<話す事・聞く事>
女性が男性に抱く不満の一つに「話を聞いてくれない」があります。女性に好かれる男性はこのことをよく知っていて、女性の話を熱心に聞きます。
一方、話し方の基本を身につけている女性は、聞いてくれない相手を「嫌い!」などと切り捨てることはしません。聞くことの大変さを知っているから「話せば聞いてくれるもの」といった安易な期待をしないのです。誰でも『疲れている』『他に気になることがある』『どうせたいした話ではない』などが原因で「聞けない」「聞かない」状態に陥ることを知っているのです。
相手を大事に思う気持ちがあっても、疲れているときに、ペラペラと喋られたなら、なかなか聞けないもの。まして、文句の一つでも言われると(うるさいな!)と反発したくもなるものです。
聞いてくれない相手を責めるのではなく、聞いてもらうための工夫をするほうが「一枚上手」。では、自分が聞き手の場合、相手がどんな話し方をしてきたら話を聞く気になるかを考えてみましょう。
駅周辺で、チラシを配っている人がいます。「おはようございます。よろしくお願いします」と、チラシを差し出してきますが、こっちが両手に荷物を抱えていてもおかまいなし。見ればすぐにわかるはずなのに・・・。そんな中、この様に対応する方もいます。「あ、ごめんなさい。また、お手すきのときにお願いします」と言った女性。こちらから、「ありがとう、頑張ってね」と、思わず言葉を返してしまいます。次に彼女の姿をみたら、どういう結果になるかは安易に想像できます。
話す前に、相手の状態を観察する。その上で、話し方を工夫する。これを怠って、自分の言いたいことだけを言うのでは、聞いてもらえなくても当然なのです。
また、「後でいいけど、聞いてくれる?」と、一歩引いた話のもっていき方をするのも効果的なんだとか。人は面白いもので「後でいいから」と言われると、「簡単なことなら聞いてみようかな」という気がしてくるから不思議。反対に「今すぐ」と言われると「後にしてくれない?」と受けつけなくなります。皆さんも、経験があるのではないでしょうか?
ほかにも、人に話を聞いてもらう方法として「相手の聞きたがっている話しを先にもってくる」「話したがっている相手に先に喋ってもらい、聞き役にまわる」「結論から先に話す習慣をつける」などがあります。
話は聞く相手がいて成立するもの。ただ話せばいいのではなく、相手を聞き手にする努力と工夫が大切のようです。
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