アラン・チューリングの伝記映画。
ベネディクト・カンバーバッチはアカデミー主演男優賞ノミネート。
「チューリングテストを作ったチューリングさんって学者がいたよ」くらいの知識しかなかったから新鮮。
エニグマも知ってたけどチューリングが絡んでるとは知らんかった。

エニグマの話なのにいきなり戦後かよ?と思ったけど、戦後・戦中・少年時代の3パートで構成されてるのね。
伝記映画だから知ってる人も多数いるんだろうけど、知らない身からすると天才数学者の秘密はビックリする。
「イミテーション・ゲーム」ってそういうコトなのね。
それにしてもカンバーバッチはこういう役多くない?

3パート使って丁寧に秘密を描いててとても哀しい。
中盤で結構明るく笑えるシーンもあったりする分余計にね。
天才ってだけでも大変なのに、更にだもんなぁ。

一方、エニグマ解読のお仕事ムービー的な方は何かモヤモヤするところもあって。
画的には大きい機械がガションガションいってるだけだから、何に行き詰ってるのかとか、その解決策でどれくらい前進したのかとかが解りづらく、失敗時の落胆も成功時の興奮も何となく蚊帳の外。
そこちょっと残念。
でも基本的には戦中パートは抜群に面白いし、少しダルいところはあるもののコレあってこその残り2パートだし。

同僚もMI6も足を引っ張る軍人もキャラ立ってて見応えあります。
カンバーバッチはもとより他のみんなも上手いもん。

カンバーバッチはやっぱりラビット関根に見えるのはいつものコトだけど、今回は戦後パートのハゲた警察の人がキルスティン・ダンストに見えて仕方がなかった。
「ラスト・アクション・ヒーロー」の悪役のオジサンが出てて嬉しくなった。今回もイイ感じの悪役だったし。
マーク・ストロングはスーツもヅラも良く似合う。

そういやアカデミー助演女優賞だったのね、キーラ・ナイトレイ。
「はじまりのうた」で僕の中での「史上最高のキーラ・ナイトレイ」を出しちゃったから、ノミネート止まりもやむなし。