切磋琢磨

扇建築工房の日常。


同業の方がみえたり、学生の頃の建築学科の仲間がきてくれたりすると、近くにいい建物ある?って話になるんですね。
そういうときに決まって言う有名王道なところはあるわけなんですが、それには入ってないけれど実はとても気に入っている中央図書館。

小さい頃から慣れ親しんでるってことあるんですけれど、寡黙で端正な外観、安易な親しみやすさはではなくどっしり構えた安心感と知の塊みたいな風格、周りには緑やベンチもあっておしゃべりしてる学生さんやおばさまたち。
中に入ると吹き抜けの上から光が落ちてくる荘厳な雰囲気で思わず口をつぐんでしまいます。思わず二階へあがってみたいと思わせる、ホールに浮かんでいるような二階。
こういう感じを古い建物って感じる方も多いとは思いますが、私はこの感じが気に入っています。

管理保全も努力されてのこととは思いますが、石張りの外壁はそれ自体が色褪せることもなく、中も外もきれいに保たれていてとても気持ちが良いです。

雨で外壁の石が濡れ色になっているのも良い。

井口慎弥

これから建つ物件の屋根の材料を拾い出しています。


屋根が複雑な物件ですので、頭をフル回転させて拾い出しています。


千田

170626-2
木製サッシを梱包していたコンテナは、ビスを一本一本取り外し、
木材、ビニール養生材、金物、ビス、とそれぞれ分別していきます。

170626-3
全てバラシ終えた後は、
取り外したビスが山盛りに積もります。
サッシに傷がつかないように、かなり頑丈にできていますね。


秋村



170624-21

焼杉を焼いています。
種火を入れて、煙突効果を利用して焼き上げていきます。
煙突内の暖かい空気が上がってきています。


数か月前だったと思いますが、夜テレビに文化財修復の小西美術工芸舎 社長のアトキンソンという方がでていました。
って知ったように書いてますが実はこのテレビで初めて知ったので、少し恥ずかしい思いをしながらみていました。
最近の有名な仕事では日光東照宮の修復をしたとのこと。

で、内容はいろいろとやっていたのですけれど、中でも記憶に残ったことがありました。
「日本の文化財の拝観料は安すぎる、安いことでいいことをしていると思ったら大間違い」「それは文化財の破壊行為」とまできっぱり言い切ってました。
安い拝観料→修復工事保全工事ができない→破壊行為
海外はいくらって言ってたか忘れてしまいましたが、日本のそれよりすいぶん平均金額が高くなっていました。

こんな見方をしたことはなかった。けど、言われてみればそのまったく通りだなと。たいへん共感しました。
あそこは拝観料安いから行こうって、いう行先の決めかたはしたことはない。
つい先日会社の研修として京都で文化財もいくつか見て回りましたが、たしかにそういう風に見てみると修復が行き届いていない状態の場所もあってこの言葉が思い出されました。

井口慎弥


まだ一部練りたいところはあるのですが。
内部は普通に暮らしていて梁で頭をぶつようなことの無い高さを確保するのは当たり前のこと。
かつ、外からの見え方は出来るだけ高さを感じないように、少しでも住宅が景観を壊さないようにしたい。

まずは間取りをみて、素直に組みたててみる。見え方も考えられているのでそのままでとてもきれいな形になります。
その良さをより引き出すためと、より頑丈につくるために、骨組みの計画をあれこれと悩むのです。

170622
プロファイルウィンドウが到着しました。
トラックのコンテナから木製コンテナをとりだしています。
ここから木製コンテナを一部バラして、
サッシをひとつひとつ検品して仕分けていきます。

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