先祖供養
2021年02月17日
施餓鬼供養の流れについて(往生院六萬寺)
春季彼岸と夏お盆での施餓鬼供養の流れについて(往生院六萬寺)
当寺院にてお施餓鬼の法要にて、ご先祖様のご供養をお勤め頂く際の流れについてご説明して参ります。
まず事前のお申込みが必要です。事前に施餓鬼塔婆をご用意するため。施餓鬼塔婆については下記を参照下さい。
施餓鬼供養・塔婆について(春彼岸・夏お盆の年2回法会開催)
http://blog.livedoor.jp/oujyouin_blog/archives/85052585.html
次に、期間中(春彼岸一週間・3/17-3/23 夏お盆5日間・8/11-8/15)にご来山頂きまして、寺務所にて受付して順番を取って頂きます。
ご墓所がある場合は、先にご墓所のお参りに行って頂きます。ご墓所の無い方は、ご本堂前のテントの中でお名前が呼ばれるまでお待ち頂きます。
一座、2~4件さまにお入り頂けます。最大で15~20名ほどになります。1件さま、できれば5名まで、できればにて。コロナ対策にてご容赦願います。
お焼香の前にそれぞれお座り頂き、お並び頂きます。また、椅子席も十分にご用意しています。
皆さまがお座り頂いたのを確認して、施餓鬼棚の前にお座り頂いた各家の塔婆を用意しおえて、線香で塔婆を薫じてから、おりんを三つ鳴らして、始まりを知らせます。
順番にお焼香をして頂きますようにお声掛けご案内します。
お経が始まりますので、順番にお焼香ください。
お経は、開甘露門になります。
内容は、下記のページにて詳しく解説させて頂いております。
開甘露門(施餓鬼のお経について)
http://blog.livedoor.jp/oujyouin_blog/archives/85151234.html
お経が終わりましたら、当山の施餓鬼回向を読み上げます。
施餓鬼回向
「仏身は法界に充満して、普く一切の群生の前に現ず、縁に随い感に赴いて周からずということなし、而も常に此の菩提の座に処したもう。仰ぎ冀わくは洪慈、俯して、照鑑を垂れたまえ。山門今月今日、〇〇氏(〇〇氏・〇〇氏、)施主となりて、謹んで現前の清衆を集め、聖号を称揚し、秘呪を課持し、同音に開甘露門を諷誦す。集むる所の善利は、十方常住の三宝、果海無量の聖賢を讃え、護法の列位、諸天の仙衆、地界水界、大小の明霊、総じては一切の明霊、三界の萬霊、十方の至聖のために祝献す。この善利によって普く用いて回厳し奉る。集むるところの功徳は、〇〇家 〇〇〇〇〇〇之霊位、〇〇〇〇〇〇之霊位、〇〇〇〇〇〇之霊位(・・と全ての霊位を順番に読み上げていく)〇〇家先祖代々の各霊位のためにし奉り、報知を荘厳す。同じく法味を受けもって、仏祖の化門を護り、各々威光を増して災障を除かんことを。専ら祈るらくは、各人多生の父母、歴劫の冤親、一切の幽霊、河沙の餓鬼に資薦し、咸く迷衢を出でて、同じく覚路に登らんことを。十方三世一切の諸仏諸尊菩薩 摩訶薩 摩訶般若波羅蜜。」
回向が終わったら、最後に供養された閼伽水を塔婆に洒水して掛けます。
洒水された塔婆を、配布のしおり(施本)と共に各施主様にお渡しします。
それから、法話となります。
法話は約10分程度になります。お楽にして頂いて、足も崩して頂いて、気軽な感じでお聴き頂きます。
もちろん、各回で法話の内容は異なります。
世情や皆さまの関心に合わせて、毎回工夫して、また、ホワイトボードや事前に書いたフリップなども用いて、分かりやすく丁寧にを心掛けてお話をさせて頂きます。
法話が終わると、退堂して頂きまして、手向け地蔵さま・水かけ地蔵さまのところへと行って頂きまして、そこに塔婆を掛けるところがありますから、そこに塔婆を掛けて頂きまして、水をかけて供養して頂きまして、これで終わりとなります。
塔婆は、一カ月間、水かけ地蔵さまのところにお祀りして供養した後に浄焚いたします。
以上が、当山の施餓鬼供養の流れとなります。ご参考までに。全国どなたでも供養をして頂けます。下記ページを参照して下さいませ。
施餓鬼供養・塔婆について(春彼岸・夏お盆の年2回法会開催)
http://blog.livedoor.jp/oujyouin_blog/archives/85052585.html
施餓鬼供養の本質について
http://blog.livedoor.jp/oujyouin_blog/archives/85135519.html
3/17-3/23・春彼岸「おせがき」供養・3/20・彼岸中日「日想観」法要のご案内
http://blog.livedoor.jp/oujyouin_blog/archives/85003156.html
当寺院にてお施餓鬼の法要にて、ご先祖様のご供養をお勤め頂く際の流れについてご説明して参ります。
まず事前のお申込みが必要です。事前に施餓鬼塔婆をご用意するため。施餓鬼塔婆については下記を参照下さい。
施餓鬼供養・塔婆について(春彼岸・夏お盆の年2回法会開催)
http://blog.livedoor.jp/oujyouin_blog/archives/85052585.html
次に、期間中(春彼岸一週間・3/17-3/23 夏お盆5日間・8/11-8/15)にご来山頂きまして、寺務所にて受付して順番を取って頂きます。
ご墓所がある場合は、先にご墓所のお参りに行って頂きます。ご墓所の無い方は、ご本堂前のテントの中でお名前が呼ばれるまでお待ち頂きます。
一座、2~4件さまにお入り頂けます。最大で15~20名ほどになります。1件さま、できれば5名まで、できればにて。コロナ対策にてご容赦願います。
お焼香の前にそれぞれお座り頂き、お並び頂きます。また、椅子席も十分にご用意しています。
皆さまがお座り頂いたのを確認して、施餓鬼棚の前にお座り頂いた各家の塔婆を用意しおえて、線香で塔婆を薫じてから、おりんを三つ鳴らして、始まりを知らせます。
順番にお焼香をして頂きますようにお声掛けご案内します。
お経が始まりますので、順番にお焼香ください。
お経は、開甘露門になります。
内容は、下記のページにて詳しく解説させて頂いております。
開甘露門(施餓鬼のお経について)
http://blog.livedoor.jp/oujyouin_blog/archives/85151234.html
お経が終わりましたら、当山の施餓鬼回向を読み上げます。
施餓鬼回向
「仏身は法界に充満して、普く一切の群生の前に現ず、縁に随い感に赴いて周からずということなし、而も常に此の菩提の座に処したもう。仰ぎ冀わくは洪慈、俯して、照鑑を垂れたまえ。山門今月今日、〇〇氏(〇〇氏・〇〇氏、)施主となりて、謹んで現前の清衆を集め、聖号を称揚し、秘呪を課持し、同音に開甘露門を諷誦す。集むる所の善利は、十方常住の三宝、果海無量の聖賢を讃え、護法の列位、諸天の仙衆、地界水界、大小の明霊、総じては一切の明霊、三界の萬霊、十方の至聖のために祝献す。この善利によって普く用いて回厳し奉る。集むるところの功徳は、〇〇家 〇〇〇〇〇〇之霊位、〇〇〇〇〇〇之霊位、〇〇〇〇〇〇之霊位(・・と全ての霊位を順番に読み上げていく)〇〇家先祖代々の各霊位のためにし奉り、報知を荘厳す。同じく法味を受けもって、仏祖の化門を護り、各々威光を増して災障を除かんことを。専ら祈るらくは、各人多生の父母、歴劫の冤親、一切の幽霊、河沙の餓鬼に資薦し、咸く迷衢を出でて、同じく覚路に登らんことを。十方三世一切の諸仏諸尊菩薩 摩訶薩 摩訶般若波羅蜜。」
回向が終わったら、最後に供養された閼伽水を塔婆に洒水して掛けます。
洒水された塔婆を、配布のしおり(施本)と共に各施主様にお渡しします。
それから、法話となります。
法話は約10分程度になります。お楽にして頂いて、足も崩して頂いて、気軽な感じでお聴き頂きます。
もちろん、各回で法話の内容は異なります。
世情や皆さまの関心に合わせて、毎回工夫して、また、ホワイトボードや事前に書いたフリップなども用いて、分かりやすく丁寧にを心掛けてお話をさせて頂きます。
法話が終わると、退堂して頂きまして、手向け地蔵さま・水かけ地蔵さまのところへと行って頂きまして、そこに塔婆を掛けるところがありますから、そこに塔婆を掛けて頂きまして、水をかけて供養して頂きまして、これで終わりとなります。
塔婆は、一カ月間、水かけ地蔵さまのところにお祀りして供養した後に浄焚いたします。
以上が、当山の施餓鬼供養の流れとなります。ご参考までに。全国どなたでも供養をして頂けます。下記ページを参照して下さいませ。
施餓鬼供養・塔婆について(春彼岸・夏お盆の年2回法会開催)
http://blog.livedoor.jp/oujyouin_blog/archives/85052585.html
施餓鬼供養の本質について
http://blog.livedoor.jp/oujyouin_blog/archives/85135519.html
3/17-3/23・春彼岸「おせがき」供養・3/20・彼岸中日「日想観」法要のご案内
http://blog.livedoor.jp/oujyouin_blog/archives/85003156.html
oujyouin_blog at 14:38|Permalink
2021年02月15日
施餓鬼供養の本質について
丁度、施餓鬼供養の本質について回答する機会がありましたので参考に。
問い「地獄で苦しんでる御先祖様の供養」
https://hasunoha.jp/questions/51066
施餓鬼供養
ぼんさま
有縁無縁拘わらず、悪趣に陥ってあるものに対しての供養として洗練されたのが、施餓鬼供養になります。
この施餓鬼供養の本質は、当然に皆(一切衆生)が清らかな悟りへの道を歩めるようにとして行うものとなります。
その内容は、布施の功徳を行うことで、その功徳の力を回向するものとなります。
まずは、余裕の無い衆生(地獄や餓鬼の衆生)に余裕を持たせることで、その余裕のあるところに、間髪入れずに仏教へと誘うということになります。
基本的には施食(せじき)と言いまして、特に食べ物、飲み物に喘いでしまっている餓鬼たちに供物を供え、それをお経の力で万倍、億倍にして届け、それで当面の苦しみを取り除き、余裕を持たせたところに更にお経(特には陀羅尼)の力で、仏教へと帰依させしめて菩提心を起こさせて仏道を歩められるようにとして調えるのであります。
施餓鬼をすること自体も功徳となり、自分の功徳となることはもちろん、ご先祖さまへと回向すること、一切衆生へと回向することで、功徳を共有できるという面もあります。功徳の力は悟りへと向けて欠かせない資糧の一つとなります。もう一つは智慧であります。
施餓鬼が先祖供養になるのはなぜかというのは、特に餓鬼などの苦しみある衆生を苦境から救い、仏の道へと誘ったという「功徳」を回向して、皆と共有するからであります。
施餓鬼によりご先祖様に功徳を届けることで、悟りへの力として頂くということができるのであります。もちろん、もしも残念ながらご先祖様が餓鬼道や地獄道にあるならば、その施餓鬼そのものの供養の効果を直接に向けることも可能になるのであります。
宜しければ施餓鬼供養をなさられるのも。
合掌
春季彼岸と夏お盆での施餓鬼供養の流れについて(往生院六萬寺)
http://blog.livedoor.jp/oujyouin_blog/archives/85154095.html
施餓鬼供養・塔婆について(春彼岸・夏お盆の年2回法会開催)
http://blog.livedoor.jp/oujyouin_blog/archives/85052585.html
3/17-3/23・春彼岸「おせがき」供養・3/20・彼岸中日「日想観」法要のご案内
http://blog.livedoor.jp/oujyouin_blog/archives/85003156.html
問い「地獄で苦しんでる御先祖様の供養」
https://hasunoha.jp/questions/51066
施餓鬼供養
ぼんさま
有縁無縁拘わらず、悪趣に陥ってあるものに対しての供養として洗練されたのが、施餓鬼供養になります。
この施餓鬼供養の本質は、当然に皆(一切衆生)が清らかな悟りへの道を歩めるようにとして行うものとなります。
その内容は、布施の功徳を行うことで、その功徳の力を回向するものとなります。
まずは、余裕の無い衆生(地獄や餓鬼の衆生)に余裕を持たせることで、その余裕のあるところに、間髪入れずに仏教へと誘うということになります。
基本的には施食(せじき)と言いまして、特に食べ物、飲み物に喘いでしまっている餓鬼たちに供物を供え、それをお経の力で万倍、億倍にして届け、それで当面の苦しみを取り除き、余裕を持たせたところに更にお経(特には陀羅尼)の力で、仏教へと帰依させしめて菩提心を起こさせて仏道を歩められるようにとして調えるのであります。
施餓鬼をすること自体も功徳となり、自分の功徳となることはもちろん、ご先祖さまへと回向すること、一切衆生へと回向することで、功徳を共有できるという面もあります。功徳の力は悟りへと向けて欠かせない資糧の一つとなります。もう一つは智慧であります。
施餓鬼が先祖供養になるのはなぜかというのは、特に餓鬼などの苦しみある衆生を苦境から救い、仏の道へと誘ったという「功徳」を回向して、皆と共有するからであります。
施餓鬼によりご先祖様に功徳を届けることで、悟りへの力として頂くということができるのであります。もちろん、もしも残念ながらご先祖様が餓鬼道や地獄道にあるならば、その施餓鬼そのものの供養の効果を直接に向けることも可能になるのであります。
宜しければ施餓鬼供養をなさられるのも。
合掌
春季彼岸と夏お盆での施餓鬼供養の流れについて(往生院六萬寺)
http://blog.livedoor.jp/oujyouin_blog/archives/85154095.html
施餓鬼供養・塔婆について(春彼岸・夏お盆の年2回法会開催)
http://blog.livedoor.jp/oujyouin_blog/archives/85052585.html
3/17-3/23・春彼岸「おせがき」供養・3/20・彼岸中日「日想観」法要のご案内
http://blog.livedoor.jp/oujyouin_blog/archives/85003156.html
oujyouin_blog at 05:54|Permalink
2021年01月29日
3/17-3/23・春彼岸「おせがき」供養・3/20・彼岸中日「日想観」法要のご案内
3/17-3/23・春彼岸「おせがき」供養・3/20・彼岸中日「日想観」法要のご案内
コロナ禍がまだまだ収まらない状況下ではございますが、感染症予防対策を行い、お勤めをさせて頂きます。
コロナ禍の懸念にてご来山をご遠慮なさられる場合でも、お寺の方で責任をもってお勤めさせて頂きます。
施餓鬼供養の内容においては、災害や疫病などの災いを鎮めて、仏道精進を目指すためのお加持の力もこめられています。
コロナ禍における大変な時期であるからこそ、仏様のご加護を賜りたいものでございます。
お早めにお申し込みください。(寺務所まで)
また、これまで往生院にご縁の無い方や、ご先祖様の供養をしてもらえるお寺を探しておられる一般の方でも、お勤めのお申込み、供養して頂けます。
その場合は、必ず、供養されたい方の戒名(法名)とお勤めのお施主の方のお名前を事前にメールやFAXでお知らせ下さい。お塔婆をご用意しないといけないため。
実際に事前にご用意する塔婆に関しましては下記をご参照下さいませ。
施餓鬼供養・塔婆について(春彼岸・夏お盆の年2回法会開催)
http://blog.livedoor.jp/oujyouin_blog/archives/85052585.html
※下記日程の間で、当日に寺務所での順番の受け付け、お布施のお納めとなり、ご本堂でのお勤めとなります。(コロナ禍懸念でご来山なさられず、こちらでお勤めを頼まれる方は別途、お布施の銀行振り込み先もお知らせいたします。)
一、日時 3月17日~23日・午前8時~午後4時
(※最終日は、午後3時まで)
一、お布施 7千円(施餓鬼塔婆・経木塔婆ご先祖さま各霊位)
一、任 意 水子供養・無縁供養 お布施・各追加1千円
(どうしても供養に恵まれない方々への供養にもなります)
彼岸中日「日想観・極楽誓願」法要について
http://blog.livedoor.jp/oujyouin_blog/archives/72883056.html
・3月20日(祝)
・午後5時半から日没
・表階段上台地にて
どなたでも参加できます(雨天中止)
往生院六萬寺サイト
http://oujyouin.com/
コロナ禍がまだまだ収まらない状況下ではございますが、感染症予防対策を行い、お勤めをさせて頂きます。
コロナ禍の懸念にてご来山をご遠慮なさられる場合でも、お寺の方で責任をもってお勤めさせて頂きます。
施餓鬼供養の内容においては、災害や疫病などの災いを鎮めて、仏道精進を目指すためのお加持の力もこめられています。
コロナ禍における大変な時期であるからこそ、仏様のご加護を賜りたいものでございます。
お早めにお申し込みください。(寺務所まで)
また、これまで往生院にご縁の無い方や、ご先祖様の供養をしてもらえるお寺を探しておられる一般の方でも、お勤めのお申込み、供養して頂けます。
その場合は、必ず、供養されたい方の戒名(法名)とお勤めのお施主の方のお名前を事前にメールやFAXでお知らせ下さい。お塔婆をご用意しないといけないため。
実際に事前にご用意する塔婆に関しましては下記をご参照下さいませ。
施餓鬼供養・塔婆について(春彼岸・夏お盆の年2回法会開催)
http://blog.livedoor.jp/oujyouin_blog/archives/85052585.html
※下記日程の間で、当日に寺務所での順番の受け付け、お布施のお納めとなり、ご本堂でのお勤めとなります。(コロナ禍懸念でご来山なさられず、こちらでお勤めを頼まれる方は別途、お布施の銀行振り込み先もお知らせいたします。)
一、日時 3月17日~23日・午前8時~午後4時
(※最終日は、午後3時まで)
一、お布施 7千円(施餓鬼塔婆・経木塔婆ご先祖さま各霊位)
一、任 意 水子供養・無縁供養 お布施・各追加1千円
(どうしても供養に恵まれない方々への供養にもなります)
彼岸中日「日想観・極楽誓願」法要について
http://blog.livedoor.jp/oujyouin_blog/archives/72883056.html
・3月20日(祝)
・午後5時半から日没
・表階段上台地にて
どなたでも参加できます(雨天中止)
往生院六萬寺サイト
http://oujyouin.com/
oujyouin_blog at 10:09|Permalink