環境厚生常任委会活動報告
私が委員長を務める環境厚生常任委員会では、今期「誰もが安心して自分らしく暮らすために〜持続可能な地域福祉に向けて〜」をテーマとして2年間の政策討議に取り組んでいます。以前より意見交換を行っていた一般社団法人茅ヶ崎介護サービス事業者連絡協議会と連携し政策につなぐ介護現場における人材不足が喫緊の課題であると考え、市内全公立中学2年生等を対象に、現場の課題解決に資するアンケート内容を何度も打合せを行い考案しました。

Googleフォーム及び学校の一人一台タブレット端末を活用して、無記名及び選択式の設問を多く採用したことにより、92.3%(1,876名)と高い回答率を得る事ができ、Googleフォームにより、集計結果を即時にグラフ化することができ、速やかな分析や議員間討議につながりました。
中学2年生が介護職に持つイメージについて、「大変そう」といったマイナス面の意見だけではなく、「感謝される喜びがある」、「やりがいがある」、「社会の役に立つ」等の前向きな回答も多く得られた。
また、アンケートを通じ、生徒に対して介護に関するポジティブな情報提供できた等大きな成果があったと考えている。
環境厚生常任委員会として、結果を基に市民福祉の向上に寄与する具体的な政策提言に反映できるよう、さらに議員間で討議を深めるとともに、教育委員会を通し、各学校にも結果報告させて頂きます。
そして今後の具体的な政策提言のために平塚市の取組をZOOMによる視察等も行っていきます。
また、この取組みを日本最大の政策コンテストのマニフェスト大賞にも応募しました。

Tスタイル10月号