クリスチャン・ベイルが何か物凄いコトになってる映画。
こんなに笑い所の多い作品だとは思わなかったわ。

主要人物のヘアスタイルが一九分け、パンチ、巨大リーゼント。
ヒロインはヒロインで何度着替えても大抵Hな服着てるし。
全体的にキャラがかなり濃いめの作り。

アカデミー賞ノミネートされまくりだの何だのっつう事前情報のせいでだいぶハードル高めで観に行ったぶん、話の本筋自体はそれ程大したコトなかった。
というか、騙し騙され的な話かと思ってたら実際は人間模様の話だった。
詐欺師が主役だけど、トリックとかどんでん返しとか、そういうのじゃなかった。
アクの強いキャラがその状況で何を考えてどう動くか、そういう面ではとても面白かった。

テンポ良くサクサク進む。
音楽の入れ方も格好イイ。
テンポ良過ぎて置いていかれそうになるところも。
ソフト化の際には吹替版を丁寧に作って欲しいなぁ。

っつうワケで、兎にも角にも俳優陣の演技合戦を楽しむ映画。
あの熱演があってこその10部門ノミネートって感じ。

クリスチャン・ベイルは初っ端のおめかしシーンでいきなり全てを持っていきましたわ。
あんなの見せられたもう完敗ですって。
苦労の絶えない主人公で猛烈に感情移入。
彼の幸せを願いっ放しの2時間でした。

ブラッドレイ・クーパーがパンチパーマ。
髪ネタ多いな。
色んな人との喧嘩が見所。
魚釣りの話イイよね。

エイミー・アダムスはドレスの胸元が気になって気になって。
「マン・オブ・スティール」の時は老けたヒロインだなぁと思ったけれど、この面子の中にいるとイイ感じのヒロインだった。

ジェニファー・ローレンスが年下に見えないスレた感じになってた。
クリスチャン・ベイルとの掛け合いが面白い。

ジェレミー・レナーはクズ役でこそ映えると思ってたけど、今回の豪快市長がとても良く似合ってた。
大型リーゼントも似合ってた。

ロバート・デ・ニーロはクリスチャン・ベイルのデ・ニーロアプローチ的な感じを意識しての起用なのかな?
デ・ニーロのマフィア超怖い。
出番短いけどインパクト大。
それにしても皆徹底して見慣れた髪型を避けてるのね。

芸達者の競演が堪らない眼福映画でした。