最初に設定だけ聞いたときには何とつまらなそうな映画だと思ったけど、蓋を開ければなかなかどうして面白い。
最近のマーベル映画の安定感は凄まじい。
主人公は冴えないオッサンだし、スーツ姿も全然格好良くないし、悪役も地味だし。
でもアクションと笑いとが絶妙なバラスでイイ感じ。

他のマーベルが割と深刻な危機から世界を救う話だけど、今回はとってもコンパクトで小さいお話。
その分相応(?)なところが丁度良くて楽しめる。
今後キャプテン・アメリカとかアベンジャーズとかに合流してもこのテンションを維持出来るのかが少し不安ではるかな。

初っ端からマイケル・ダグラス登場。
彼といい、「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」のロバート・レッドフォードといい、最近のマーベルは半端じゃない大物を呼んでくるのが素敵。
んで、マイケル・ダグラスは出ずっぱりで見応えあります。
下手すりゃCGアニメ映画になっちゃうところをバシッと締めてくれます。
若い頃の姿も結構自然で技術の進歩には驚くばかり。

最後までそんなに深刻にならないし、最終戦にまでしっかり笑いを挟んでくるのが新鮮。
エドガー・ライト効果かな?
マイケル・ペーニャの要らん回想シーンで、彼の台詞と回想の登場人物とのリップシンクが完璧なのがホントばかばかしくて好き。

序盤はアントマンは出て来ないわ、かといってマイケル・ダグラスも出て来ないわ、世界に危機も訪れないわで退屈だけど、エンジンかかってからはマーベル屈指の面白さだったかも知れない。
でもコレ、ちゃんと面白い続編作るのって大変じゃない?

そういや、別れた奥さんの再婚相手が良い人ってのも新鮮だわ。