2015年07月16日

高巻きでマムシに遭遇

 2015年7月11日、雨が2日続いた後、小田原の山に釣りに行った。崩れた斜面を枝を杖にして下り、増水した沢に着く。

 流れが速い。10番の毛鉤を樋状の水面に乗せる。さっそくヤマメがかかるが、空中で落ちてしまう。鉤先は鋭くなっているので、かかり所がよくなかったか。

 いつもより流れが速い分、ヤマメは素早く出る。立て続けに合わせに失敗し、12番の毛鉤に変える。

 数匹のヤマメをかける。遡上すると高さ3mの滝に出る。右岸(上流に対し左側)に巻く踏み跡がある。枝や草につかまりながら左に上がる。踏み跡は右に折れ、右手を斜面に置こうとした瞬間、異様な気配を感じた。マムシがとぐろを巻いてる。

 灰色の表面に鎖模様があり、直径30cmほどのとぐろを巻いている。鎌首は持ち上げていない。尾の先は振動せず威嚇音はない。連日の雨で斜面が冷えていて、マムシの活性が低いようだ。

 先が二股に分かれた1mくらいの枝を折り、その枝でマムシを斜面の下につき落とす。とぐろがほどけ、太短い姿で落ちていく。

 行く先をふさぐマムシの体には、枝で素早く触れた。枝は危ないからだ。島根と広島の県境を流れる斐伊川源流でゴギを釣っていると、背丈くらいあるアシの茎にへビが巻きつきながら、するすると上る光景を見たことがある。また、渓流釣りの本に、竿先で蛇の頭を叩いてはいけないとある。竿先から巻き付いて手元にくるそうだ。

 マムシには滅多に遭遇しない。数年に1度くらいの頻度だ。自ら見つけたのは、奥多摩の川で1回、小田原で3回、丹沢で1回、佐渡で4回、宮崎で1回ある。マムシが足元いると言われたのが、青森と丹沢で1回だ。特に、小田原や佐渡では、同じ川でマムシに3、4回遭っている。

 不測の事態を避けるため、手を直接地面につかないようにしている。高巻きのときは、草木や岩をつかむことが多い。用心しようと、あらためて思った。

(参考) マムシの音1  マムシの音2




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