2019年11月

買う男。

こんなの買いました。
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鼻毛カッターです。
「あんた、前も買ったでしょ?」と覚えてる方もいらっしゃる方もいるかもしれません。
そう、「また」なんだ。また買ったんだ、鼻毛カッター。

というか。
前回記事に書いたパナソニックのあと、
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もうひとつフィリップスのやつも買ったんだ。それをしばらく使ってた。
使ってたんだけど・・・
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コイツは「刃」の部分が芝刈り機みたいになってんのよね・・・
使い方が悪いのかもしれないけど、あんまりキッパリ切れないのよね。
入念にホールに突っ込んでぐりぐりやってんのに、すげぇ立派な大黒柱みたいな奴が残ってたりする。
しかもなんとなく鼻の内壁をえぐり取って行ってるような感じがして、なんつーか、ダメージ感?

なので「新しいのを買おうかどうしようか・・・」と半年ほど悩んでたんですよ。

なんせ高価なものですから(汗)

しかし悩んでいる間にもどんどん鼻毛は伸びてくるわけで。
「えぇい、買ってしまえ!」と今回思い切ったわけですよ。

で。
「どうせ買うのなら・・・」と思ってしまうのよね。悪いクセよね。
前はER-GN10というモデルだったんだけど今回はもっとハイスペックなものをということでER-GN50というモデルをチョイス、シマノで言うとアルテグラ、カンパならレコード的なポジションに当たると思います。

ハイスペックな鼻毛カッターってなに?ってことに当然なってくるとおもうんだけど、amazon価格でGN10は859円、GN50は2424円と3倍近い差があるわけですから、そりゃもう圧倒的な差があるに違いない!
ティアグラとデュラエースの違いもわからない45歳ですが、きっとこの「3倍の違い」に感動することでしょう。
(さらに上位モデルのGN70というのもあるのですが、さすがに手が出ませんでした・・・なんせスーレコですもん・・・)


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前のやつに比べて段違いのシッカリ感があります。
つまり、重い(笑)

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そうそう、先端がこの形状のやつがいいんよね。芝刈り機No!


使ってみました。


・・・普通でした。




次。

ヒゲ剃りも買いました。
えーと、シェーバーか。
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ブラウンのシリーズ5。

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今までは同じブラウンのシリーズ3でした。
刃を交換したりしたのでぜんぜん剃れるのですが、充電できなくなってきたので。

ダメもとでカミさんにお伺いを立てたところ(上目遣い推奨)、「シェーバー買うよろし!ただし、ゆめタウン20倍デー限定!」とのありがたいお言葉をいただけたので、ゆめカード抱えて小走りで買いに行ったのですが、ウチの直近のゆめタウンっていまこのテの家電売ってないのね・・・
薄い薄っすい記憶では2階の北東あたりでテレビとか電球とか売ってた気がするんだけど、今は調理家電(ホットプレートとかそういうの)がちょびっと置いてるだけみたい。
毎週行ってるのにぜんぜん気付かなかったわ・・・

なのでとぼとぼと帰宅してシレっとamazonで注文したりましたわ。


そして肝心の剃り心地。

・・・・普通でした。





もぅいっちょ。
my wife said 「自転車のライト、買ってきて」

自転車のライト?ついこないだ買ってきたじゃん、ジュンテンドーで。付けたじゃん。

fixed me and she said 「もう無い! あれ、2日でパクられたわいね!!!


勤務先に自転車置いといたら無くなっとったらしい。

「走りよって落としたんかもしれんけど、さすがにそれなら気付くと思う。盗まれたんじゃろう・・・・」


そうか、2日かぁ。
すげぇなぁ、世紀末じゃなぁ・・・ 北斗の拳じゃなぁ・・・

というわけで。
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今度はジュンテンドーではなくこれもamazonで。
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USB充電式です。

「・・・重いね」

バッテリー容量がわりと大きいからね。
もしスマホの電池が切れそうになったら、コレにケーブル繋げば充電できるんで!すげぇだろ?

「うち、そんなことせんけぇ別にえぇ」

・・・そ、そうですよねぇ(汗)


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ライトと一緒にこんなステキなご案内が入ってました。
amazonのロゴも微妙に違うし、日本語も相当怪しいですが、そんなことを気にしてはいけません。
なんせ「美しい贈り物」なんですから。
「1週間かそこらで」それを受け取ることができるのですから。

3500¥円相当のスマートウォッチかぁ。

すげぇなぁ、喉から手が出るほど欲しいなぁ(棒)





どこから来て、どこへ行くのか。

10月26日、土曜日。

7時少し前、出発。
水曜どうでしょうユーコン編で爆笑しながら、クルマは一路西へ。
息子、最近お気に入りなのよ。もちろん、最初は大泉さんしかしらなかったわけだけど、「もう一人の演者がミスター、Dのくせにガンガン喋るヒゲが藤やん、ときどきしか喋らないけど的確に面白いことを言うのがD兼カメラマンのうれしー」くらいのことは把握してる。
「演者を押しのけスタッフがどんどん番組に出てくるって意味ではイッテQなんかも水曜どうでしょうの流れを汲んでると言えるよね。偉大だなぁ、どうでしょうって・・・」くらいのこともつぶやくくらいになってきてる。
そろそろ夏野菜の魅力について深く語り合う時期にきてるのかもしれない ← いったいなんの話してんだ・・・


目的地に午前11時到着。
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丸幸ラーメンセンター。
息子、最近になって豚骨ラーメンが食べられるようになったので(なぜかアメリカでw)、本場の豚骨にチャレンジしてみよう、と。
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ラーメン470円、チャーシュー麺590円。超安い。
特製ラーメンとか満腹ラーメンとかも気になるけど、初心者なのでノーマルなやつから試すのが礼儀ってもんでしょう。父ちゃんはチャーシュー麺にしました。

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うまい。
超うまい。
ゴッテリはしてないけどしっかり豚骨。いくらでも食えそうな感じ。いや、いくらでも食っちゃヤバいので自重はしますが。
博多のラーメンに比べると少し麺の量が多い気がしますね。
ほら、あっちは「替え玉前提」みたいなとこあるし。

とても素晴らしいラーメンでした。
さぁ、それじゃ広島に帰りましょう。

・・・・もちろんウソです。


本当の目的地は、
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吉野ヶ里遺跡です。

息子、歴史の勉強など始まってますからタイムリーなのではないか、と思いまして。
2000年前ここに住んでいた日本人がいた、ということをリアルに感じさせてやりたい。

息子「2000年前っていったら・・・ 人間はまだウホウホ?

弥生時代だからな、もうウホウホ期は過ぎてると思うぞ。
まぁそこら辺は展示を見ていけばわかることでしょう。

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卑弥呼様と下々の民。


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とりあえず勾玉作り体験ってやつに参加してきました。
ほんとはヒスイかそういうカチカチの石を削って研磨して作るんだろうけど、そりゃとてつもなく大変。
なのでここでは適当な大きさに切り出された蝋石を使います。
これを砥石にごりごりしてカタチを作っていきます。
色によって硬度が違うらしいので、硬い黒と柔らかい白を選びました。
ちなみにJAF割引が効いて二人(ふたつ)で200円だか250円だか、そんなもんです。

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こっち見んな。

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ごりごり、と。

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カタチが出来たら#600の耐水ペーパーで仕上げ。

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だからこっち見んな。

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満足いくまで磨いたら終了。
穴のところにヒモを通して出来上がりなのですが、ワシらはあえてヒモを通さず持ち帰りました。
#600では全体的につや消し仕上げな感じなので、「#2000くらいまでやってピッカピカにしたい」と息子が言うもんで。
帰宅してヒマなときに少しづつ磨いていきましょう。
・・・・たぶん父ちゃんがやることになるとおもいます(汗)

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そこら中に縦穴住居などが復元されて建ってます。
「ここは土器などつくる家」とか「ここは料理を作るところ」とか、それぞれの建物(?)の役割が解説されてて、内部には等身大のリアルなお人形さんが。

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この村のボス、だそうです。

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・・・・おっき〜なさん?
どーもどーもご無沙汰しております。
髪型、変えたんスね!(笑)


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吉野ヶ里遺跡、初めて行ったんだけど良かったよ。
みなさんも機会があればぜひ。


さて、クルマで移動することしばし。小倉まで戻ってきました。
とりあえずホテルへチェックイン。

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一人っ子の息子は2段ベッドに興奮しております。

夏休みの終わり頃だったか、今回の秋ツアーをどこに行こうかと相談してるとき。
最初は鳥取砂丘に行ってみようかとか言ってたの。あるいは石見銀山とか。
ただ遊ぶだけじゃなくて、それなりに「学び」のある場所がいいんじゃないか、と。
んで、息子にどこに行きたいかを訪ねたら、
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ここ行きたい、って・・・

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小倉の焼肉屋さんです(汗)

ゴールデンウィークのオレチャレのときに訪れ、息子があまりの旨さに感動し「世界一美味しい焼肉屋」という認定を出した「ゆきじ」
「春に行ったときには父ちゃんと二人じゃったけぇ、母ちゃんにもあの肉を食べさせてやりたい!」、とさ。

しかし旅の目的が「焼肉のみ」ではデブすぎる。あまりにもデブすぎる。
なので無理矢理に吉野ヶ里遺跡を組み合わせた、というわけなのです。

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母ちゃん、優しい息子を持って幸せじゃね。幸せじゃろ? 幸せって言え。

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とうちゃん、ハツのお刺身なんか食べちゃったりして。
久々の生肉!

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数種あるタンから「根元」をチョイス、そしてミノの塩。
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息子パワープッシュ、「コレコレ!これが最高だから!」のマルシンとカメノコ。

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焼いております。
職人の顔で焼いております。

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父ちゃんチョイス、ロース芯・カブリロース・小腸・てっちゃん。

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たたみかけるようにラムヒレ・イチボ。

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ダメ押しでマルカワ・サガリ・赤センマイ。

お酒だって飲みまくり。
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レモン入れすぎレモンサワー。

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面白いシステムよね。


このお店、大人二人子供一人で14000円くらいだから別に安くはないのよ。
安くはないんだけど、いろんな部位を少しづつ食べられるし、それぞれのお肉のクオリティがメチャ高。
オススメですよ。

次回は来年、あの神社に合格祈願にいくときに寄るらしいです。



さて。
小倉駅で母ちゃんを新幹線に押し込み(ゴンちゃんのお世話があるので母ちゃんだけ日帰りです。ここ何年かは「家族みんなで泊まり」の旅行には行ってないのです)、私たちはホテルで恒例の男だけパーティ。
気絶するように就寝して、朝。
さぁ、二日目の予定は?

まず朝ご飯。
実は福岡、ラーメンだけじゃなくうどんもなかなからしくて。ぜひ朝はうどんでキメたい。
ホテルには無料の朝食が付いてるのですが、それは蹴ってうどんにしましょう。
んで、本州に戻って唐戸市場で寿司。これはオヤツね(笑)
そのあと博物館に一件行って帰路へ。途中で昼ご飯、という流れになるでしょうか。よし、決定!


風呂あがりに食堂でコーヒー飲んでると、息子が「一杯だけ。一杯だけ白ご飯食べちゃダメ?」と聞いてくるんですよ。
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本場のからしめんたいこをちょっとだけ食べたい、って(笑)

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そしてホテルをチェックアウト。
息子と二人なのでお馴染みの安ホテルでした(笑)


さて、うどん。
お店の目星はつけておりました。
春のオレチャレのときに「おー、このうどん屋24時間営業なんじゃ、すげぇ」と言い合いましたし、昨夜焼肉屋さんに行くときにも「あ、このうどん屋さんこないだ見たとこだな」って息子と話してた。

なのに。

なのに、いざ行こうとしたら全く見つからない(笑)
店の名前もまったく覚えてないわけよ。
ご存じ、父ちゃんは全日本レベルの方向音痴なのでわかるわけないのですが、「だいたいわかるよ、うん。任せて!」という息子もぜんぜん見つけられない。
小倉の駅前をしばし徒歩でウロウロしまして。
「昨日、焼き肉屋さんに行く途中で見かけた、ってことは一旦ホテルまで戻ってそこから焼き肉屋さんまでグーグルマップに案内させればたどり着くのでは?」というアホみたいな考えにたどり着くまでかなりの時間を費やしました。

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あぁ、やっと会えたよ麗しの資さんうどん・・・


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アホ顔できつねうどん。

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父ちゃんゴボ天うどん。うまい。ゴボ天、揚げたてでサクサク。

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息子ご所望のトッピング用鶏天、まさかのフルサイズで登場。酒のつまみレベル。
ごちそーさまでした!


そして関門海峡を渡って下関へ。
今回は橋を渡るのではなく、「関門トンネル」を通ってみました。
ここにトンネルがあること、すっかり忘れてました。というか、オレ過去に通ったことあるのかなぁ、ここ。

そしてすぐに唐戸市場。
さっきうどん食った気がするが気にするんじゃない。

市場内をぐるっと巡ってみて、「いちばん繁盛してるお店」へ。
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ウォーリーなお姉さんたちが楽しそうに働いています。
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1カン100円〜400円くらい。セルフサービスで最後に会計してもらう仕組み。

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赤身・大トロ・のどぐろ炙り・うに・うに炙り×2・ネギトロ・ふぐ白子。
これで2000円ちょっとくらい。
だから、別に安くはないんだけど、ちゃんと美味しいね。
そりゃシャリは出来合いの「ロボット飯」だし、それにネタを載っけてるだけじゃけど、なんせネタがとてもいいからね。
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「市場」という雰囲気も込みでなかなか楽しい。
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赤身満喫中。



そしてまた移動。
ツールド下関で走る海沿いの道を北上して、

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ココへ。

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土井ヶ浜遺跡人類学ミュージアム。
来てみて気付いたけど、ココってツールド下関のエイドポイントで使うところじゃね。


1930年、砂丘に埋まってた人骨が発見され周りを掘ってみたら300体以上見つかった、というわりとすげぇ場所。


・・・いつも思うんじゃけど。

人骨が発見されたときって、いつごろまでが「事件」でいつごろからが「歴史」になるんかね(笑)
昭和の時代の人骨が出てきたらそりゃ当然「事件」の匂いじゃろうし、江戸末期だともう歴史な気がする。
オレ的には明治維新あたりが怪しいと踏んでる(笑)


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縄文人と弥生人の頭蓋骨の違い、あるいは同じ弥生人でも時代や場所によって結構違いがあるんよねぇ。


「2000年も前のことなのに、なんでこんなにくわしくわかるん?」

そりゃえらい学者さんとかがガチで調べまくるんじゃけぇねぇ。炭素の量とかを調べて年代特定したりするんじゃないかねぇ。

「ふぅん。名前までわかるんじゃねぇ・・・」

は?

「いや、この矢がいっぱい刺さってるの、『ひでお』、って」

・・・うん、息子よ。
彼はね、ひでおくんではなくて『えいゆう』じゃないかな。英雄。



ミュージアム横にドームがあって、出土状況が再現されてる。
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骨はレプリカみたいだけど、場所や形状は同じらしい。
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これがひでおくん。
矢が刺さりまくった、「英雄」と名付けられたご遺体。
彼は戦士であり勇者だったのか、あるいはシャーマン的な役割だったのか。
未だわかっていないらしい。



さて。
日本人のルーツに触れる旅はここらで終了です。そろそろ帰ることにしよう。
お昼ご飯、なににしようかと考えたんだけど、息子にはなるべく「その場所の名物的なもの」を食べさせてやりたい。
(昨日は焼肉だったわけですがw)

下関といえば・・・瓦そばか!

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名店というか、元祖というか、なんかそういう位置づけのお店に来ました。
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ちょっと行列してました。

建物は古民家っぽい感じで、なんつーか「田舎のばあちゃんちに来た@昭和」という趣です。
お店の方に聞いてみると、元々は「置屋」だった建物だそうです。川棚温泉の芸者さんたちのベースキャンプ、ね。
なるほど。


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瓦そば2人前と、

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息子がどうしても食いたいという「うなめし」
薬味とか出汁とかついてて、ひつまぶし的な感じ。

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いただきます。

まぁこの瓦そばがものすごいボリュームで・・・・(汗)
父ちゃん、パツパツの腹をさすりながら広島へ帰りましたとさ。



二日間でおよそ750kmほど。
久々によく走りました。
いろいろ勉強になったいい旅でした。

こうやって文章にすると食ってばかりな感じがするでしょうけど、実際は食ってばかりです(笑)







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