありんしたが

この時はとうとう眠りに就きかけたまどろみを突き破り


下痢!

下痢下痢下痢下痢下痢!


ああっ腹が痛いっ…


腸の中をギュルギュルと音を立てながら超音速で駆けまわり

直腸に到達して肛門括約筋をぶち破らんとする内容物


下痢!

下痢下痢下痢下痢下痢!


次第に強烈な便意でトイレに駆け込んだにもかかわらず

微量の下痢しか出なくなりそれでも便意は今もなお強く

まるで自分の居場所であるかの如く我が家のトイレを占拠するワシ。


とりあえず


一応の終焉を見たところでパンツを上げてトイレから退散。

腰に力が入らず腑抜けみたいになりながら二階への階段を上ると

部屋へ入るなり力尽きてベッドの上へ倒れ込むワシ。


しかし!


うっ 


また押し寄せて来た

強烈な便意!
 


それはもはや肛門括約筋を

今すぐにでも突破しかねない勢いで

押し寄せる賊のようだ!
 



もっ…もれる! 


ブリッ… 





じゃ 良かった~ 


でもそのせいでウンコと肛門の間に有った

大切な緩衝地帯を失ったではないか!
 


この肛門の穴のすぐ裏側には奴らがいる!

コイツらは力ずくで肛門括約筋の突破を目論んでいるに違いない!


さっきやっとの思いで上がって来た階段を

今度は漏れないように渾身の力で肛門を閉めながら何とか階下まで降り


下痢!

下痢下痢下痢下痢下痢!



と結局ワシは夜が明けるまでこんな事を繰り返したワケであるのだが


それにしても


うっかり眠る事さえも許されないこのひどい下痢って一体なんやねん?

リオナの副作用で出た下痢の時とは明らかに性質が違う。


何かこう


腹の中から内臓が溶けて絞り出されているかのような

或いは悪い毒素が下痢になってトコトンまで排出されようとしてるかのような


…ん?


悪い毒素が排出されてる?


そういえば…



…その頃乙太郎の身体の中では…



空にはヌーブラ型爆撃機が飛び交う荒廃した街並み。

通りのあちこちからペンタゴン銃の音が鳴り響く。

そんな街並みで人目を避けるように物陰に潜む人影が二つ。


「ちくしょう…どうする明美 逃げ道はないよ」

「アタシ達ももう終わりかぁ」


「乙太郎の裏切り者 アタシは許せないよ」

「乙太郎あれだけアタシらと仲良くやってくれていたのにどうして?」


「いたぞ!C肝ウイルス二名発見」


「しまった見つかった!明美!逃げるよ!」

「もうアタシはどうでもよくなった。逃げるなら直美だけ逃げて」

「バカ!アタシらは何が何でも生き延びるんだよ」

「そんで裏切り者の乙太郎を肝臓ガンにしてやるんだ」


「ヌーブラ隊員 こちらペンタゴン」

「ヌーブラです ペンタゴン隊員どうぞ」


「現在C肝2名 胆嚢通りを北上し逃走するものを追尾中」

「そちら方面に待機中のヌーブラ隊員とで挟み撃ちを実行致したく思うのですが」 

「了解!こちら胆嚢通りと膵臓街道の合流地点で待機します」 

 

「ちくしょう!あの五角形の兵隊はしつこいねぇ」

「とりあえず肝臓へ逃げ込んでしまえばしばらくは大丈夫だから」

「うん」 


「あらお姉さん達どちらへいらっしゃるのかな?」


「ヌ…ヌーブラ!?」

「直美!五角形も後ろに追い付いて来たよ!」 


じりじりと二人ににじり寄る二人の兵隊。

吹く風は暑くベタつき二人のウイルスの終わりを告げるかのよう。


「ちくしょう…こうなったら肝臓待機組に連絡して乙太郎の肝細胞を…」

「おっと!悪いが肝臓待機組の方はすでに兵糧攻めにして来た」

「なっ…なんだってぇ!?」

「もう諦めろ 我々に睨まれて生き延びたウイルスはいないんだから」


その頃乙太郎の肝臓内部では


「それにしても兵糧攻めか効果てきめんだったなぁ」

「おかげで俺ら死体処理班は大忙しだぜ」

「あ~もう やってもやってもC肝の死体が流れて来て休む暇もない」

「まぁ俺らも休む暇がなくて大変だけどさぁ 乙太郎はもっと大変だぜ」

「だってこれだけたくさんの廃棄物をひっきりなしに排出しなきゃならんのだからな」

「今頃は漏れる!とかって泡食ってるんじゃねえか?」

「あははははははは可哀想に」


一方胆嚢通りでは


「よし 新たに2名銃殺完了」

「それにしても乙太郎んトコのC肝って本当に一人一人に名前がついてんだなぁ

「コイツらは明美と直美って呼び合ってたな」


「ではヌーブラ隊員 自分は次の任務へ向かうので死体処理をお願いしたい」

「ああ 死体処理班に連絡しておくよ」

「では」

「ペンタゴン隊員お気を付けて」




…そうか



この下痢はワシの中で

ペンタゴンとヌーブラがC肝と

闘っている証じゃったんじゃ!



じゃあ我慢するしかないのう


 


(ええ加減な事を抜かすなヴォケが!) 


 





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