ロシア鉄道を旅した皆さんは、車両に古めかしい字体で8桁の数字が書かれているのに気が付くだろう。最も目立つのは客車に書かれたそれで、車両側面の中央部に大きく書かれているので非常に目立つものだ。実はこの8桁コードは客車だけでなく、機関車から貨車、事業用車に至るまでロシア鉄道(RZD)本線上を走るほとんどの車両に附番されている。

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客車の8桁コード 車両中央にある
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機関車の8桁コード 運転席下付近に書かれることが多い
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貨車の8桁コード

 この8桁コードが制定されたのは1984年、旧ソ連の鉄道ネットワークにおいて車両を一元的に管理するために導入された。そのため8桁コードは現在も、ロシアだけでなく旧ソ連構成諸国においても使用されている。
 8桁コードは、無意味な乱数ではなく、それぞれの桁に意味がある。
 例えば1桁目の数字は
 
 0…客車
 1…機関車、電車、気動車、事業用機械
 2…有蓋車 
 4…長物車
 6…無蓋車
 7…タンク車
 8…冷蔵車
 9…その他

を、それぞれ示している。
2桁目以降は、車両の種類によって意味が異なる。詳しくは以下のページに車種別に解説したので参照してほしい。

8桁コード研究(客車編)
8桁コード研究(電気機関車編)
8桁コード研究(ディーゼル機関車編)
8桁コード研究(電車・気動車編)
8桁コード研究(貨車編)