2005年12月

2005年12月26日

送電線にとまるトリの群れ

 自転車のハンドルを持つ手が、手袋をしていても冷え切ってくる日には、送電線を見上げることにしている。トリの群れがとまっていることが多いからだ。

 トリはヒトと同じように恒温動物だ。冷え込む日はトリも寒いに違いない。インターネットで調べてみると、トリの体温はヒトより5℃くらい高く、40℃から43℃らしい。飛ぶ運動をするので、ヒトより活性化していて体温が高いという。

 送電線にトリの群れがとまっている日は、風があり、頬や耳が痛い。手袋をした指先・甲、足の指先が冷え切ってくる。3時間ごとの地域天気予報では、0℃〜3℃くらいだ。霜が降りていたり、池に氷が張っていることもある。

 「カワウが使う暖かい送電線」で紹介したように、7万ボルトの送電線は外気温より約10℃高い。0℃近いハンドルを握っているより、10数℃の電線(鋼芯アルミ撚り線)をつかんでいるトリのほうが賢明といえるかもしれない。

 これまで見た送電線にとまるトリの群れは、ハト61羽(11月4日)、大型ツグミ76羽とスズメ23羽(12月3日)、カワウ18羽(12月16日)である。大型ツグミ類と書いたのは、上4本の送電線にとまっているため特定できず、一番下の送電線にとまるスズメと比べて推定した。 続きを読む

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2005年12月22日

地上の白カブの謎を解く

 「地上の白カブ」で、カブ()の白く丸い根が、土から半分以上でているのはなぜだろう、と書いた。

 山仲間のOさんから常識をくつがえすようなすばらしいコメントをいただいた。要約を示す。カブ・ダイコンの地上部が茎、地中部が根である。▲ブ・ダイコンが白いのは、畑土を寄せて太陽にあてないようにしているからだ。なぜなら、カブは白い方が商品価値が高いからである。

 ,詫汁曚發靴討い覆った。たとえばカブの球形部分で、地上8割が茎、地下2割が根にあたる。G鬚て小さな丸いカブは、おいしそうに見える。ただ、△痢屮ブが白いのは、畑土を寄せて太陽にあてないようにしているからだ。」が気になった。

白カブ謎解き

 日光をあてないで育てると、ウド・モヤシ・エノキタケは白い。だが、朝見ているカブ(直径10cm以下の球形の白いカブ)は、寄せ土や土を除いたあとがない。また、抜きあげて地面に置いた様子もない。実際の栽培では、数百単位の密集したカブに土をかけたり、取り除くことは難しいであろう。
 
 朝見ているカブを実際に作っている農家に聞きにいった。自転車で着くと、Tさん夫婦が軽トラックに乗って家を出るところだった。30〜40代であろうご主人が、はぎれのよい声で質問に答えてくださった。

白いカブのほとんどが土の上にでているのは、どうしてですか?
種をまくと、土の上で自然に大きくなる。
・土を寄せたり、土を除いたりしていない。
白いカブに光りがあたると青く(=緑に)なるのですか?
光りがあたったところは薄い紫色になる。 
カブの横から根が伸びますか?
・横から根は伸びない。
1本の根が縦に40〜50cm伸びている。ホウレンソウは1m伸びる。
・根の先のほうに細い根が少し出ている。
丸いカブの直径は10cmくらいですか?
・10cmはない。
風で倒れることはないですか?
・倒れるときもある。
カブが地面の中で育つように、種を深くまくことはありますか?
・ふつうにまいている。 

 白カブが地上で育つ理由がわかった。.ブの直径の5倍くらい長い根が、地中からカブを引っ張って支えている。¬集した葉が互いにカブを倒れにくくしている。また、カブの地面に埋まっている部分も、球形のカブを倒れにくくしている。い靴し、風で倒れることもある。ヌ集した葉が光をさえぎるので、地上部の白カブは薄紫色になりにくい。

 急坂を自転車を押して上がっていると、左横の畑でTさん夫婦がカブの穫り入れをしていた。

カブの収穫




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2005年12月14日

川面に霧立つ

 白菜に霜がついていた。今日は吐く息が見える。自転車が進むにつれ、つま先や手の指が冷たくなる。

 太陽を背に受けて土手を走る。コサギが瀬を行き来きしながら、サカナをさがしている。カルガモの子供が水面に浮かんでいる。

 往路を引き返す。川は朝日を受け、キラキラ光りながら、水面から湯気がでているようだ。来るときには見えなかったが。

水面に霧立つ


 湯気のような水煙を見ながら走り、わかったことがある。‖斥曚鯆昌襪垢詈向で白煙が見える。∪ァ∪酩が狭まった場所、曲がり角など、流れの速い所で霧が立つ。

 ,蓮日光があたり水蒸気が光るからだと思う。水滴ではないが、ダイヤモンドダストの輝きのように。△蓮⇒遒噌みで霧が立つように、流れが速いと水蒸気が飛散しやすいからであろう。




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2005年12月12日

地上の白カブ

 カブ)の白い丸い根が、土から半分以上でているのはなぜだろう、と疑問に思った。

白カブ

 カブの収穫がはじまっている。夫婦らしい2人が、道路わきの畑から直径10cmほどの白カブを束にして、軽トラックに積み込んでいる。

 畑を見ると、白いカブが地面に載っているかのようだ。根が半分でているカブや、8割でているカブもある。葉だけがでているカブは見当たらない。

 根は地中にあると思っていたので意外だ。同じ仲間のダイコンも地上に根をだす。でもカブほどではない。カブの丸い根が地上にでている理由を考えてみる。
 
 地上のカブは、根の形と根の張り具合に関係がありそうだ。
ゝ綏舛鬚靴討い襪里如地中に伸びにくい。
▲ブの成長を地中に誘導できるほど根が張っていない。
C話罎頬笋泙辰討い詆分があるので座りがよい。

 ,蓮∈が先細のダイコンやニンジンとの比較からいえる。杭(くい)状は地中に入りやすい。△蓮ヤマイモの例から推測できる。ヤマイモの根は地中で成長する。地上部に近い根は、ロープを張ったように放射状に広がっている。は、細い根も倒れにくくしている。

△諒簑:
 テレビ岩手 どこか行こうヨ! 技あり!お手伝いの旅で「矢越かぶ」が紹介されている。横に張り出した太い根の「矢越かぶ」は、地上部が1割くらいになっている。




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2005年12月09日

横浜ドリームランド公園

 数年ぶりに横浜ドリームランドに行った。大観覧車や海賊船、ジェットコースターなどの施設はすべてなくなり、公園になっていた。

 ドりームランドの黒かった五重塔が、アルミニューム色の輝きに変わった。気になったので、車1台がなんとか通れる道を、自転車を押して上がる。上がったところは五重塔の横にあたり、建設中のコンクリートの建物があった。薬科大学の校舎らしい。

ドリーム五重塔

 建物の横を春日神社のほうに進む。神社の前(五重塔の裏側)が整地中で、ここが野球場になるのかもしれない。

 アスファルトの道を、右にまわるように進むと黄色のイチョウ並木があり、公園の入り口があった。公園の中は、高さ10数mのケヤキクスノキなどが移植され、ワイヤーで固定されている。

ドリーム公園

 近くの人たちが公園を利用しはじめていた。乳母車を止めストレッチをする女性、体操器具で背筋を伸ばす男性、ミニダックスフントを散歩中の女性など、10人くらいがいた。

 公園内を1周する途中で、木々の間から富士山が見えた。大学の本部や図書館になるという五重塔から、富士山を眺めてみたいものだ。

ドr−ム富士




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2005年12月05日

山スキーでイノシシの群れに

 丹沢の山に雪が降った。大山(おおやま、1252m)から塔ノ岳(1490m)へと冠雪した尾根が続く。富士山(3776m)も中腹まで白い。

丹沢冠雪

 数年前の2月に大雪が降ったときも、雪のつきぐあいを確認した。170cm弱の山スキーを車に積み、東丹沢に向かった。林道の入り口付近は、予想どおり20cmくらい雪で覆われていた。

 スキーを取り出し、シールを貼る。シール(seal)はアザラシの毛皮のことで、今はナイロンなどでできている。毛が後ろを向くように板に貼ると、歩いたときに逆毛が立ち、摩擦によって前に進める。

 雪は少ないが、アスファルトの上に積もっているので歩ける。石を踏まないようにする。シールに傷がつくと、切れてしまうことがあるからだ。沢に沿った林道が終わり、右の斜面をスキーでジグザグに登る。

 日当たりがよく、汗ばむ。尾根に近づくにつれ、段々になった平らな場所が現れる。平らな場所は、所々枯れ草や土が楕円状に露出し、雪の中に大きな鳥の巣があるようだ。シカが日向ぼっこでもしていたのだろう。

 傾斜がゆるやかになり、木々の間を進むと、5、6m先に数頭のイノシシが休んでいた。ほかにもいる。まずい! スキーをつけたまま、立ち木の横枝に飛びつく。10数頭のイノシシが次々と立ち上がる。

 枝にぶらさがると、スキー板に貼ってある緋色の蛍光シールがイノシシの方を向いた。驚いたイノシシたちは、横やまわりをドドドッと駆け抜けて行った。



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2005年12月02日

初めて釣ったサケ

 誕生日の航空割引を使って、北海道にサケ釣りに行ったことがある。稚内と網走の中間にある枝幸(えさし)の近くを、北見幌別川がオホーツク海にそそぐ。

 夜明け前にテントからはいでる。車で北見幌別川河口につくと、50人くらいが来ている。1人で3本も4本も置き竿にしている人がいて、数m間隔で糸が海中に投げ入れられている。

 胸まである胴長靴をはくのは初めてだ。ルアーを飛ばすためのスピニングリールを竿につける。竿は3m、糸は5号。飛ばすための浮きと、赤地に黒の斑点があるルアーをつける。ルアーのハリ先には、サバを細長くしたようなサワラの切り身をさす。

 上流からみて河口の右側が磯になっている。砂浜から磯づたいに海に入る。腰までつかりながら、膝下くらいの深さになっている岩場に立つ。20mくらい先に、5m幅の岩が海面から出ている。川からの水が扇状に広がり、時計まわりに潮が動く。

 ルアーを目の前の岩にむかって投げる。岩の左側にルアーを投入すると、ハリが岩にひかかったようで、ウキが海面下で止まって見える。竿をたてると、グン、グン、と体ごと海中に引きこまれそうになる。サケだ!

 右手と体で竿をささえ、左手でリールを巻く。波間にサケがあらわれる。10数m先にサケがついているのだ。足場を目で追いながら、慎重に、慎重に、岸に向かう。サケは背びれを出しながらも、右へ左へと走る。

 身を横たえたサケを砂地に引き上げる。鼻の曲がった雄ザケだ。陽はすでに昇り、オホーツクの砂浜に銀鱗が輝いていた。

北見幌別川のサケ

追記
 初めてのサケ釣りで幸運に恵まれた。このあと1匹を追加する。雄は78cm、雌は73cmあった。50人くらいいる中で、釣れたのは3人だった。

 北見幌別川の鮭釣りは、カゲロヲさんのサイト「房総半島の釣り場ランキング 【遠征編】北海道」に詳しく載っています。




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