切迫早産入院日記

アラフォーが、地獄のつわり期を乗り切ったと思いきや、切迫早産の危険ありで突如入院となってしまった個人的な日記。

2016年07月

出産日記⑤


「うわー、それ、痛いやつ入れられるんじゃないの?!(吸引分娩)( ゚ω゚;;)
と、ネットでの情報を思い返すが、
もうどうしようもないし、頭ももうろうとしてるし、やるしかないし (ノω`)。

何かを入れられる。
叫ぶ。
男性医師「痛いのはごめんなさい。
わかってるんです。」

そして会陰切開の説明。
もう、早く出してあげたい。
チクッと麻酔。
あとはあまり感じず。
「あと一回いきんだら、終わりだよ!」
の助産師さんの声で、やる気わく。

「フーー…、 …あああ!!  」
で、何かがスポッと抜けた感じに。
もう一回のいきみで、
下半身ごとズボッと抜かれたような感覚と共に、
なんかスキッとする。
「 出た!!! 」と思う。

本格的な陣痛から4時間半。
息子誕生。

しばし、静かでドキッとする。
しばらくして、「フギャ」と、弱いけれども鳴き声。
その後はギャギャと泣く。
良かった。
放心状態。
泣くより、安堵の気もち。

(つづく)


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出産日記④


「 ワー 」を数回繰り返し、
「いきみたい…!!」を初めて感じ、声に出してみる。
(まあ、それがスンナリ通るとは思ってないけど)
「それはお尻?
お腹で思ってる?どっち?」
とか何とか聞かれ。
「そんな細かいことわかるかーーー!!うがーーー!!!( ̄皿 ̄メ」
と心の中で叫ぶ。
でも、意外にも早く
「もう、いきんでいいよ!」とOKが(゜_゜)。

波が来るたびに、絶叫しながらいきみ頑張る。
でも、やっぱり声として発散するんじゃなくて、
お股に集中しないといけない。
痛みでパニックになっているので、どうしても叫ぶ時に上を向いてしまう。
「ここが大事な時だよ!
赤ちゃん心音が下がって苦しいよ!
下向いて、お尻に力入れて、フー!!」
いつの間にか、男性の先生もいる。
「心音が怖ろしいくらいに下がってるんですけど…」
という、助産師さんの声に、ハッと冷静になる。
赤ちゃんに申し訳なく思う。
心を仕切り直す。

そして、陣痛の合間に、
男性の医師から、吸引分娩の説明を受ける。

(つづく)



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出産日記③


内診。「(子宮口の開き)3cmくらい」。
まだまだだ。
それでも、3~4分間隔くらいで陣痛がきてる気がする。
陣痛の波がきたら、「きたーーーー!!!」と言って腰さすりを要求。
子宮も痛むけど、どういう痛みかと言われると、
2日経った今(この日記は出産2日後に書いてました)、
もう説明できないほど、覚えていない。

看護師さん「声出さないで、息を吐く!!
お尻を突き出して、頭じゃなくてお尻に力を入れてごらん。
お腹見て、丸まって、フー!!」。
言われる通り、頑張る。
もう、分娩室は私から使わせてもらってるんだな。
いつの間にか、足カバーされてるもんな。

ここから、一気に子宮口8cmに。
「フー!フー!フー… ワー!!!  」
といきなりでかい声が出る。
自分でもびっくり。
(普段、声を張らない自分なので、
この声のでかさに自分で、冷静に新鮮に驚いている。)
痛みがピークだったのか?
よく覚えていないけど、叫ばないととても耐えられない。

(つづく)


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出産日記②


病院へ着き、分娩室に入る。
日曜日だけど、お産で来ている妊婦さんが、私含めて3人いる。
分娩の進み具合の早い人から分娩室を使うという事で、
少ししたら、部屋を出ることになるかもとの事。

内診。
子宮口、まだ指2本分しか開いていない。
分娩室へ戻って待機。
まだまだ早いかなと思ったけど、実母に電話。

ここから、急に腰が痛み、陣痛が強くなる。
もうれつに腰をさすってもらいたくなり、旦那さんにお願いする。
陣痛の間隔が5分もないくらいで、声が「うううー」と漏れるほど痛い。
「今からそんな痛がってたら、もたないよ。まだまだ~」と助産師さん。
この助産師さん、切迫で入院中に腕をバンバン叩かれた人だ…(-_-メ)
この人が担当するのか…(-_-)?と残念な気持ちに。

10時すぎ頃、実母到着。
旦那さんとバトンタッチで腰さすり。
(私は「夫の出産立ち合い」を希望しなかった。)
どうして、腰をさすってもらうだけで、こんなに楽になるんだろう?
誰も腰をさすってくれる人がいないと、死んでしまいそうなくらい腰が辛い。
「フー!!フー!!」と声を出しながら呼吸。
「そんなに今から力んでたら、体力もたないよ。
力抜いて呼吸して。産む時に力む力が残らないよ」と助産師さんから注意が。
でも、痛みでどうしていいやら。
力を抜くなんてムリ(;´Д`)

(つづく)



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出産日記①


<37w0d>
朝5:30頃、トイレから戻ってベッドに横になった時に、
赤ちゃんがブルン!と動いた後、
「プツッ!」と何かが弾ける感覚がする。
小さな感覚だったため、
そのまま、様子を伺いつつ、携帯をいじる。
破水の兆候はない。
2時間ほど、携帯いじったり、旦那さんと喋ったり。

7:30頃、再びトイレでの帰り道、
チョロロと勝手に流れてくる、お下からの水。
「あれ?これは?でも少なすぎるけど??」(゜_゜)
落ち着け~、といったんベッドに座る。
旦那さんが「どしたん?」と…。
「なんか、今、水が出たような気がする。
…でも、気のせいかも。」
5:30に起こったことも、話す。

「病院、行った方がよくないか?」
「電話だけでもしてみようか~」
ウロウロするうちに、また今度は大目にチョロロ…と生温かい水が。
「あ、これは確実に…(''_'')!!」
心なしか、お腹も少し痛む。

病院へ電話。
入院中、お世話になってた看護婦さんだ。
向こうが気づいてくれたけど、私は声だけでは誰だかわからなかった。
「朝ごはん食べて、8:30に来てください」と。
ワタワタと準備。
大方まとめてあったので助かる。
パンを少しかじる。あまり食べられない。
混乱しているのかも。

(続く)


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