10年に一度くらいに現れる腰を抜かす程に凄いCGが出てくる映画。
ってか全編がそういうレベルでのフルCG映画。
一ヶ所だけ実写の景色があるらしいけどサッパリ判らなかった。

景色とか動物とか本物と遜色ない。
「超実写化」とか何言ってるんだと思ったけど、思い通りのロケーションで撮れるし、動物にも完璧に芝居付けられるし、愛護団体に配慮する必要も無いしで、確かに実写化を超えてるわ。

ストーリーはほぼアニメ版のまんま。
それを本物同然のリアル映像でやられると色々モヤモヤするし、さらにミュージカルまであるからリアリティラインがフワフワしてくる。

登場人物みんな割と葛藤が浅め。
万事すぐに解決するから感動も浅め。
ラストバトルがお相撲なのもどうも盛り上がりに欠ける。
アニメのデフォルメがあったからこそ許せたり盛り上がりを作れたりしたところがリアルさに足を引っ張られてる気がする。

とはいえそれも凄すぎる映像故。
この技術の進歩をリアルタイムで味わうだけでも十分元の取れる映画だとは思う。
話は中盤にダレるけど、映像が凄すぎて全然眠くならない。

唯一の続投キャストのジェームズ・アール・ジョーンズは相変わらず鬼のように良い声で震える。

キウェテル・イジョフォーも悪役っぷりが素敵。

エルトン・ジョンも良い曲書くなぁと思う。

ストーリーはオリジナルより結構上映時間が長いわりにはアップデートされた部分が少ないので、ちょっと薄くなった印象。
「まんまだからこそ良い」って人もいるだろうからそこは難しいところか。