ホームドア・ホーム柵

2009年11月09日

東京メトロ丸ノ内線のホームドアに車両番号・ドア番号の点字表示

先日、東京メトロ丸ノ内線のホームドアの左側に、車両番号・ドア番号の点字表示があるのに気がつきました。

「霞ヶ関」駅で降りたところで写真を撮りました。

形やデザインは副都心線とほぼ同じようです
(丸ノ内線は他路線との直通運転は行われていません。6両編成なので表示は1通りだけです。)


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表示の左上の部分に、点字が3行あります。




<1行目>
1 ばんせん おぎくぼ ほーめん

<2行目>
4 ごーしゃ 2 ばん どあ

<3行目>
→ せんとー 「1 ごーしゃ」




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以前、副都心線の表示の内容でも触れましたが、ここにも「駅名」の点字表記はありませんでした。



目が見える人がここがなんという駅なのか知りたいときは、ホームの柱や壁などに駅名があちこちにあり、すぐに知ることができますが、視覚障害の全盲の方には、音声以外に駅名を知る手段はありません。

駅名の情報不足を補うためにも、このホームドアの点字の案内表示に、ぜひ「駅名」も付け加えて入れていただきたいと思いました。





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2009年09月26日

傾斜ホームからの車いす転落事故も【ホームドア】設置で防止できる

 9月13日に、東急東横線多摩川駅で車いすの女性が下りホームから線路へ転落して翌日死亡した事故がありましたが、その後、同じ場所で2年前にも付き添いの家族が離れたときに線路に転落して足を骨折する事故があったそうです。
 同じ場所で同じような事故が続いたことで、東急電鉄では緊急に調査をしたところ、7駅でもホームの傾斜で車いすが転落するおそれがあることが分かったというニュースが、今日の読売新聞に掲載されていました。

 駅のホームは通常雨水を排水するために1センチの傾斜があるそうですが、多摩川駅では右にホームがカーブしているため、2.5センチの傾斜があります。
 それで、同じような駅がないかどうか調査結果、1メートルあたり2センチ以上の傾斜のある駅は、東横線の新丸子、中目黒、自由が丘、武蔵小杉と田園都市線の渋谷、鷺沼、長津田の7駅で、さっそく柵を設置するまでガードマンを配置したそうです。

 この事故はずっと気になっていました。付き添いの方が車いすから手を離したという状況がよく理解できなかったので、今日の午後、この7駅のうち、渋谷、鷺沼、自由が丘、多摩川の各駅に行ってみました。




田園都市線渋谷駅ホーム



 田園都市線渋谷駅ホームのエレベーターの前にはガードマンさんが立っていました。ホームが傾斜しているかどうかは目で見ただけではよくわかりませんでしたが、



東急田園都市線・電光掲示板


ホームの上にある電光掲示板には、『車いす、ベビーカー等をご利用のお客様へ ホーム上に傾斜のある箇所がありますのでご注意ください』という文字が流れていました。(「傾斜」の文字だけ赤で)


  

 田園都市線鷺沼駅ホーム(1)



 渋谷から電車に乗り、鷺沼駅で降りました。

 鷺沼駅上りホームには、真新しいエレベーターとガードマンさんがいました。


 通称「バリアフリー新法」=「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」が平成18年12月20日に施行されました
 旧・交通バリアフリー法では、1日の乗降客数が5,000人を超える駅では、2010年度までにエスカレーター、エレベーターの設置が義務付けられましたが、新法では、1日の乗降客数「5000人」の規定はなくなりました。これは、努力義務で、罰則はありません。

 現在、首都圏では急ピッチで駅ホームにエレベーターやエスカレーターの設置工事が進んでいます。

 ここ鷺沼駅ホームのエレベーターの前に立っていたガードマンさんにお話を伺うことができました。

 既存駅に後からエレベーターを設置したため、この駅ホームでは、エレベーターの乗降口がホームから約10センチも高くなっているとのことです。


 (エレベーターの扉が外気に触れる場所では、雨水がエレベーター内に侵入して機械を傷めないためにも、乗降口を高くしてスロープをつけているとも別の方から聞きました。)




田園都市線鷺沼駅ホーム(2)



 鷺沼駅では、島ホームが2つありますが、下りホームのエレベーターの全体をみると、確かに乗降口からかなり下り坂があるのが分かります。(○で囲んだ部分)

 下りホームのエレベーターの乗降口には転落防止柵が完成しているので、ガードマンさんはいません。
 ガードマンは3交代で24時間配置されているということです。

 

 
 
ホームの傾斜の計測


 エレベーター前から、ホームの傾斜を計測した跡が残っていました。




東横線・自由が丘駅ホーム



 その後、自由が丘駅ホームでも、同じようにエレベーターの乗降口はホームより高くなっていて傾斜していました。(○で囲んだ部分)
 これだけ急な傾斜があると、車いすにブレーキがかかっていないまま手を離すと危険です。




 その後、多摩川駅へ行ってみました。


 

東横線・多摩川駅ホームエレベーター


 事故があった東横線にはホームドアはありません。

 エレベーターの左側には柵が設けられてガードマンさんが24時間体制で配置についていました。

 ここで、乗降口を見ていて気がついたことがありました。

 車いすを自力で動かす(電動式が多い)場合はエレベーターの上下ボタンに車いすごと近づきますが、付き添いがいる場合、どこでも(そう!どこでもです)点字ブロックが上下ボタンのそばまで敷かれているので、車いす介助者は点字ブロックからの振動を避けて離れた位置に(ここでは点字ブロックの左側)進めたのだと推測しました。

 実際、どこの駅でも見かける車いすの方は、お一人ですと点字ブロックの上に乗り上げてボタンを押していますが、付き添いの方がある場合は、点字ブロックを避けています。

 そして、付き添いの方は離れた位置に車いすを進め、ブレーキをかけないで手を離してボタンを押すのです。
 これは、ここだけでなく、どこの駅でも日常的にされていることかと想像できます。
 東急電鉄はそのために緊急調査をして、このような危険個所への安全対策をとっているのだと分かりました。



多摩川駅ホームドア


 事故があった東横線ホームの反対側の目黒線には2000年から【ホームドア】が設置されています。

 反対側ホームの東横線はそれから9年たってもホームドアは設置されず、エレベーターが先行してホームに設置されているため2件の事故が起きてしまいました。

 これからも、他の既存駅ホームでは、ホームドアがないままエレベーターを先行設置した場合は、同じような危険個所が生じていくと思われます。
 
 ホームはエレベーターやエスカレーターの設置でますます狭くなっていますが、傾斜まで付けてエレベーターを設置する前に、ぜひ、ホームドア(可動式ホーム柵)の設置を優先していただきたいと強く思いました。


 駅ホームは「命の安全」を第一に考えて。

 

*参考
JR四ツ谷駅ホームの危険・ホーム柵(ホームドア)を早急に!




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2009年07月18日

開通した飛鳥山モノレールにもホームドア(可動式ホーム柵)

飛鳥山モノレール・案内板


7月17日に、北区のJR王子駅前にある飛鳥山公園に、モノレールが開通しました。





飛鳥山モノレール・下の乗り場に到着














(プレスリリースより)
<事前案内>東京一低い山?飛鳥山にらくらく登る!飛鳥山公園にモノレールが走る!
更新日:2009年07月15日


 平成21年7月17日(金曜)から、区立飛鳥山公園でモノレールの運行を開始する。
 同公園は、春の桜とつつじ、初夏のあじさい、秋の紅葉など、四季折々に多くの人に親しまれている。
 モノレールは飛鳥山公園入り口から山頂までを2分で結び、約18mの高低差を解消し、誰もが楽しく登頂できるようになる。
 今後、愛称を広く募集する予定で、飛鳥山の新たな観光スポットとしても期待している。

運行開始日
 平成21年7月17日(金曜)

所在地
 北区王子1-1-3

 (JR王子駅中央口・都電荒川線王子駅前停留所下車徒歩1分、東京メトロ南北線王子駅下車徒歩3分)

運転時間
 午前9時から午後5時まで ※運行当初は午前10時から午後4時まで

走行区間
 飛鳥山公園入り口(JR王子駅中央口を出てすぐ)から飛鳥山山頂まで

運転日
 年中無休

料金
 無料

モノレール概要
 [1]形    式  モノレール (自走式)
 [2]延     長  レール延長48m(傾斜角度24度)
 [3]車     両  16人乗り(W=4.0m、D=1.8m、H=1.9m) いす席6人、立ち席10人
 [4]走 行 区 間  飛鳥山公園入り口〜飛鳥山山頂まで
 [5]走 行 速 度  30m/分(片道2分)
 [6]標 高 差  17.4m
 [7]運 行 方 法  無人運転 (押しボタン運転方式)
 [8]安 全 安 心  防犯カメラ(車内1基、乗り場2基)、インターフォン(車内)
 [9]バリアフリー  車イス・ベビーカーでも利用可
 [10]管 理 人  運転中は常駐する




バリアフリー操作盤

無料の無人運転で、自分で操作盤のボタンを押します。

乗降口や内部は最新型のバリアフリーとなっていました。
・車いす、ベビーカー対応
・触って分かる浮き出ているマーク(「山頂=△」「公園入口=▽」など)
・その下に点字(「うえ」「した」「あけ」「しめ」)
・押したボタンの周囲が光る
などです。

 特に、マークの真下に点字が配置されているのを見かけたのは、ここが初めてです。
 マークを触っても分かりますが、肝心の点字が離れた位置にある場合が多く、中には隣のマークの方が近い位置のものもあります。このように、マークを触った場所で同時に点字を触ることができるデザインは、利用者のことをよく考えているすばらしいものだと思いました。









飛鳥山モノレール・山頂に到着


2分間()の乗車で山頂の駅に到着します。

その間、地元の方と楽しい会話がはずみました!

 『2億5千万円もかけたんだってよ』
 ―へぇ〜、北区が作ったのですか?すごいですね〜。
    北区の住民ではないのですが、ありがたく乗せていただきます―
 『しっかり稼いで(税金を)納めているからね』と胸を張る方も・・・。









飛鳥山モノレール・可動式ホーム柵






下の「公園入口」駅と、上の「山頂」駅には、片側開きの立派なホームドア(可動式ホーム柵)が設置されていました。
線路に転落する危険がないので安心です。









飛鳥山・山頂





桜の名所・癒しの飛鳥山公園の山頂には、都内一低い山の標(標高25、4メートル)と、公共基準点がありました。


2006年までは正確な標高が分からなかったそうですが、測量したところ、ライバルの愛宕山よりも低くく、都内一低い山と分かったそうです。




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2009年05月09日

ソウルでは、今年中に地下鉄全駅にホームドア設置へ

今年中に地下鉄全駅にホームドア設置へ /ソウル


日本のホームドア設置は遅々として進んでいませんが、お隣の韓国では前倒しのスピードアップでホームドアが設置されるというニュースがありました。

鉄道会社まかせの日本と違って、ソウル市が多額の支援をして、すべての地下鉄の駅にホームドアを1年前倒しで2009年中に設置するそうです。


日本でも、人の「命」にかかわるホームドアの設置を鉄道会社まかせにせずに、国や自治体が積極的に支援して、もっと早く設置するようにしてほしいな〜と、このニュースを読んでため息がでました。

日本では、こんなニュースも。

ホーム柵、利用者5000人超の全駅に義務化検討 国交省 


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2009年04月21日

修復された神保町駅と他駅でも剥がされていた点字シート・都営三田線

以前、都営三田線神保町駅のホームドア(ホーム柵)に設置されている、車両番号・ドア番号の案内点字シートが剥がされているのを書きましたが、先日、同じ箇所が修復されているのを確認しました。


悪質なイタズラ(はがされた都営三田線・神保町駅の点字シート)


三田線・神保町(貼り替えられたシート)




東京都交通局の早速の対応で、新たにシートが貼りかえられていました。










ところが、その日、三田線で所用のため春日駅に行くと、またまたここにも剥がされている点字シートを発見しました。




三田線・春日(1)





三田線・春日(2)



斜めに剥がされて、無くなっている部分が大きくあります。


この点字シートはしっかり貼られているので、簡単には剥がすことはできません。
こんなに剥がされるのはどういうことでしょうか?





その後、降車駅の日比谷でホームの端から端まで点字シートを見てみました。


三田線・日比谷(1)



三田線・日比谷(2)


驚きました。

日比谷駅のホーム柵だけでも、5、6箇所に、このような角が剥がされている点字シートがありました。

都営地下鉄のホーム柵には、このシートの他にも、様々な注意のシートが貼られていますが、なぜか点字シートだけが剥がそうとされていました。

これは、「悪意のある」というよりも、マニアによるものかもしれません。






同じように点字シートが大量に剥がされたつくばエクスプレスでは、


つくばエクスプレス・点字シート


このような文言が、

【このシールは目の不自由な方の大切なご案内です。
   はがしたり破ったりしないてください。
※故意に破損すると建造物等損壊罪になります。】

一番上の目立つ場所にあります。

そのためか、これまでに剥がされているのはありません。



視覚障害者の方にとっては、今までそこにあったはずの点字シートが無くなっていたら、自分が降りた場所がホームのどの辺の位置か分からず、ホームドアで転落の危険はなくても、階段や改札へ移動する方向が分からなくなります。

点字シートは皆で大切にしたいものです。






ouensitemasu at 17:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!