30-Dec.-2010  Bloomberg

東カタールでは,2022年のFIFAワールドカップ開催に向けて,250億ドルを投資して全土的な旅客鉄道及び地下鉄ネットワークを完成させる計画である.
ドーハとペルシャ湾西岸の油田地帯を結ぶ70 kmの貨物線以外は,ワールドカップ開催までに完成する予定だ.

9月のFIFAで,カタールはドーハを中心に全土に広がる13のスタジアムを結ぶ鉄道網の整備を提案した.鉄道は海上の堤防を通ってバーレーンにも延伸される計画だ.
バンクオブアメリカによると,カタール政府はW杯のために650億ドルを投資すると見られ,鉄道網の他に9つのスタジアムを建設し,ホテルの客室数も2~3倍に増やす計画だという.
ドーハメトロは,2013年に建設を開始し2019年までに完成する予定.首都と郊外を結ぶ高速鉄道は2021年までに整備される.

世界第三位の天然ガス埋蔵量を持つカタールは,天然ガス及び原油の輸出による歳入を,インフラ投資や大学・研究所の設立に使用している.


約6兆円をW杯に向けて投資か….オイルマネー恐るべしです.中東諸国とくに湾岸諸国は,最近オイルマネーを,インフラや産業・教育分野などに効果的に投資しています.21世紀は確実に,中東復権の時代になるでしょう.


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