自身で試したあまり大っぴらに語れない、合法?違法?スレスレ?微妙な『怪しいグッズ』の使用感や感想など紹介したいと思います。

IMG_0006ANTCOR AW54-SCという、無線LANのWEPキーを解析するパソコン不要の機器です。無銭LANのWEPキーを解析するソフトウエア(BackTrack等)は何種類かありますが、パソコン不要なのはこれだけではないでしょうか?この機器はWEPキー解析機能以外に、無線LANアクセスポイント、クライアント機能も備えているのですが出力電波が海外仕様で強力すぎて日本国内では電波法違反に抵触します。

付属の電源もコネクタが豪州(AU)仕様なので形状変換アダプタが必要になります。USBからも電源供給が可能な事より、不要なUSBで電源供給ケーブルを作成しました。(Aオス―Aオス)
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中国語の説明書が付属していますが、なかなか不親切でよく分からにので色々試して使い方がわかってきました。

IMG_0007操作は本体の十字キーとOKボタンの操作となります。
WirelessScan <(アクセスポイント検索)
IMG_0009ESSID(WEP、WPA、OPN) <(解析対象選択)

IMG_0014解析が開始します。
IVSパケットがカウントアップして行きます。
IMG_0015解析が完了すると、WEBキーが表示されます。
ここまでの手順の流れは説明書からも読み取れますが、最後のWEBキーが表示がされなく悩んでいましたが、後のデフォルトの『AccessPoint』設定だとWEBキーが表示されないみたいです。

解析に掛かる時間は解析するアクセスポイントの通信量(パケット量)に大きく左右されます。検証のためアクセスポイント経由でSkypeを通話状態にして、パケット量を増やして30分掛かりました。インターネット閲覧程度では何日掛かるかわかりません。

デフォルト設定では意図した動作をしなかった点で、変更する必要がありました。LANケーブルで機器に接続して、192.168.4.20にアクセスしadmin/adminでログインします。
IMG_0022Mainタブは解析したアクセスポイントの情報が表示されます。電源を切っても再スキャンされるまでは保持され続けます。

IMG_0021LinkSetupタブのWireless ModeをSTATIONに変更する必要があります。無線LANクライアント(子機)として動作する機能です。デフォルトのAccessPointのままだと、検索した無線LANアクセスポイントを複製(ESSID、WEBキー)してしまうこととなり色々と既存の無線LAN環境に不具合が発生してしまいました。

IMG_0018簡単にWEB解析できる事が分かりました、しかし解析の為に時間(パケット)が必要です。WEBキー使用する場合は定期的なキー変更が大事な事も再認識できました。