桃園国際空港〜三峡 25km

前々からあたためていた台湾自転車一周を実行に移すときがいよいよきた。箱根ターンパイクヒルクライム後、大阪には戻らず大宮の実家に帰省して、翌日成田から出発。ディレイラーハンガーだけはずして緩衝材で梱包し、輪行袋に入れる。自転車は走っているときが一番強度が高いのでこの方法が飛行機輪行において壊れにくかったりする。なにより短時間で済み、余分な荷物も少なくできる。
約4時間のフライトで桃園国際空港に到着。ペリカン便のカウンターで中華民国自転車協会から借りたGPSを受け取り、Taiwan Mobileのカウンターで10日間のSIMカードをゲット。これでIT自転車旅行の準備が整った。しかし、モバイルWi-FiとiPhoneの連携がなかなかできず、あっという間に日がくれた。しかも自転車では空港の敷地から出れらず、バスでひとまず出ることに。
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いよいよ自転車で台湾を走り出すときがきた。台湾といえばグルメ大国であると同時に世界一の自転車大国でもあり、その代表的なブランドといえばジャイアント。日本から持ってきたのはジャイアントのロードバイク。厳しい山岳コースが待ち受けているので、荷物も極限まで削り、大きめのサドルバックと15リットルのバックパックのみ。
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外は20℃で東京との気温差は15℃。 ちょうどいい気温。しかし、なれない右側通行かつ交通量が多く、運転マナーも悪いので手信号を多用して慎重に走る。昨日のヒルクライムはメカトラで追い込めかなったため、レース後とは思えないほど足はよく動く。街の景色はこんな日本語の看板も目にし、ここは日本かと錯覚するほど。
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途中で巻き寿司やおでんを補給。価格は日本の約半額にもかかわらず、日本と変わらないクオリティで茶碗蒸しもめちゃくちゃうまい。
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今回食べたのはは日本料理だが、中華料理は台湾のレストランが世界一だと個人的には思っている。なぜなら普通思いつくのは中国大陸だが、中国人は台湾人にくらべ貧乏なので、食にお金をあまりかけない。需要が少なければ店側も競争が起きず、味は向上しない。一方台湾は人口当たりのレストランの数が世界一で常に競争にさらされている。移動手段が自転車なので燃料補給は最も大切であり、どうせ食べるなら美味しいものを食べたい。そこで今回は台湾版食べログともいうべきiPeenというサイトで事前に情報を仕入れているので、人気店、有名店を食べ歩くつもりだ。

そんなこんなで本日の目的地、三峡に到着。本日のお宿は750元(約2000円)。宿の主人や娘さんと話したあと、ベットに潜り込んだ。
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明日から中央山脈を縦断する厳しいコースに入って行く。

文責:今井