2009年08月

2009年08月25日

渓流竿の密着予防2

 竿の付け根が密着する理由と、予防方法の理由を示す。

 NHKテレビの「ためしてガッテン 接着剤なぜつかないの?」で金属どおしを付着させる実験をしていた。金属でできた2つの円柱があり、双方の円の部分を磨き上げて重ね、上下から圧力をかける。そうすると、接着剤をつけていないにもかかわらず、2つがくっつき合いぶらさげても落ちなかった。

 分子レベルで表面に凹凸がなければ、力を加えると2つの金属は分子の引力で付着するという。接着剤は表面の凹凸をなくし、くっつきやすくする役割をする。だから、接着剤は薄く塗り、力を加えると密着するそうだ。

 竿の密着は、使用回数が多くなり、竿が水にぬれ、竿先の方向に力が加わったときに起きやすい。使用回数が増えると、接合部の凹凸が少なくなり、表面が磨がかれた状態になる。接合部に浸み込んだ水は表面を薄く覆い、接着剤の役目を果たす。この状態で、引く力が加わると接着条件がそろうことになる。

 密着の理由が分かると、予防が可能だ。竿の付け根に数箇所、盛り上がるように瞬間接着剤を円状に塗る。そうすると、表面に凸凹ができ密着しにくくなる。瞬間接着剤は、つま楊枝の先につけ、竿を回しながら塗ると等間隔にすじができる。

 竿の密着を防ぐほかに、付け根部分の磨耗と竿の抜けを予防できる。

   竿の接合部




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2009年08月22日

渓流竿の密着予防

 小継ぎの渓流竿は持ち運びに便利だが、竿のつなぎ目が密着しやすい。一方、密着を防ぐようになっている竿もある。

 初めてカーボン繊維を使ったオリムピック社の「世紀」では、穂先の付け根が削られ、スポンジがついていた(図1)。そのため穂先と穂持ちが密着することはほとんどなかった。しかし穂先以外では発生した。

 密着は、接合部が磨耗すると起きやすい。ハリが枝にかかり、竿を引いたときにも発生する。また、魚の強い引きで起こることもある。特に、各部の付け根にローソクを塗ったり、竿の表面に油などを塗ると、雨の日に固着しやすい。

 ダイワ社の「朝霧」では、穂先から3本の付け根2本に、数mm幅の溝が刻まれている(図2)。そのため、密着はほとんど起きない。

 密着防止が施されていない部分の対策を考えた。図1と図2から、接合部に空気が入る隙間があると固着しにくい。そこで、付け根部分に数箇所、瞬間接着剤を円状に塗った(図3)。その結果、竿の密着は発生しなくなった。

   竿の密着予防




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2009年08月07日

昆虫飛来

 窓を開けて車を走らせていると、ブーンという音がした。右肩の上に何かが止まった。

 顔を向けると、首筋近くの肩の上に、黄色と黒の縞模様が見える。10cmほどのスズメバチだ。とっさに左手の3本指と親指で輪を作ってはじき飛ばす。スズメバチは窓の外へ消える。ハンドルが動き、車が左へぶれる。が、すぐ立て直す。

 丹沢へ釣りに行く途中なので、車の窓を開けていた。暑くてもエアコンは使わないことが多い。偶然、黒いシートベルトをした右肩に止まった。道の両側はユリの木の並木になっている。近くに巣があるのだろうか。

 アシナガバチに太もも1回と、手首を1回刺されたことがある。オオスズメバチに首筋を刺されなくてよかった。




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