2021年02月19日

水子供養について・地蔵盆についても(往生院六萬寺)

水子供養について・地蔵盆についても(往生院六萬寺)

ここ最近、当山の水子供養の問い合わせが多くなっておりますので、その内容、流れについてご説明をさせて頂きます。

お盆の8月24日の地蔵盆も含めて。

当山の水子供養は、境内の水子地蔵尊前にてのお勤めになります。もちろん全国どなたでも供養して頂けます。お布施は5千円。



事前に申し込んで頂きまして、塔婆(3尺・90センチ)を用意します。



梵字キャ・カ・ラ・バ・ア為 水子之霊位(お二人以上の場合は、水子之各霊位)か、水子さんのお名前・法名・戒名がある場合は、〇〇〇〇〇〇〇之霊位となり、功徳主〇〇〇〇 となります。





梵字バン 梵字オン・カ・カ・カ・ビ・サンマ・エイ・ソワ・カ 梵字句点・ダ



お寺に到着して、寺務所に水子供養に来た旨をお声掛け頂きます。

一緒に水子地蔵尊前まで参ります。

仏花、お供物をお供えし、線香蝋燭を点けて、塔婆を立てかけてから始まります。

まずお坊さんのお勤めになります。お焼香を順次して頂きます。

開経偈、大悲呪・開甘露門のお経の後、地蔵盆でお貸しする経本をお渡しして、無常和讃と賽の河原地蔵和讃を一緒にお読みいたします。



その後、亡者忌回向、地蔵菩薩真言をお唱えしてお勤めは終わりとなります。

法話を3~5分ほどさせて頂きまして、全体が終わりになります。

以上が当寺院の水子供養になります。お申し込みは事前にメールか電話かで受け付け致します。お気軽にお問い合わせ下さいませ。

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以下は、毎年開催の地蔵盆(8/24)の流れになります。

事前申し込みが必要です。全国どなたでも参加できます。





それぞれ、皆に終わった後にお配りできるお供えのお菓子、カップ麺、ジュースなどのお供物をお届け頂きます。もちろん供物は無くても構いません。

お布施はだいたい2千円~5千円ぐらいの方が多いです。

家族の息災、生まれたお子様の息災を願っての提灯の新調は、3千円になります。事前にお申し出下さい。

18時開始。それまでに水子地蔵尊前までお集まり下さい。

水子地蔵尊前にて、提灯を吊り、ござを引いて、事前に皆様から預かりました供物(すぐに持って帰って頂けるように袋詰めしてあります)を並べ、事前に書いた供養の経木塔婆(経木は2尺)を用意して、始まりとなります。

当山住職による法要

開経偈、大悲呪、開甘露門、回向。

次に、皆さんと唱和してのお勤めとなります。

事前にお配りしてある回向帳を一緒に読み上げていきます。順次お焼香して頂きます。





懺悔文・三帰戒、三竟、十善戒、開経偈、般若心経、白隠禅師坐禅和讃、無常和讃、三真言(発菩提真言)、賽の河原地蔵和讃、地蔵菩薩真言、四弘誓願、普回向、賽の河原のお地蔵さん(石ころばかり多すぎて~)、総回向

「地蔵盆回向文」
本日、令和〇年八月二十四日、水子地蔵尊御前にて、うやうやしく香華灯燭、茶菓珍羞を備え、功徳主(各施主名)をして、謹んで現前の清衆を集め、聖経を唱誦し、地蔵盆法要を執り行いしは、縁なくてこの世にいずることなく亡くなりし水子たち、または、生まれし後、縁なくて余命僅かにて亡くなりし水子たち、彼ら有縁無縁の水子之各霊位のためにし奉り、報地を荘厳せんことを。さらにこいねがわくは、清き供物並びに読経回向したる法味は、水子之各霊位のみならず、有縁無縁の三界の萬霊位、我ら一切の衆生へも巡りて、やがて皆が苦界を超え、涅槃、成仏へと至らしむる善利とならしめたまわんことを。十方三世・・

以上で終わりとなり、お供物をそれぞれお配りしてお持ち帰り頂きます。





往生院六萬寺サイト
http://oujyouin.com/

oujyouin_blog at 11:11│水子ご供養について | 地蔵盆