2010年01月13日

ブログアプリ

最後の記事から、もう二年以上が経ってしまった。あれから、4ヶ月後に母が他界し、その一年後にはまた東京に戻ってきた。いずれも自分の中では、予想していたような、そうでもないような。

いまはこのブログをiPhoneで書いている。そもそもまた再開したきっかけは、このブログサイト用のアップロードアプリが出来たのを知り、早速インストールしてみたからである。

いまや時代はTwitterとなり、僕も日々140文字で書いている。でも、いかんせん短いのがネックになることもあり、改めてブログと連動出来るとイイなと思っていたのだ。

これからまた書き始めるのか、三日坊主で終わるのかは、まだわからない。

とりあえず試験運用してみる。えいっ。
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2007年08月15日

コーヒープレス

鹿児島に「ヴォアラ珈琲」というコーヒーショップがある。ジャパン バリスタ チャンピオンシップ2006で日本一に輝いたという竹元俊一氏が所属するこのヴォアラ珈琲には、世界中のいろんな地域の豆のうんちくを聞けたり、それをフレッシュな状態で購入できるのが嬉しいのだけど、先日ここで面白いコーヒーの淹れ方を教えていただいた。

それはコーヒープレスという、あの紅茶を淹れるときに使う縦長の押し下げフィルター付きポットを使う。プレス用ポットにコーヒー粉を杯数分入れ、底から1cmほどお湯を注いだらフタをして1分間蒸らす。1分経ったら杯数分のお湯を注ぎ、粉とお湯が混ざり合うように棒でくるくるっとかき混ぜてまたフタをする。それから待つこと3分間で出来上がり。あとはプレス用のフィルターをぐーっと底まで押し下げて、カップにコーヒーを注ぐ、これだけ。

なのにこのやり方で淹れると、おそろしく香ばしくて奥深い味わいのコーヒーになるのだ。一度これを経験すると、ちょっともうペーパーフィルターには戻れない。同じ豆なのにこの違いは何?!ペーパーでコーヒーの繊細なところまで濾し取られていたんじゃないかと思ってしまうほど、華やかで複雑で、それでいて構成されている味のひとつひとつをしっかり感じられるクリアな感じ。

「豆の持つ特徴を最大限引き出すには、このプレス式が一番」というのが激しくうなづける。なによりこれなら誰がやっても同じように美味しく出来上がるのが嬉しい。特に挽きたての豆を手に入れたら、是非この方法で淹れてみてください。ビックリしますよ。

ヴォアラ珈琲
http://www.inouecoffee.com/


2007年08月07日

ホームスティの娘さん2

Katie2来日して最初の1,2日は時差ぼけもあるだろうとゆっくりしていたが、ぜんぜん元気なので、その後は海や山、夏祭りに墓参り、近所のスーパー、本屋やCDショップ、電気量販店にとあちこち連れ回した。なにより一番のお気に入りはなんといっても100円ショップだった。アメリカから200ドルを握りしめてきたケイティは、その予算で自分の買い物や家族友達全部で50人以上におみやげを買いたいのだと。しょうがないので100円ショップに連れて行くと、「これも?これも1ドル?!」と驚愕しながら、かごいっぱいのお箸や扇子、手ぬぐいにキティちゃんのランチボックスなどなどを買いあさっていた。日本の物価を勘違いされちゃったかも。それでも最後には足りなくなってしまい、結局一番欲しがっていてユニクロのスキニージーンズは僕がおみやげに買ってあげた。

朝食からコーラをがぶ飲みし、毎日2Lも消費する。食事とお菓子の区別があいまいで、アイスキャンディー(ガリガリ君が好物)をいっぺんに3本食べてしまうなど、めちゃくちゃな食生活のわりに「私はベジタリアン、でも日本のお肉は美味しいから日本にいるときはベジタリアンをやめるの」などとのたまう。栄養とかカロリーとかの先進国と思っていたけど、あれじゃ可哀想だけどデブだらけになるわなあとおもったり。起床から就寝まで、異国の方とこれほど生活を共にすると、いろんなことが見えてきて子どもたちも大変刺激になったようで嬉しかった。

あっという間の2週間の滞在だったけど、終わる頃には下の娘もすっかり馴染んでしまい、それなりに会話していたみたい。日本に来る前はアメリカの北西部を家族で数週間車の旅をしていたとのこと。夏休みも塾で過ごす日本の14歳と違って、今しかできないことを思いっきり楽しんでいる、そんなはつらつさがうらやましく感じられた。帰国後届いた手紙には「あなた方はこの星で一番親切で優しい人たちでした」と書かれていて、ちょっとホッとする。言葉はおぼつかなかったけど、気持ちはちゃんと伝わっていたようだ。「来年の夏は、是非こっちに来てください」とあったので、今度は家族全員でお邪魔しちゃおうかな。

 


2007年07月25日

ホームスティの娘さん1

Katie1昨年春にうちの娘がサンフランシスコにホームステイした際にお世話になった家族の娘さん(ケイティさん)が、この夏我が家にホームステイにやってきた。ブロンドと青い瞳が美しく絵に描いたようなアメリカ美人という感じ。見た目はとても14歳とは思えないけど、すぐにうち解けたうちの子どもたちとはしゃぐ様はやっぱり子供らしい。

ケイティにとってこれが初めてのひとり旅ということらしく、事前に向こうのご両親とメールで何度もやりとりし(こういうときメールはありがたい。電話だときっと半分も伝わらないだろうから)、準備を進めてきた。明るく素直で誰にでも人なつっこい性格のおかげもあって、時差ぼけが治るより先に僕らの家族に馴染んできたし僕らもお客様という感じがしなかった。

フォトグラファーの父親の影響か、とにかく好奇心が旺盛で、一度お箸の使い方を教えると、その後は絶対フォークやスプーンは使いたがらず、僕が茶碗に盛ったご飯に海苔を1枚載せて、その両端を箸で押さえて小さな海苔巻きを作ってみせると、やたら感激して何度もチャレンジしていた。肉じゃが、唐揚げ、あじの干物、カレーにハンバーグにカツ丼などなど我が家の家庭料理をよく食べてくれた。中でも一番のお気に入りだったのはふりかけご飯。いつもご飯にのりたまをかけて、"I Love Rice!"と喜んでいた。

2週間の滞在期間に合わせて、子どもたちも学校の夏季講習や習い事も全部キャンセルして、ずっとケイティと一緒に過ごした。中学1年の上の娘でさえ、彼女の言葉はほとんど聞き取れないようだったが、そこは双方の粘り強さで一生懸命会話していた。小学5年の下の娘に至っては、当初はイエスノーさえ言えずちょっと硬い表情をしていたが、それでもずっとそばを離れず、そのうちに身振り手振りでなんとかコミュニケーションを取るようになった。

ちょっと感動的だったのは、下の娘がピアノを弾き始めたとき、ケイティはしばらく聴き入っていたが、そのうちに横に並んで連弾をし始めたこと。ケイティにとっては初めての曲だったのか、最初はぎこちなかったが、娘がサポートしながら、やがてふたりで上手に弾けるようになった。言葉よりも先にドレミでつながった二人は、その後も毎朝のように一緒にピアノを弾いて楽しんでいた。

2007年07月18日

梅ジャム、92歳のレシピ

在宅医療をやっていると、ときどきびっくりするようなスーパーおばあちゃんに出会うことがある。60歳のリウマチで寝たきりの娘さんを介護している94歳の母親とか、通信講座のユーキャンで習字や絵手紙を習いつつ、携帯メールで近況報告してくる86歳のおばあちゃんとか。やはりなにかやりがいとか生き甲斐を持っているヒトは強いのだろうなぁとつくづく思う。

梅ジャムその1先日お会いした山あいの村に住む92歳のおばあさん。「何かしていないと落ち着かない性格」というこの独居の老婆は、料理や家事はもちろんのこと、今でも簡単な裁縫や家の修繕、庭先での園芸もやるし、それでも時間をもてあますと子どもたちの古い辞書や参考書を引っ張り出しては片っ端から読んでみたりと、とにかくこの歳になっても好奇心旺盛。

今回伺った際には、ちょうど「梅ジャム」を作ったところだというので、少し味見をさせていただいた。梅独特の甘酸っぱさと旨味がジャムの中にまろやかに引き出されていて、とっても美味しい。グラニュー糖ではなくザラメを使うところに独特のコクが出ている感じかな。個人的にめっちゃ好きな味。これはパンに付けるだけじゃなく、料理に入れると梅風味になり、醤油に溶いて刺身を食べるとまた格別だとのこと。なるほど、梅干し、梅肉、梅酢、梅酒、、、古来日本では梅の実ほど身近にあって様々な用途に重宝されてきた食材だけに、おばあちゃんにとってはジャムと言うより梅の果肉の保存方法なのだろう。

ジャム作りにはまっている僕は、どうしても自分でも作りたくなって、おばあちゃんにレシピとコツを教わった。「ジャムにするときは、黄色く熟した梅が良い。梅1.5kgにザラメ1kgの割合。これより砂糖を少なくすると、カビが生えやすくなってしまうよ。煮詰めたら熱いうちに瓶に移して、でも水滴が付くからすぐにフタをしないこと」などなど細かい指示を頂いた。

梅ジャム レシピ
・梅(黄色く熟したもの) 1.5kg
・ザラメ 1.0kg

梅ジャムその2へたを取り、水洗いした梅をそのまま鍋にかけて10分ほどゆでる。
鍋から取り出し、ナイロンネットやざるなどを使って果肉部分を粗くこし取る。果肉と砂糖を鍋にかけ、中火で20分ほど煮詰める。

「庭にまだたーくさん梅の実が落ちているから、それを拾って好きなだけ持って行け」というので、このあとの診療のことをひとまず置いといて、おばあさんと一緒になって拾い集めた。そこは昔ながらの農家で母屋や納屋、かつての牛小屋まであるところで、庭といってもかなりの広さがあり、大きな梅の木だけでも5,6本以上ある。おばあちゃんが育てた梅の実は大ぶりで黄色く熟した実が足の踏み場もないほど落ちている。ヒョイヒョイ拾っていくとあっという間にコンビニ袋2つ分いっぱいになった。

梅ジャムその3その日の夜は大変だった。8kg分の梅をひとつひとつ洗い、へたを取った実を
少し煮てぶよぶよに軟かくなったところを、果肉をつぶして梅肉をこし集め、
砂糖を加え、煮詰めていく。梅の酸度が強いため、アルミの鍋では腐食してしまうとのこと。おかげでうちの大鍋が使えず、8kgの梅を3回に分けて繰り返し、全部で4kg近い梅ジャムが完成。

梅ジャムその4おばあちゃん直伝のレシピに忠実に作ったおかげか、とても美味しくできた。おかげでこれから毎年の梅の季節が楽しみである。そして毎年この梅ジャムを作るたび、あのおばあちゃんのことを想い出すだろう。


overtherainbow7 at 22:30|この記事のURLComments(2)TrackBack(0)おいしい | 生活

2007年07月13日

時をかける少女5

僕らの世代には懐かしいこのタイトル。大林宣彦、原田知世、そして角川映画というある意味時代のエポックメイキング的だったあの名作から20年、アニメで甦った。

ファンタジックだった実写版と比べて、快活でグータラでまっすぐな今回の主人公が清々しくて気持ちいい。「おおりゃーーーっ!」と空に駆け出すとタイムリープするという馬鹿馬鹿しさも、青春っぽくて、なぜか泣ける。話のプロットも練られていて、子供が観ても大人にとっても楽しめるバランスの良さ。

宮崎映画とはまた違うこっちのテイストも僕は好き。ジブリがちょっと停滞している中で、こういう素敵な作品が出てくるジャパンアニメの底力を感じた。僕にとっては珍しく何度も何度も繰り返し観てしまった。誰もが大事にしたくなる愛おしさを持つ作品。


overtherainbow7 at 06:22|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)映画 | 大好き

2007年07月06日

ユア・マイ・サンシャイン5

久しぶりの韓国映画。「消ゴム」「グエムル」「デイジー」以来かな?なんの気なしにレンタル店の韓流コーナーで偶然手に取った作品が、こんなに泣けるとは、、、!久しぶりの掘り出し物、というより今年のベスト3に入るかも。

たとえどんな運命がふたりに襲いかかっても、愛し続ける強さ、優しさ、大きさ。きっとそれを純愛というのだろう。こういうコトバは、語れば語るほどうさんくさくなる気がして、こういうところで書いてしまうのはあんまり好きじゃない。けれど、この映画はそれをかくもシンプルに、それでいて力強く描いている。こんなに辛い状況の中で、誰よりも幸せなふたりをみていると、幸せって誰がどう思っても、どんな風にみられていても、本人が幸せならばそれでいいのだよねって信じられる。

とにかく主演の二人の演技がすごかった。あの二人でなければ、この奇跡的な名作は生まれなかったと思う。ヒロインのチョン・ドヨンは、今年のカンヌでアジア女優初の主演女優賞を受賞しているとのこと。しばらくこの人の作品を追いかけてみよう。


overtherainbow7 at 11:18|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)映画 | 大好き

2007年07月01日

びわと黒コショウのジャム

ジャムいろいろ今度はたくさんびわを頂いた。まだ枝葉に付いているような新しいびわで、甘くて美味しい。でも傷みやすいびわなので、どうせこんなに食べきれないだろうと10個くらい使ってジャムを作ってみる。

でもそもそもびわはそんなに糖度もないだろうし、先日のトマト同様、そのままジャムにしたところでそんなにインパクトはないだろうなぁ、、、と、ひとつひとつ皮をむいていく作業の間で考えていた。ちょうど昨日見ていたサイトで、グレープフルーツとタイムのジャムというのがあった。なにか香辛料を入れると、面白いかも。

皮をむき終えて、色変わり防止にレモン汁を絞り、1/3量のグラニュー糖と鍋にかけたところで、あちこちスパイスを探してみる。しかし今の我が家にはコショウ、ローリエ、カルダモン、豆板醤、カレー粉、ゆず胡椒、石垣ラー油くらいしかない。

そういえば桃と黒コショウのジャムというレシピがあった。黒コショウの粒7,8粒をキッチンペーパーでくるんで包丁の柄で叩き潰す。包みを開くとコショウのスパイシーな香りが。ようやく煮詰まってきたびわ(びわはペクチンの含有量が少ないので、どろどろのじゃむ状態になりにくい)に、一瞬ためらいつつも「えいやっ!」と砕いた黒コショウを入れた。何となくなじんだところで完成。

冷ましたところで舐めてみると、びわのやさしい甘さの中にピリリと効いたペッパーがよく合ってる。パンに付けると、パンの持つ塩味と相まってなおさらコショウ味が引き立つ感じ。+スパイスのジャム、やみつきになりそう。


overtherainbow7 at 23:25|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)おいしい | 生活

2007年06月17日

トマトとバジルのジャム

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またまたジャムの話なのだ。なにかひとつに取り憑かれると、ずっとそのことばっかり考えているので、しばらくこの甘い生活にお付き合い下さい。m(_ _)m

昨日スーパーで「フルーツトマト」というのを見かけた。糖度が10度近くもあって、あまーいのだと。かなり小ぶりのトマトが3つで580円!なんだそりゃ、普通のフルーツより高いじゃないか。驚きつつも、このところ果物とかフルーツという言葉を聞くと、すぐにそいつがクタクタに煮詰まってジャムになりつつある図が頭に浮かぶ僕は、そのフルーツトマトジャムを作ってみたくなった。ここでいつも葛藤するのは「これは生で食った方が美味しいんじゃないの?」ということ。美味しそうな高い果物ほどそのまんまかぶりつきたくなるが、いまの僕の「ジャム化」魂はそのかぶりつき欲を抑え込んでしまう。もったいなーい、という家族の叫びをよそに、ザクザク切って鍋に放り込んでしまった。

トマトの分量の1/3量のグラニュー糖とレモン汁を絞ってグツグツ20分。かなり煮詰まってきたところを味見してみると、濃厚なトマトがほどよい甘さと合わさって良い感じ。でもトマトだけだと、なんとなくシンプルすぎて物足りない気が。

そこで生のバジルをみじん切りにして投入。一煮立ちさせて完成。冷ましたところをパンに付けて食べてみると、、、うん、バジルが加わったことでトマトだけの時よりグッと味が複雑かつ爽やかになって、こりゃイケル!モツァレラチーズなどにかけても美味しいかも。これからも「くだもの+α」のジャム計画を考えてみようっと。


overtherainbow7 at 21:27|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)おいしい | 生活

2007年06月10日

007とロシアンティージャム4

007の新作「カジノロワイヤル」をビデオで観た。今年の正月映画で、とても楽しみにしていたのだけど観る機会を逸してしまい、ビデオ化を待ちこがれていたのだ。

今回からボンド役がダニエル・クレイグに代わった。誰だ、そいつは?ポスターではかなりクールな風貌で、艶っぽさのかけらもないのが気になっていたけど、今回の設定は「ジェームズ・ボンドが007になる前の話」とのこと。これまでの甘美&優雅&ド派手路線を切り捨てて、キリキリと音が聞こえるほどの緊張感や、生身の身体を使った凄まじくタイトなアクションシーンに思わずため息。

これまでの007とはまるで異なるが、これはこれで本来のスパイ映画の醍醐味が感じられる。このテンションが維持できるなら、今後もこの新ボンドは世界を救っていくだろうな。ただどう考えてもあの雰囲気には、これまで”M”が作ってきたような秘密兵器がなじまないだろうことはちょっと残念だけど。

そう思いながらも、やっぱり僕はショーン・コネリーのが好き。あのどんなピンチでもいつも余裕とユーモアを忘れないかっこよさは、人生の師匠とも言える存在。僕にとっての初007だった「ロシアより愛を込めて」を観たときの衝撃は未だに忘れられない。

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overtherainbow7 at 19:27|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)映画 | おいしい
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