岩瀧山往生院六萬寺:映画「国宝」・撮影ロケ地での配慮・心配り

2025年09月24日

映画「国宝」・撮影ロケ地での配慮・心配り

彼岸一週間の墓前回向待機所（一般休憩所・最初登場シーンに映っている）での話題は、やはり、映画「国宝」のことについて。有り難いことでございます。

邦画実写歴代1位もほぼ確実となり、この大ヒットにはやっぱり祈願されたのも効果があったのでしょうか、と開眼祈願式のことについても質問がありました。（祈願式についてはパネル展示にて紹介させて頂いております）

経緯は、初代花井白虎（と半二郎・後半の仏壇位牌）の戒名を拙生がお授けさせて頂いた関係もあり、例え、小説・映画の中の人物への戒名とはいえども、役者が役に魂を入れるように、墓石セット、戒名にも魂を入れましょうとして、撮影前日、墓石セットが組まれた際に、開眼祈願式をお勤めさせて頂いた次第であります。撮影後、墓石セットの閉眼撥遣もお勤め致しました。

また、撮影前には、全山全霊位へ向けて、読経、回向を既に済ませていましたが、更に、李監督から、エキストラがお参りされるお墓や、撮影の関係で機材等が前に設置されるお墓等、個別にも八ヵ所ほど、墓前回向に廻って供養してほしいとして、しかも、それは撮影直前で、役者さんも待機され、スタッフ70名が見守り、時間もさほどない中、急遽に廻らせて頂くことになりました。

皆さんを待たせるわけにもいかず、般若心経も一ヵ所ずつ読経する時間もないとして、どうしょうかと悩んだ挙句、「焼香、光明真言三返、回向」にて廻らせて頂いたのであります。

とにかく、撮影にて、神仏、お墓で祀られている方々の失礼にならないようにと、畏敬の念を持って、慎重に配慮を頂いたのは、大変に有り難いことでありました。

それが故にも、神仏、全山全霊位の応援を頂けたお蔭さまも、この映画の成功の力のほんの僅かにでもなったのではないかと思われるのであります。

祈願式における「楞厳呪」（りょうごんじゅ）のことについて、以前に聞かれてあることは、下記にてまとめてございます。

楞厳呪（第五会）・白傘蓋仏頂尊陀羅尼について

http://blog.livedoor.jp/oujyouin_blog/archives/95764704.html

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映画「国宝」　これまでのロケ地・往生院六萬寺における関連記事まとめ一覧

http://blog.livedoor.jp/oujyouin_blog/archives/95514786.html

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往生院六萬寺は、映画「国宝」を応援しています。

是非、皆様、壮大な芸道映画を映画館にてご覧くださいませ。

大ヒット上映を心から祈念申し上げます。合掌

特設サイト
https://kokuhou-movie.com/