時間の無駄と言わないで

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『新感染 ファイナル・エクスプレス』

韓国ゾンビ映画。

普通に面白い。
新しさは全然ないけど、手堅く楽しめる作り。

悪役が最後までとことん嫌な奴だったのがとてもイイ。

女子高生がミニスカだったのに何も見えないのは残念。

登場人物が多くて、それぞれに感動エピソードを挿れようとするから結局みんな薄味に。

本場の人が歌うならともかく、アジア人が歌うアロハオエがコミカルに感じちゃうのは僕だけですか?

総じて普通。

『スキップ・トレース』

ジャッキー・チェン映画。
大したストーリーがなくて、楽しいアクションのある、所謂「ジャッキー・チェン映画」。
最近どうも重めな映画が多かったので、懐かしのジャッキー映画が帰ってきた感じがとてもうれしい。

まぁジャッキーも年を取って動けなくなりまして。
「それじゃあただの雑な映画じゃないか?」と思われそうですが、今どきジャッキーのために劇場に足を運ぶ人はそんなことは織り込み済みですもの。
ジャッキーが楽しそうなら他のシーンには目をつぶります。

相棒はジョニー・ノックスヴィル。
わざわざ彼を起用しておいて、大したスタントをさせないのは勿体ない。
監督しっかりしろよ。
そんなだからいつまでも「クリフ・ハンガーの監督」と言われちゃうんだぞ?

話はくっちゃくちゃだし、驚きのスタントもない。
でもやっぱりジャッキーには明るいカンフーをしてて欲しいのよ。

とはいえ、ロードムービーっぽくなってからのつまらなさは流石に擁護しづらいものがありますが・・・。

あ、2人出てきたヒロインっぽい女優さんが両方とも美人でとても良かった。

『関ケ原』

原田眞人作品にありがちな、長い尺にぎゅうぎゅうに詰め込んだけど、それでも全然足りない感じの映画。
関ケ原の合戦だけじゃなくて、結構その前から描いてるから全然時間が足りない。
猛烈な駆け足にしたのに結局時間が足りないのは取捨選択が下手くそなんじゃなかろうか?

みんな早口の上に、方言もハードに再現しているせいで何言ってるのか解らないシーン多数。
台詞の音量自体が小さくて聞き取りにくいシーンもあるし。

合戦シーンにお金がかかってるのは感じるけど、なんかカタルシスに欠けるというか。
たぶん合戦に至るまでの作りがイマイチだから、誰が活躍しても死んでもサラッと流れて行ってしまう。

そんな中、役所広司の徳川家康は素晴らしかった。
役所家康がいたからどうにか見れたレベル。

周りも芝居自体は悪くなかったけど、数が多くて一人ひとりの掘り下げがされず残念。
俳優陣の頑張りを監督がダメにしている感じ。

本筋の時間が全く足りてない中で、有村架純にそこそこの時間を割く監督のセンスはどうなんでしょうねぇ?

『エル ELLE』

ポール・バーホーベン監督作品。
コレだけでどんな映画か何となく察するし、実際そういう映画だったし。
流石は変態監督。

ただ、今回はイザベル・ユベールがアカデミー主演女優賞にノミネートされるまさかの事態に。
実際惹き込まれる凄い演技でした。
猛烈な変態芝居。
あの年で色気のある芝居って凄いなぁ。

良い演技をすれば、変態監督の変態作品であっても評価される辺りアメリカって凄いなぁとも思いますねぇ。

主人公を筆頭に、出てくる人たちみーんなハードなド変態。
倫理観とかが薄めの世界。

一応話の軸となるサスペンスはあるんだけど、変態さんたちを観察しているだけで面白いっていう不思議な映画。
作中人物もそうだし、監督の変態性もビンビンに伝わってくるのが堪りませんね。

ただ、あくまでもバーホーベン映画だから、合わない人にはホントに合わない映画だと思いますです。
80歳手前でもこの猛烈な変態エネルギーを維持しているのはご立派。
ある意味「マッドマックス 怒りのデス・ロード」を観たときの「ジョージ・ミラーやべぇな・・・」ってのに通じます。

『ワンダーウーマン』

「BvS」とか「スーサイドスクワッド」とか、イマイチどころではない作品が続いたDC。
やっと普通に観られるモノが登場。

フェミニズムがどうこう言われてるけど、ただのアメコミヒーロー映画です。
主人公が露出度の高い美人さんってだけ。

突然使えるようになった謎のビームでラスボス倒しちゃうのも如何にもアメリカン。
見た目は派手だけど、急に知らない必殺技出されてもカタルシスが・・・。

ラスボスは弱そうなおじさん。
パワーアップして全身鎧のフルCGキャラになったと思いきや、中の人が映るように顔の部分だけ自分で穴を開けるってう嬉しいんだか嬉しくないんだかな配慮があります。

猛烈にテンションの上がる最高のテーマ曲が聴けるだけで満足な面もあるけれど、使い所(だけ)は「BvS」の勝ちかな。

ストーリーも「ドイツの悪の組織を倒す」っていうお馴染みのやつ。

ガル・ガドット鑑賞作品ってこと以外にはホント所謂ひとつのアメコミ映画。

DCだから合格だけど、マーベルならギリギリ及第点って感じ。

『ベイビー・ドライバー』

サイモン・ペッグ出て来ないし、長回しでミュージカルっぽいことするし、なんかオシャレになったなぁエドガー・ライト。
でも終盤はいつものエドガー・ライトになって一安心。

もっとカーアクションてんこ盛り映画かと思ってたけどそうではなくて。
クライムアクションサスペンの中の一要素としてのカーアクションでした。

歌うわけじゃないけど、ドアの開閉音とか銃声とかがBGMとシンクロしてるからミュージカル映画感があって楽しい。

脇役がジェイミー・フォックスにケヴィン・スペイシーにと妙に豪華。
ジェイミー・フォックスのクズっぷりや、ケヴィン・スペイシーの終盤のエドガー・ライト感が堪らない。

音楽の趣味がドンピシャだと凄い楽しいんだろうなぁ。
ただ大好きなQUEENが流れたあそこはシビれましたわ。

でも天才ドライバーの話なのに、オープニングを超えるシーンがその後出て来ないのは残念。

巷ではえらく評判の様子。
新しいことをやってる楽しさはあるけど、そこまで絶賛する程か?と個人的には思ったりもします。

『スパイダーマン ホームカミング』

またリブートかよと思ったけれど、いざ蓋を開ければコレがまぁ良く出来てる。
猛烈に面白い。

が、面白いところは大抵予告編で観ちゃってるのよね。
いくらなんでも見せ過ぎな予告編だったと思うなぁ。
スペクタクルなアクションシーンはともかく(としても見せ過ぎだと思うけど)、ネッドに正体がバレるところまで見せちゃうなよ⁉︎
そのせいでかなり初見の面白さが削がれてると思う。
劇場で観て気に入った作品のブルーレイを自宅で観てるような気分。

そんな見せ過ぎ予告編でさえ内緒にしてた衝撃の展開は猛烈に良かった。
どのアクションシーンよりも迫力と緊張感があるシーンだったかと。

ヴァルチャー役がマイケル・キートンだと発表されたときには笑いに走ったキャスティング感があったけど、マイケル・キートン様々です。
映画がビシッと締まりますわ。

新スパイダーマンのトム・ホランドも良かった。
とても可愛らしい。

ペーペー感溢れる主役と、激シブ親父の敵役のコントラストが素晴らしい。

予告編の作りがホント残念ですわ。

あと、シリーズ一作目でさえ、他のマーベル映画を観てないとついて行きづらい作りにしちゃうのはちょっとどうかなぁと思います。

あと日本人には結局ホームカミングがどんなイベントなのかがサッパリわからない。

『トランスフォーマー 最後の騎士王』

オプティマスが敵になるっての自体は構わないんだけど、まさか全然出番がないとは思わなかった。
そりゃトランスフォーマーは他にも色々出てくるし、パンブルビーも好きだけど、オプティマスの活躍を楽しみにしてる身としては少しがっかり。

がっかり感でいえば話が壮大になり過ぎて余りにもCGアニメ映像になっちゃってたこと。
CGじゃない爆発がマイケル・ベイ作品の魅力なんだから。

迫力ある爆発され見られればストーリーとか興味ないし、それどころかシリーズ全部見てても置いてけぼりだし。
だから次回はもうちょっとCG使わなくて済む話にして欲しいなぁ。

とはいえ、アクション満載で値段分の元はと十分取れてるとは思う。
まぁ最早ファンしか観ないしね。
初っ端のアーサー王の戦闘シーンとか最高でした。

あと、この手の大作映画ではかつてない程に短いエンドロールも衝撃的。

『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』

下げ過ぎて地面にハードルが埋まっちゃうくらいの期待値で観たからか、それほど悪くはなかったかなぁって感じ。
原作にも思い入れないし。

思ったよりスタンドのCGも良くできてた。
スペインロケも雰囲気あって悪くなかった。
岡田将生のイケメンサイコパス感も良かった。
大人の事情が透けて見えるタイアップテーマソングもなくて安心した。
他は全部ダメだった気がするけど・・・。

映画が公開されてすぐに見所が全て公式HPにアップされたので、それさえ見れば正直なところお金を出して劇場に行く必要は無いかと。

承太郎のヘアスタイルというか帽子というか、アレはやり過ぎじゃない?
二次元作品を実写化する際に、実写作品としての再解釈を完全に放棄するから邦画はダメなんじゃないの?

メガネ無し&おでこ全開だと流石の神木隆之介も高校生役は厳しい。

山崎賢人は外見の前に大根過ぎてダメじゃない?
伊勢谷友介との会話シーンも気合入りまくりな伊勢谷のセリフに対して、山崎セリフのなんと気の抜けたことか。
俳優陣は結構みんな頑張ってた感じがするのに主人公がコレじゃ台無しですよ。

宣伝の展開の仕方とか見ると、第二章はなさそうな雰囲気ですねぇ…。

『ザ・マミー 呪われた砂漠の女王』

昨今流行りのユニバース物。
ダークユニバースだそうで。
古典ホラーのリメイク世界が繋がるとか。
全くワクワクしませんが・・・。

で、その幕開けがコレ。
正直とてもつまらなかった。
トム・クルーズの選球眼も曇ったか⁉︎

まぁトムは良かった。
トムだけは良かった。
全年齢対象にしたからか、お色気シーン(?)までトムが担当する有様。

全体的にミイラ感薄いし、ストーリーはクソだし、何処かで見たことあるようなシーンばかりだし。
一作目からユニバース化の色気が出過ぎてて、単品映画としてのクオリティが低下してるんでない?

ユニバースを繋ぐジキル博士に尺割き過ぎだし、なのに本筋にはあんまり絡まないし。
あとハイド氏が地味。
ただの乱暴なオジサンなのね・・・。

「トム・クルーズ主演でハムナプトラをリメイク⁉︎」っていう初報が出た時は楽しみだったのになぁ・・・。

トム・クルーズとラッセル・クロウの共演とか結構な出来事のはずなんだけど、あまりにもガタガタな脚本のインパクトが強過ぎてなんか有耶無耶になっちゃった。

『パワーレンジャー』

日本の戦隊モノをアメリカがローカライズしたシリーズの映画化だそうで。
ジュウレンジャーをハリウッドが映画化となれば、その世代の大きなお友達としては観に行かざるをえないわけで。

ところが蓋を開けてみれば期待していたシーンが皆無の有様。
文化が違うから「変身時に各自が名乗りを挙げてポーズをとって背後で爆発」がないのは残念だけど仕方ないとして。
いつまで経っても変身しないし、変身したらしたでアクションシーンが一瞬で終わってメカに乗り込んじゃうし、せっかく合体するのに格好いい合体バンクは無いし。

話の構成もなんだかなぁで、30分番組の第1話のペース配分で120分やられましても…。
待てど暮らせどティーンの個人的な問題ばかり。
そりゃ変身まで1時間以上かかるわな。
その辺に時間割くのはいいけれど、それなら戦隊モノじゃなくてもよくない?
何よりティーンのうじうじパートがつまらないってのが大問題で。

ティーンの葛藤とかが観たい人は戦隊モノなんて観に来ないし、戦隊モノだから観に来た大きいお友達は戦隊モノパートの質量共にガッカリだし、戦隊モノを楽しみにして来た子供は退屈過ぎて変身まで待てないのでは?
どの層も取り込もうとして、どの層も取り込めない仕上がりになっちゃってる気が。

採石場で戦うお約束もいいけど、そういうのは本編をしっかり作ってこそだよ。

メカに乗った時に「ゴーゴー!パワーレンジャー♪」と連呼する偏差値下がりそうな挿入曲が流れるのは滅茶苦茶良かった。
ここは最高。

あとピンクレンジャー超可愛い。
「彼女がジャスミン役ならアラジン観に行ってみようかなぁ…」と思っちゃうくらい可愛い。
ライトな水浴びシーンもあるし。
そこも最高。

でもそれだけ。

『銀魂』

何度目かの紅桜編。
キャスティングは意外と悪くない。
でも漫画の実写化って、如何にビジュアルを漫画に近付けるかっていうことに重きを置いちゃうとダメな気がするけどなぁ。

前半のくだらないギャグパートはわりと好き。
でも銀魂だからこそというよりは、福田雄一作品だからという感じ。
原作通りの台詞回しのパートとかはちょっとなぁっていう。
原作通りの銀時登場シーン観たときは失敗したなぁと思ったもん。

後半のシリアスパートは1ミリも面白くなかった。
アクションもいまひとつ。
まぁ福田雄一作品だから仕方ない。
でもそんなの判りきってた話なんだから、徹頭徹尾ギャグに専念すれば良かったのに。

菅田将暉がとても良かった。
佐藤二朗はまぁいつも通りの佐藤二朗だったけど、それはそれで良かった。
橋本環奈パンパンだった。

いくつか面白い小ネタはあったけど、お金を払って劇場で観るレベルの作品じゃないと思う。

『ジョン・ウィック チャプター2』

ただの最高映画でした。
期待値高めて観に行ったのに全然ガッカリしない凄い続編。
キャラ紹介は前作で終わってるから頭からアクション満載。

車も銃も素手もどれも最高。
殺し屋ファンタジー世界も良い。

ピーター・ストーメアのビビりっぷり最高。
鉛筆で敵を倒す話の再現とか堪らない。

人混みの中でこっそりパキュンパキュン撃ち合うのも堪らない。
7発しかない大事な弾をあっという間に撃ち尽くすところも堪らない。

とにかく堪らないところだらけな最高映画。

続編では裏社会ガジェットがあまり出てこなそうなのが残念な気もするけど超楽しみ。

『忍びの国』

まぁつまらなくはなかったけど、なんか要所要所がすごくダサい。
主人公の格好良い殺陣シーンとして撮ってるんだろうけど、スローモーションでダンスっぽく撮るとか猛烈にダサい。
現代の映像をインサートするのもちょっとどうよ?

全然お芝居をしていない感じの大野君と、気合の入った時代劇芝居の伊勢谷友介。
並べられると違和感がすごい。
別に、素で演ってる大野君が悪いというわけではなく。
でも伊勢谷はとても格好いい。

というか、感情移入しずらいキャラばかりなので突出して伊勢谷が格好いい。
伊勢谷しか格好いいヤツがいないともいうけど・・・。

主演は嵐でも問題ないけど、この映画のエンディング曲が嵐ってのはちょっとやめてよ。
もうちょっと作品内容考えたタイアップにして欲しい。

こういうカジュアル時代劇は定期的に作られて欲しいなぁとは思うので、これがヒットしたのは良いことだとは思うのですが、いくらなんでも適当すぎるシーンが多いような気もするのです。

『ジーサンズ はじめての強盗』

「ラストベガス」を一回り年取らせたような映画。
名優揃えてヌルいストーリーを楽しくやるタイプ。
マイケル・ケイン、モーガン・フリーマン、アラン・アーキン。
またモーガン・フリーマンかよと思うけど、このクラスの黒人おじいちゃん枠って他に浮かばないから仕方ない。

本当にヌルいストーリーではあるけれど、要所要所てで良い台詞が出てくるし、伏線の妙も感じるし、ひねった展開もある。
粗やヌルさは俳優陣が余裕でカバーするから気にせず最後まで楽しめる。

年寄りの友情モノは熱い。

傑作とか名作とかそういう感じの映画じゃないけど、手堅い良作で肩肘張らず楽しめるかと。
笑いあり、感動ありの良い映画です。
かうんたぁ
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