だいぶ長い。
138分だそうで。
あっという間の2時間ではなく、身を以て実感させられる2時間です。
そろそろ終わりかなと思ってからが長い。

「清須会議」っつうくらいだから丁々発止の会話劇かと思いきや、意外と普通の時代劇だった。

歴史モノだから基本的にオチは知ってるワケで。
ストーリー展開のドキドキはとても薄味。
豪華俳優陣がお馴染みの人物たちをどう演じるのかを楽しむ作品かと。
コメディとしては微妙。
会話劇を期待するとイマイチ。
時代劇としてはまあまあ。

でも役者の演技を堪能するには素晴らしい。
配役は絶妙。

柴田勝家の役所広司はとてもイイ。
臭そうなところが最高にイイ。
この映画の数少ない笑い所は彼の芝居で成り立ってます。

羽柴秀吉の大泉洋も役所広司に負けてない。
こりゃ天下人にもなるわという魅力に溢れてます。
出オチのメイクは意外と早めに慣れます。
片手だけ手袋してたけど、やっぱり6本指だったってコトかな?

丹羽長秀の小日向文世は良くも悪くもちゃんとシリアスな時代劇してた。
この妙に固いキャラがこの映画の笑いの少なさの元なのでは?
イイ芝居してるんだけどね。

池田恒與は佐藤浩市。
評定での恒與と勝家のやり取りが実にイイ。
っていうか、ああいう感じを全編に期待して劇場に来たんだけどなぁ・・・。
僕の望む清須会議を体現しているキャラでした。

悪い意味で目立ったのが前田利家役の浅野忠信。
声がめちゃくちゃ悪い。
舞台出身者やら歌舞伎俳優やらが沢山いる中で抜群に声が悪い。
時代劇は何より「声」だと改めて実感。
チョイ役だったけど勘九郎は流石に良い声だったもん。

あと剛力彩芽は下手くそだな。
コレだけの芸達者を集めた映画に彼女が出てたらそりゃゴリ押しだの何だのと言われますわ。

スクリーンに一枚看板で「でんでん」って出ると面白いなぁ。
結局山寺宏一は何の役だったんだ?
忍者は要らないと思うよ。
滝川一益は盛大に滑ってたと思う。

100分くらいに纏めていれば、切れ味のあるイイ映画になったと思うなぁ。