2006年07月09日

SONGS vol.1 @新世界BRIDGE

ブリッジに行ってきました。
姫路の事務所を出てフェスゲに付いたのが65分後、けっこう近いじゃんw。

一番手のばきりノすはすでに終わっていて、ビールをもらってステージ前の桟敷にぺったり座ったら、ちょうどJBの演奏が始まるところでした。

「SONGS」というイベントタイトルどおり、さまざまな歌声を聴くことが出来ました。
ふちがみさんのさりげなくソウルフルな歌、bikkeさんのあたたかく華やかな歌、Phewさんの凛としてまっすぐな歌、山本精一さんの頼りなくやさしい歌、山本久土さんのきっぱりと的確なギター、そしてなにより山本精一さんの艶やかなギターの歌…。

いろんなことを感じたライヴでした。
ちょっとよくまとめられません。思いついたままだらだらと。
良くわからないけどphewさん

JB、bikkeさんがギターを、渕上さんがピアノを弾きながら、基本的にはどちらか一方が、そして時々は声をあわせ一緒に歌う、というシンプルな演奏。基本的にはバンド編成のラブジョイよりふちふなに近いコンセプトなんだけど、まったく異なる声質の歌声の絡み合いがすごく新鮮。bikkeさんがMCで「JBの曲の中で多分一番有名な曲」と紹介して演奏された名曲「at home」はふちふなの「Happy Set」にもラブジョイの「かけがえのないひととき」にも入ってるし、ライヴの後購入したJBの「ルリパキダンス」にももちろん収められているのだけど、与える印象がそれぞれに全然違うのが面白い。

ビージーズの「若葉の頃」、ギルバート・オサリバンの「アローン・アゲイン」というベタな名曲を怖じずに取り上げる姿勢が潔い。ただし詞は完全にbikkeさんのオリジナルで、これがいい。
毎朝嫌なニュースばかり見てた
もう誰も傷つかない世界が来ますように
絶望の友 それは希望なんだ
うねるようなフレーズ たくましいリズム
僕は迷ってる また歌えるかな
アローン・アゲイン それでも


全体にしっとりとした曲が続く中、終盤に演奏された「火踊り」(多分こういうタイトルだと思う)と言う曲は2人のが掛け合いで歌うロックっぽい曲。うれしそうにギターをかき鳴らすbikkeさんの姿にAunt Sallyのころの10代のパンク少女の面影を見たような気がします。
…なーんて、アーント・サリー聞いたことないんだ俺。すいません。

Phew×山本久土×山本精一
実はMOSTってあんまりちゃんと聞いていない。CDも持ってないと思う。山精マニアのくせに。
サウンドもPhewのボーカルもなんか一本調子な印象を持っていた。Phew&山本精一の「幸福のすみか」が好きなのはサウンドの多彩さがPhewのボーカルの迫力を浮き出させていたからだ。
でも今回ライヴを見て、Phewさんの歌の力を見くびっていたと思った。
器用な歌手じゃないかもしれないけど、歌そのものに有無を言わせない説得力がある。早川義夫さんと同種の力を持つ歌手だと思う。

アンコールの最後の曲は「いつか」と言う曲。早川さんがよくライヴで最後に歌う曲と同じタイトルだ。
悲しさはうれしさの一つ
間違いは正しさの一つ

詞が胸に刺さる。

ひっそりと歌われた「Love Me Tender」は、エルビス・ファンを自認するどこかのお調子者、最近グレースランドまで行ってこの歌を歌っていたあいつから、ロックを奪還する試みだったんだと思う。

「鼻」「飛ぶ人」といった「幸福のすみか」の曲はもちろん素晴らしかったんだが、初めて聞いた「秘密のナイフ」がよかった。ちょっと泣きそうな詞とメロディの曲。
あと混沌としたサウンドをバックに歌い上げるBig Pictureの「子供のように」(本編ラスト)も鬼気迫る迫力。Phewもちょっとちゃんと聞いてみなくちゃ。
いつだって泣ける
いつかは笑える
我慢は今しかできないから
今夜もひとり汗をかきながら
秘密のナイフを研ぎましょう


「飛ぶ人」の後半と「バケツの歌」、アンコールの「まさおの歌」はもちろん精一さんのボーカル。久々のやまもっさんの歌声に、もう涙ちょちょ切れですよ。
特に「まさお」はもう、言葉遊びなのようなおちょくっとんのかというような詞で爆笑ものなのに、それでもジンときてしまう不思議な歌。
きっと人間なんか滑稽極まりないけど哀しい存在なのかも、なんて知った風な口を。

精一さんのボーカルは3曲だけだったけど、(繰り返しになっちゃうけど)それ以上にギターが歌いまくっていたので、ファンとして不足はありません。久土さんのかっちりしたバッキングがあってのことだと思います。もうMostはいいから、この3人でパーマネントなユニットとしてやってくれないかなあ(いや、言いすぎ、ファンの人すいません)。

ジーンズにパーマヘアというラフないでたちで、MCをはさみながら歌うbikkeさん。それに対してPhewさんは黒いノースリーヴのワンピースで、時折サンプラーをいじるくらいで基本マイクを握って直立、MCはゼロ。声質や詞の世界からルックスからまったく対照的な2人が、30年近く昔にそのキャリアのスタートにあたって一緒にバンドをやっていたと言うのが面白い。
そして何よりふたりともその後ずっと歌い続けて、独自の歌の世界を作り上げているのがすごいことだ。

JB
1.にんじん
2.若葉の頃
3.at home
4.アローン・アゲイン
5.ヘヴン
6.野の人の野のうた
7.少しそばへ
8.オレンジ
9.火踊り
10.君の音(タイトル良く聞き取れませんでした;)
JB:渕上純子(vo.p.)/bikke(vo.g.)

Phew/山本久土/山本精一
1.おはよう
2.鼻
3.飛ぶ人
4.バケツの歌
5.秘密のナイフ
6.Love Me Tender
7.子供のように
E1.まさおの夢
E2.いつか
EE.I'll Be Your Mirror
Phew(vo.sampler)/山本久土(g.)/山本精一(g.vo.)


out_of_mind at 01:10│Comments(0)TrackBack(0)clip!ライヴ 

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