仏法について
2025年09月01日
映画「国宝」と仏教の類似点から映画「国宝」について改めて考える
【ネタバレを含みますので、まだ映画をご覧になられていない方はご注意を願います】
映画「国宝」と仏教の類似点から映画「国宝」について改めて考える
映画「国宝」、まだ一宝目の身分ではありますが、6/6の封切りの日に鑑賞させて頂いて以来、余韻がずっと残るあの圧倒される「美しさ」への感覚は、どこから来るのだろうかと、ずっと考えていましたが、あぁ、「蓮」と一緒なのかと、最近考えています。
蓮は泥中(汚い中)から生じるがゆえに、その「美しさ」が際立つものとなります。
これは、蓮に譬えられる御仏も同様となります。
有り難く尊い存在であるのは、この輪廻(迷い苦しみ)にある中での最上の唯一の救いとなる、清らかな教えを、御仏がお説きになられているからであります。
また、もうこれまでに、何宝目(60回を超えている方も)と、何度も何度も足を運ばれて観られる方が続出しているのも、どこか更に観たいと惹きつけられてやまない衝動的なものが、やはり何かあるからなのでしょう。
その衝動には、どこか得も言われぬ「美しさ」への憧憬というものもあるのではないかと思うのであります。
この映画が、もしも単なるハッピーエンドのサクセスストーリーであったならば、ここまでの大ヒットにはならなかったと思うのであります。
人間の弱さ、人間の業(ごう)と性(さが)、それらを浮き彫りにしつつにも、そんな中でこそ咲く可憐で儚い一輪の花、その女方の一生を背景描写から垣間見るところに、魅惑的な「美しさ」があり、その「美しさ」が、どこか心の奥深くのところに残ることになるのではないだろうかと、考えるのであります。
「美しさ」は救いでもあり、「美しさ」は煩いでもある。
喜久雄は、追い求めていた「美しいもの」(光景)を見て最期に救われた一方、万菊さんは、追い求めていた「美しいもの」を最期には捨てて、安らぎを得られて救われたわけです。
「美しさ」に何を見て、何を感じるのか、それぞれの「今」の心のありようも問われてくる、そんな映画であると言えるのでしょう。
二宝目も楽しみです。
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往生院六萬寺は、映画「国宝」を応援しています。
是非、皆様、壮大な芸道映画を映画館にてご覧くださいませ。
大ヒット上映を心から祈念申し上げます。合掌
特設サイト
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2001年01月10日
往生院六萬寺 仏法について
仏法について
お寺の方針について
http://blog.goo.ne.jp/oujyouin/e/19d40d6aae5570251bf9bfeaed215cb7
上記のページにて述べさせて頂いておりますように、当寺は、現在、臨済宗を基本的に奉じてはいるものの、お釈迦様(釈尊)の教え(善巧方便)の全般を学び修することによっての確かなる衆生済度の実践へと向けて、特定の宗旨宗派にとらわれることなく、仏法・仏典の全般を扱うことを旨として、初期(テーラワーダ)仏教から大乗仏教、 並びにチベット仏教に至るまで、お釈迦様(釈尊)の教えの全てを総合的に、包括的に学び修することを目指しています。
(法人登記目的の項より抜粋・・「相應部増支部等の経典及び諸大乗経を所依として正法を宣布し儀式行事を行い、信者を教化育成し、その他、正法興隆、衆生済度の聖業に精進するこの寺院の目的を達成するための財務その他の業務を行うことを目的とする。」)
その学びについての経過、考察内容や検証に関しましても都度に、施本やしおり、往生院だよりなどの配布資料、または、ホームページ・ブログ等、あるいは法話などにより、ご報告をさせて頂いて参ります。
是非、また皆様方からご叱正、ご批正を忌憚無く賜れますように、どうか宜しくお願い申し上げます。真摯に更なる向上のために役立たせて頂きまして、これからも精進努力致して参りたいと存じております。
往生院六萬寺サイト・トップ
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(法人登記目的の項より抜粋・・「相應部増支部等の経典及び諸大乗経を所依として正法を宣布し儀式行事を行い、信者を教化育成し、その他、正法興隆、衆生済度の聖業に精進するこの寺院の目的を達成するための財務その他の業務を行うことを目的とする。」)
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