Fantasia
高見沢の3年ぶりのソロアルバム。
前作は色んな人に作詞をしてもらった色んな曲の詰まったアルバムだったけど、今回はメタル一本に絞った感じ。
前作よりも歌詞の外注率が減ったってのもあるけど、つんくも綾小路翔も高見沢に寄せた感じの作詞をしてるから、詞・曲ともバラエティに富んではいない。
だからアルバム一枚丸々好きか、丸々苦手か、スパッと別れそうな気がする。

個人的には大好物。
歌がもう少し上手けりゃホント文句の付け所が無いわ。

歌詞カードにいちいちギターソロを誰がどんな順番で弾いているのかが載っている親切設計。

・「エデンの君」
作詞は綾小路翔だけど、別に高見沢でも書けそうなタイプの詞。
ギターソロでマーティ・フリードマンが参加。イイ感じ。
わかりやすく格好イイ始まり方のイントロだと油断していると、初回は何が起こっているのか解らないうちに歌が始まる。
コレでPV作れば良かったのに。
1コーラス目のサビの「つい〜おくの♪」の「い〜」のところがゾクゾクくる。

・「仮面の魔法」
プログラミングが朝倉大介。
初めて聴いたときはいまいちピンと来なかったけど、聴けば聴くほど味が出る。
「Dress Parade♪」の件とか堪らん。
高見沢と朝倉大介のコンビは面白い。

・「Fabtasia 蒼穹の彼方」
ギターソロで松本孝弘が参加しているコトよりも、ドラムが長谷川浩二だってコトがグッとくる一曲。
ドラムが前にガンガン出てくる感じが堪りません。
曲は他と比べると結構シンプルな作り。
歌詞は「Neo Universe PARTI」的な、格好イイ言葉を並べただけの中身空っぽソング。
まぁメタルの歌詞なんてそんなもんですわ。

・「夜桜お七」
ライブならコレでイイけど、CDではもうちょっとちゃんと歌おうよ。

・「HEY! JOE!」
みうらじゅんの平城京の歌。
コミックソングかと思わせておいて、意外と深い歌詞だったり。
イントロ明けのサビのアレンジが面白い。

・「月姫」
シングルのまま。

・「Snake&Maruguerite」
リリー・フランキー作詞。
「夜桜お七」とコレが、アルバム内で聴く頻度の低いツートップとなってます。
前者は間違いなく歌唱力だと思うんだけど、こっちは何かねぇ?

・「VAMPIRE 誘惑のBlood(Album Mix)」
イントロの前にSEが加わった程度じゃない?
アルフィーなり高見沢なりの「アルバムミックス」は、アハ体験的なビミョーな変化ばっかりだなぁ・・・。

・「Blood of Eternal」
愛を惜しみなく奪いそして与えてくれそうなバラード。
なんかこのアルバムっぽくない一曲。
岸利至が参加してるのにアレンジも普通。
歌は丁寧。

・「クレオパトラの涙」
アレンジがイイ感じ。
展開しまくりのイントロからメイン(?)のイントロへの流れとか素晴らしい。
サビも気持ちイイ。

・「One Way Love」
シングル時のまま。
入れる必要あるのかい?