時間の無駄と言わないで

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『ロスト・バケーション』

ブレイク・ライヴリー主演のサメ映画。
主演っていうか殆ど一人芝居です。

綺麗なおネエさんがビキニ姿で出ずっぱりってだけでそこそこの満足度は得られるけれど、ワンシチュエーションモノとして結構楽しめた。
90分弱の上映時間も丁度良い。
ハラハラドキドキが持続します。

終盤のサメのいかにもなCG感はちょっとアレな感じ。
やっぱりサメ映画は本体があんまり見えてないときが一番怖い。
とはいえ、見えてないサメを怖いと思わせるのは見事な演出手腕です。

直視できないほどじゃないグロシーンも丁度良い。
爆発オチでもないし。

いまいちな邦題と予告編で期待値が下がったぶん意外な掘り出し物になった。
観て初めて知ったけど監督がジャウマ・コレット=セラなのね。
この映画なら主演女優よりも監督名をアピールした方が良かったんじゃない?

『ガソリン生活』伊坂幸太郎

ガソリン生活 (朝日文庫)
自家用車目線の話。
大昔に読んだ宮部みゆきの「長い長い殺人」を思い出した。
まぁ「モノ視点」っていう設定だけですが・・・。

500頁もあるけど、扱っている事件の内容は結構コンパクト。
でも面白い。
自動車同士のやりとりとか、主人公家族のやりとりとがとても良い。
「砂漠」っぽい感じ。

だいぶサラッとあっさり目に描かれているけど、嫌な奴の描き方が本当に上手くてとても嫌な気持ちになる。
だからこそ、ちゃんとコトが解決した時のスッキリ感が堪らないワケで。

終り方もとても美しい。

夏の訪れ

鉢植えっぽい物を抱えて帰路に着いてる小学生を見かけた。
そうか、あいつら夏休みが始まるのか、とオジサンになって久しい身としては懐かしいやら羨ましいやら。

当確

出口調査で大体判っちゃっても、その後の選挙特番を楽しく観るために内緒にしておいて欲しいものですわ。

『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』

「カッコいい画が撮れりゃ他はどうでもイイんだよ!」っていう監督の思いがビシビシ伝わる映画。
練られたストーリーも深い人物描写も前後のシーンの整合性もないけれど、それがエメリッヒ。
こっちも解って観に行ってるんだから問題ありません。

でも、若手世代必要?
まぁヒロインは可愛かったから良かった。
中国美人も良し。
でもあとの野郎3人は要る?

一方で続投組はとても良かった。
ヒゲを剃った途端にシャキッとして杖も必要なくなる大統領は格好良かった。
レヴィソン親子の変わらない感じも驚いた。

だけど何より博士でしょ?
コメディも人間ドラマもSFも彼が全部担当してたようなもの。
ちょっと泣きそうになるシーンさえありました。

とはいえ、全体的には前作には全く勝てない出来。
テンション上がる演説がないのが何より痛い。
それさえあれば逆に他がどれだけ酷くても許せるもん。

博士が良かったから損した気分にはならないけど、「インでペンデンス・デイを観たな」っていう満足感は薄めな映画。

『ウォークラフト』

ファンタジー映画はあんまり観ないけど、ダンカン・ジョーンズ監督作品ってコトで鑑賞。
監督らしさは薄味だった気がする。

どうも盛り上がりに欠けるというか。BGMで強制的に盛り上がってる感じにしている印象。
ドラマもそんなにキャラクターが掘り下げられないから感情移入もしづらい。
原作があるらしいけど、この映画単品で見ると世界観の設定もよく判らないし、お話も色々唐突。

CG製のロケーションは結構楽しかった。

展開が早いから最後までそこそこ飽きずには観られるけど、「俺たちの戦いはこれからだ!!」エンドなのはちょっとモヤモヤする。

予告編を観たときに、人間とオークの主人公が種族を越えて友情を育んで戦争を止めようとする話だと勝手に勘違いしてたから余計にイマイチ感が出ちゃったのかもしれない。

『美少年探偵団 きみだけに光りかがやく暗黒星』西尾維新

美少年探偵団 きみだけに光かがやく暗黒星 (講談社タイガ)
「CLAMP学園探偵団」みたいな感じ。
西尾維新らしさはだいぶ薄め。
読みやすくはなっているけど、著者買いした身としては少し肩透かしを食う。

つまらなくはない。
まぁ、こんなもんでしょ。

『ダークプレイス』

「ゴーン・ガール」の原作者の作品ってコトで観に行ったんだけど、だいぶ違う感じだったなぁ。
話の内容自体もそうだけど、映画としてのデキもだいぶ違いが・・・。

正直なところそんなに「衝撃の結末」じゃないよね?
結構途中で察しが付いちゃう。

シャーリーズ・セロンのハードボイルド探偵映画として観ればまぁ謎解きの意外性とかは別になくても構わないけど、一応サスペンスではあるんだからもうちょっとサスペンスフルな演出してくれてもイイのに。
結構淡々と起伏も少な目で進む。
ハードボイルドモノの悪い所が出ちゃってる気がする。

『マネーモンスター』

全然期待してなかったぶん意外と面白かった。
やるじゃん、ジョディ・フォスター。

ポスターとか見るとシリアスなサスペンスっぽかったけど、だいぶコミカル。
ハードな金融用語とかもそんなに出て来ないし、サスペンスとコメディがイイバランスだったと思う。
でも最後に突然シリアス寄りになっちゃう辺りを見ると、けっして製作サイドが狙ったユルさではないような気もしますが・・・。

異常にテンポ良くサクサク話が展開するので、社会性とかメッセージ性とか皆無。
人物の掘り下げとかも皆無。
でもエンタメに徹してるのは好印象。
まぁだからこそ事件の片付け方がちょっとなぁ。

ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツは華があってイイね。
主演2人の魅力がかなり評価に貢献しているかと。
あのダンスは反則だよ。超面白いもん。
やっぱり彼の軽薄オジサンは抜群だね。
ジュリア・ロバーツの出来るディレクター感も良かった。

監督とスター俳優のパワーでオーソドックスな話を少し強引に面白い映画にしている感じ。
ちょっと懐かしい映画の感じ。

『10クローバーフィールド・レーン』

ん〜、どうなんでしょうねぇ?
一番最初の「シェルターで3人がワケありな感じで共同生活してるのね」くらいしか見せない予告編だけだったならもうちょっと評価が上がった気がする。
それ以後の予告編とかポスターとか、ちょっとネタバレし過ぎじゃない?
アレを観ちゃってると後半の驚きは薄まるし、前半の緊張感も薄まる。
「大脱出」並の映画の楽しみを奪う予告編展開だと思うなぁ・・・。

「クローバーフィールド」の続編というわけでもなく。
共通点はどちらもJ・J・エイブラムス制作ってとこくらいかな?
前作は彼らしさが良い方向に出てたけど、今作はダメなところがギュッと詰め込まれてる気がするなぁ。
っていうかシャマラン監督作品みたいだ。

主演はメアリー・エリザベス・ウィンステッド。
下着姿しか印象ないです。
だってコレはジョン・グッドマンを満喫するための映画なのだから。

笑うジョン・グッドマン。
怒るジョン・グッドマン。
踊るジョン・グッドマンに変態チックなジョン・グッドマン。
もう色んなジョン・グッドマンが見られる。
ってかこの映画の唯一にして最大の見所なのでは?
本来の見所は予告編で見ちゃってるし。

ってか電話の声、ブラッドリー・クーパーなのね。
そこが一番驚いた。

『アウトバーン』

「どうでもいいストーリーを15分くらいで片付けて、あとはひたらすらカーチェイス」ってい映画を想像してたのに全然違った。
どうでもいいストーリーがダラダラと長くて一向に車に乗らないし、乗ったら乗ったで意外とそうでもない感じのカーチェイスだし。
挙句一切カタルシスのないオチで締める始末。

一方でキャスティングが妙に豪華。
そんなに出番が多いわけでもない脇役にアンソニー・ホプキンスとベン・キングスレーっていう内容に見合わない豪華さ。
この2人のシーンだけは見応えがあって楽しい。
でもそこ以外がいくらなんでも見応えなさすぎ。

つまらない映画でした。

『サウスポー』

もうベタベタの超王道ストーリー。
意外な展開とか全然ない。
むしろちょっと粗いところも。
でもうまいキャストを集めて作ればグッときちゃうのよね。

ジェイク・ギレンホールの出演作のハズさない感じは凄いよね。
彼が出てるなら観に行こうかなという気にさせられる。
「ナイトクローラー」の人とは思えないバキバキのボディとか半端ないっす。
最終戦直後の台詞とか堪らない。

フォレスト・ウィテカーも良かったけど、娘役の子が素晴らしい。
バキバキの肉体も凄かったけど、なんだかんだ言っても結局は親娘モノだしね。
親娘のシーンが泣ける。

レイチェル・マクアダムスは衣装がいちいちエッチぃ感じなのがとても良かったと思います。

それにしてもタイトルがあんな熱血スポ根少年マンガみたいなネーミングセンスだとは驚き。
ベタベタなこの作品中での唯一にして最大の衝撃。

『デッドプール』

FOXが作ったわりには面白いじゃん。
こじんまりした丁度イイ話の規模と、コミカルなキャラがイイ感じ。
メタネタ、映画ネタ、自虐ネタ等どれも面白いし。

ただ「X-MEN」の世界の話なので、デッドプールの誕生秘話的なのを見せられても流れが今まで散々見てきたお馴染みの誕生譚なのでちょっとダルい。
そこが片付くと後はテンポ良く進みます。

キャラ濃いけど、映画の作りは結構オーソドックスな手堅い復讐モノに仕上がってる。
もう少し無茶をやってくるかと思いきや、良くも悪くも正統派な作り。

冒頭のアクションは凄い良かった。
でもアクションはそこがピークだったのは少し残念。
予算の問題かな?
世界中でヒットしているらしいから、続編が作られるときには解消されてることでしょうきっと。

まぁデッドプールのキャラを楽しむ映画だから全編にわたってキレのあるアクションを期待するのも酷かもしれませんわ。
「シビルウォー」が直前に公開されちゃってるのも不運。

ヒロインも美人。
まさかアラフォーだとは思いませなんだ。

角刈りで全身銀色のオジサンはアメリカ人とのセンスの隔たりを感じる。
終盤戦はもうちょっと魅せるアクションを演出できなかったのかなぁ・・・。

これくらいの規模感の身近な危機に立ち向かう感じで、変に壮大にならない続編になるとイイなぁ。
そんなにアクションシーンがなくたって、お喋りしているだけで楽しいし。

『アイアムアヒーロー』

いや〜ナメてましたわ。
こりゃ凄い。
「邦画として」ではなく、「洋画邦画問わずゾンビモノとして」衝撃的だった。

予告編の段階では全く観に行く気が起きなかったけど、なんか評判がとても良いので観てみたらコレが大当たり。
このゴア描写は一見の価値ありかと。
テレビドラマの延長だったり、事務所のタレントの宣伝用だったりしがちな邦画が多い中、久々に「こういうモノが作りたいんだ!!」っていう作り手の気概を感じられた一作。
序盤の長回しとか、ラストの戦いとか最高です。

でもあの予告編で観賞意欲をそそられた層はこの内容は受け付けない気がするなぁ・・・。

キャスティングも絶妙。
大泉洋の絶妙なダメさと、丁度良い格好良さ。
そりゃ有村架純と長澤まさみに囲まれたら頑張りますわ。

岡田義徳は相変わらず最高に上手いし、久し振りに見た吉沢悠も良かった。
片瀬那奈があそこまでやるとはねぇ・・・。

ゾンビモノでは定番の投げっ放しエンドだけど、続編は作らない方がスマートな気がする。
制作陣にはこの技術と志でまた別の映画を撮って欲しいなぁ。

『シビル・ウォー キャプテン・アメリカ』

凄い面白かった。
ヒーローの活躍による周りへの被害とか、ヒーロー同士の対決とかちょっと前のDCの「バットマンvsスーパーマン」と被るけど、やっぱり仕上がりは段違い。
ストーリーも画作りも圧倒的。
とはいえ、シリーズが進む毎に観ておかなきゃいけない作品が増え、お祭り感を楽しむためのハードルがグングン上がっている気もする。

でも都度観ている調教されたファンには堪らないお祭り感。
全員集合シーンとかは「アベンジャーズ2」よりも有難味のあるお祭り感だった気がする。

大抵の対決モノと違って、「最初は揉めるけど結果的に和解して共通の敵を倒す」っていうのに逃げずに最後まで「vs」を貫き通したのには驚いた。

スパイダーマンの出し方も使い方も上手い。
ワンダーウーマンも見習うべきかと。
おばさんまさかのマリサ・トメイだし。
スパイダーマンとアントマンのお陰でそれ程深刻ムードな話にならずに済んでて良かったし。

一方でブラックパンサーはいまいちグッと来なかったなぁ。
何の能力を持った誰なんです?

ヴィジョンは免疫が出来たのが意外と大丈夫だった。
洋服着てたからかな?

マーティン・フリーマンとかダニエル・ブリュールとか周りが地味に豪華なのも素敵。
SWパロディが出来るのは買収された効果かと。

登場ヒーローは沢山いるけどみんなに見せ場があって、割を喰った感のある人がいないのはお見事。
相変わらず集団戦の構成は見事だし。

そんな中でもキャップはちゃんと主人公感出してたし、社長は社長で見所満載だった。
2時間半の長丁場を感じさせないクオリティでした。
かうんたぁ
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コメントありがとう
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