2006年06月01日

昔対戦したあの人

 今朝の 朝日新聞スポーツ欄に、こんな記事が載っていました。


「東大のアボット」加藤投手、六大学デビュー」


丁度よくアサヒコムで見つかったので、リンクをば。
記事を読んで頂ければ分かりますが、加藤投手は生まれつき
左手に親指と小指しかありません。

この文章を読んで思い出しました。
というか忘れるわけがないんです。月本の人生公式戦初登板、
中3夏の大会でVS栄光学園。彼がバッターボックスにいました。

 

 バッティングの 時は殆ど右手一本で振っていました。
では投げる時はどうするのか?

グラブは左右両用の、特別に(という表現がいいのか分かりませんが)
作られたものを使っていたと思います。

ボールを捕る時は右手にグラブをはめ、ボールを捕ったら左脇に
グラブを挟み、右手を抜いてボールを掴んで投げていました。

対戦した時はファーストだったような・・・。
ピッチャーもやっていましたっけ? もう自分のピッチングで
いっぱいいっぱいだったのでうろ覚えですorz

 

大学に入ってから、一度NHKで彼の高校野球での活躍を
捉えたドキュメンタリーを見て、ああずっと頑張っているんだな、と
思いましたが、大学野球でも続けていたとは・・・。

正直な話、驚いてしまいました。
こういう野球人がいることは凄く嬉しいし、また自分の努力の足りなさ
(特に高校野球において)を悔いてしまったり。

しかも彼は高校まで軟式でしたから、大学で初めて
硬式を握ったという人です。うーん・・・。

 

 因みに 、ホントに因みにですが、月本の公式戦初登板は
6回4失点11奪三振だったはず。あれ、三振9だったか・・・?

センターを守っていたチームメイトによると、知らず知らずのうちに
Cアップを投げていたそうです。多分単純に置きにいったと思う(ぇ

2日前に交通事故にあった割にはよく投げたんじゃないかな!?
味方打線が11点を取ってくれて、サヨナラコールド勝ちでした。


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この記事へのコメント

1. Posted by Mura-Mi   2006年06月03日 23:29
すごいっすね.僕もテレビで「右手で投げて、右手で取る」っていう選手を見たことがありますが、対戦したことがあるってのは貴重な経験だと思います.
ドラゴンズの石井投手も耳の障害があるそうですが、別に特別な目で見ることはしないのですが、深く考えるとその努力に敬意を払わずにはいられませんよね.
2. Posted by 月本ゆう   2006年06月04日 22:47
あ、言われてみれば確かに対戦したという経験は貴重なものかもしれませんね。
何かしらの障害を持ちながら、プロや大学野球で活躍するというのは相当な努力をしたんだと思います。本当に、払わずにはいられませんね〜

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