2009年12月02日

基礎科学関連の「事業仕分け」と一連の騒動

引っ越したHatenaのほうで書いた記事。

基礎科学関連の「事業仕分け」と一連の騒動
(1) http://d.hatena.ne.jp/oxon/20091128/1259386845
(2) http://d.hatena.ne.jp/oxon/20091128/1259395213
(3) http://d.hatena.ne.jp/oxon/20091129/1259462923
(4) http://d.hatena.ne.jp/oxon/20091202/1259711922  

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2009年11月28日

Hatena::Diaryへ引っ越し

http://d.hatena.ne.jp/oxon/
こっちへ引っ越し  
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事業仕分けのスパコン議論

  
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2009年10月02日

「ホントですか?」にイラっとくる

会話のいたるところに「ホントですか」という相槌を挟む種類の人たちがいる。冗談を言い合っているときに、「え?それ本当?」という意味で使うわけではなく、「そうなんですか」とか「分かりました」の意味で彼らは「ホントですか」を使う。

例えば、
A「こないだの書類机の上に置いておいたから」
B「ホントですか」

A「こないだ温泉行ったんだよね」
B「ホントですか」

A「明日の午前中は出勤しないから」
B「ホントですか」

1回や2回なら気にならないんだけど、この手の人たちは1日に何十回と使う。相手が高校生くらいなら許せる口癖だけど、実体験では、それが結婚式場の担当者(25歳くらい)だったり、デパートの店員(50歳くらい)だったり、客商売の人間だと気になってしょうがない。

「本当?」と同義語ではなく、「マジっすか」の丁寧語なんだろうな。「とんでもない」が「とんでもございません」に変化したように、「です」「ます」をつければ何でも丁寧語になるみたいな発想なんだろうか。

小学生のときは「全然おいしい」のような表現が嫌いだったが、今は使うようになった。10年後に「ホントですか」と自分も多用しているかもしれない。  
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2009年08月18日

yumのerror

Fedora 8 (64 bit)でyumを使っていたら、いつの間にやら
[root@ki-fc1 ~]# yum update
ba5c2f0d44c2218a69a8a3a48 100% |=========================|  11 MB    00:00     
http://mirror.hmc.edu/fedora/linux/development/x86_64/os/repodata/ba5c2f0d44c2218a69a8a3a48d1acb3455200aae945b73ba95a58e95f21aec28-primary.sqlite.bz2: [Errno -3] Error performing checksum
Trying other mirror.
(....)
ba5c2f0d44c2218a69a8a3a48 100% |=========================|  11 MB    00:01     
http://fedora.mirror.iweb.ca/development/x86_64/os/repodata/ba5c2f0d44c2218a69a8a3a48d1acb3455200aae945b73ba95a58e95f21aec28-primary.sqlite.bz2: [Errno -3] Error performing checksum
Trying other mirror.
Error: failure: repodata/ba5c2f0d44c2218a69a8a3a48d1acb3455200aae945b73ba95a58e95f21aec28-primary.sqlite.bz2 from development: [Errno 256] No more mirrors to try.
のようなerrorを吐くようになってしまっていた。
[root@ki-fc1 oxon]# cd /etc/yum.repos.d/
[root@ki-fc1 yum.repos.d]# ls
Fedora-install-media.repo  fedora-development.repo  fedora-updates-testing.repo  fedora-updates.repo  fedora.repo
[root@ki-fc1 yum.repos.d]# mv fedora-development.repo fedora-development.repo.org
とすると直った。  

2009年08月12日

博士論文審査会が無事終了

8月11日に、博士論文の審査会が無事に終了しました。いくつかの細かい修正のみで、最終的にOKが出る予定です(博士合格の内々定といったところ)。色々な人に支えられて生きているなと感じる。9月末で、ようやく博士課程を卒業予定。もう28歳になってしまった。  
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2009年02月16日

f2pyを使うときの注意

FortranのcodeをPythonから使うとき、numpyに付属のf2pyを使用すると簡単に扱える。SWIGでもFortranは扱えるはずだけど、多分Makefile書いたりとか.iを作ったりとかしないといけないので、f2pyがいいだろう。

setup.pyの中身を
from numpy.distutils.core import Extension, setup

ext = Extension(name="cr_flux.pp_meson", sources=["ext/pp_meson_mod.f",])

setup(name="PyCRFlux",
      version="1.0.4",
      description="Package for cosmic-ray flux calculation",
      author="Akira Okumura",
      author_email="oxon@hoghoge",
      packages=["cr_flux"],
      package_data={"cr_flux": ["data/*/*.dat", "data/*/*.gz"]},
      ext_modules = [ext,]
      )
のように書くと、ext/pp_meson_mod.fを自動でFortranとしてcompileして、cr_flux packageのpp_meson moduleとして配置してくれる。

さて、このときに、f2pyと関連するcommandの制限のせいか、最初はerrorを吐きまくった。どうやら、継続行を持たせる場合にcommentを書いてはいけないらしい。例えば、
      common/mass/M0,G,Mp,Mn,Md,Mpi0,Mpi1,Mmu,MK
     &      /thres/Pth0,Pth1,Pth2,Pth3,Pth4,Pth5
     &      /branch/BR1,BR2
     &      /en/Egam,Pp,Ppi,Pe,Pap !GeV, GeV/c
     &      /key/key, kaonkey, muonkey
なんて書き方をすると、!GeVとかがcommentとして扱われなくなり、!GeVという変数名だと解釈されてしまうようだ。なので、
      common/mass/M0,G,Mp,Mn,Md,Mpi0,Mpi1,Mmu,MK
     &      /thres/Pth0,Pth1,Pth2,Pth3,Pth4,Pth5
     &      /branch/BR1,BR2
     &      /en/Egam,Pp,Ppi,Pe,Pap
     &      /key/key, kaonkey, muonkey
と書き直す必要がある。  
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2009年01月13日

DS9で指定できる色の一覧

DS9で使用できる色の一覧。スペースの入っている色名は、""などで囲む必要がある。DS)  

2009年01月10日

DS9でcommand lineから操作

例えば
$ ds9 input.fits -width 160 -height 160 -colorbar no -scale limits 0 5 -smooth -smooth radius 2 -smooth function gaussian -zoom 4 -saveimage png output.png

とかやると、
- 4倍拡大した
- 160x160の大きさの
- color barのついていない
- 値が0〜5の
- 2 pixelのgaussianでsmoothされた
PNGの画像を作成できる。  

2008年12月26日

ミスコンとオリンピックと受験戦争

 生まれつき(ミスコン優勝者的な)美人じゃない人は、整形でもしない限り美人にはなりません。生まれつき運動の得意じゃない人は、どんなに頑張ったって100mを10秒で走れません。受験勉強だって、いくら努力したって、生まれつき勉強が苦手な人は難関大学に入れない。

 全部根っこは同じ話。持って生まれたもので人間の可能性は変わる。全部同じ話なんだけど、全て扱いが異なる。ミスコンの場合は批判の対象になり、オリオンピックの場合はみんなが自分の能力を諦めていて、受験勉強の場合は努力が足りないと叱られる。

 東大生とかが「合格する秘訣は?」みたいな質問をされることはままある。もちろん努力しないと合格なんてできないんだけど、そもそも才能が無ければ無理。すごい努力してる人はいっぱいいる。だけど、才能が無ければ無理。この問いに対する究極的な回答は「才能です」以外には無いと思う。

 だけど、そんなことを言い出すと子どもは勉強しなくなるから、誰も本当のことは言わない。うまく社会が回るための考えられた嘘。それでいいと思う。  
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2008年12月21日

留年した人の授業料免除

 前にも書いたが、留年して博士課程4年目をやっている。種々の事情から留年はまあ仕方ないとして、困るのが金銭面。学振DC1の給料は博士3年までで終わり、さらに東大の授業料免除規定には、「標準年限を超えて在席しているものは原則として授業料免除無し」云々という決まりがある。

 標準年限を超えて、つまり留年した場合は、優秀な学生とは認められず、授業料を免除するに値しないと見なされるのが最大の理由のようだ。そりゃ、一般的に「留年した」と言えば、出来の悪い学生であるし、自分自信もその立場に置かれなければ、「留年した学生なんて授業料は全額支払うべし」と声高に主張もしただろう。

 さて、実際に自分が留年してみて、自分の生活を振り返ってみて、自分が優秀ではなかったのかというと、格段に天才的な学生ではなかったものの、バカではなかった。いくつかの点においては、そこらへんの学生よりも優れていたと自負できる面もあった。

 じゃあなんで留年したのかという話をここでするには、あまりに他人へ影響のある文章になってしまうので割愛するが、現在の大学運営のあり方にその原因の一端はあると思っている。もちろん、それをちゃんと調べずにそういう運営がされている環境に身を投じた自分の責任が最大である。しかし、授業料免除の審査をする側の大学は、当然自組織の汚点をも省みた上で学生の審査をするべきである。

 「留年した理由書」のようなものを授業料免除申請時に提出できるのだけど、その申請書にここでは書けないようなことを書いた。なぜ自分のような境遇の学生が授業料免除に該当しないのかと意見した。大学の組織なんて旧態依然とした公務員的組織なので、原則論を貫き通す。なので、そんな申請書を出したところで免除は90%くらい通らないだろうなと思っていた。

 ところが、思いがけず半額免除のお知らせがきた。やってみるもんだね。半額免除なので、学振DC1の人と同じ扱い。13万円の免除だけど、今の収入からするとありがたい。  
Posted by oxon at 15:24Comments(2)TrackBack(0)その他

2008年12月09日

PythonでNaNやinfを調べる

Pythonで値がNaNやinfかを調べたいとき、infの場合は
>>> inf = float("inf")
>>> val == inf
True
NaNの場合は
>>> val != val
True
みたいなことをやればいい。後者の場合、NaNとNaNを比較するという方法を採っている。これは、PythonでNaNとNaNの比較をするとFalseを返すため、逆に!=が成立するときはNaNであると言える。  
Posted by oxon at 07:05Comments(2)TrackBack(0)Python

2008年12月01日

無料で英語の添削をnativeにしてもらう方法

 Lang-8.comというSNSがある。自分の母国語と学びたい言語を登録し、その学びたい言語で日記を書く。そうすると、SNSの中の例えば英語がnativeの人が、自分の日記を添削してくれる。自分は逆に誰かの日本語の添削をしてあげる。

 こういうのずっと前から欲しくて、思わず登録してしまった。仕組みとしては非常に良くて、すごい下らない間違いを繰り返していたことに気付かされたりする。変に間違った英語で繰り返しe-mailとか書く生活に慣れると、間違ったまま誰も指摘してくれることなく、どんどん間違いを正解だと思い続けて反復してしまうからたちが悪い。

 いくら頻繁に外国人研究者とやり取りしていても、そこに","を入れろとか、そこは"the"が入るとか、誰も指摘してくれはしない。当然と言えば当然だけど、それでは書き言葉は恐らく上達しない。

 しかし、もちろん日本語を習う人よりも英語を習う人のほうが圧倒的に多い。そのため、需給バランスが取れていない。英語の日記を書いても全ての日記が添削してもらえるわけではないが、一方で日本語の日記には何人もの日本人が添削してあげているという状態。なので、あまり英語学習者がこれ以上Lang-8にやってくると困る。日本語を学びたい英語圏の人が10倍くらい増えてくれると良いんだけど。

 とりあえず英語喋るマイミクみたいなのを増やすために、男好きそうな女の顔写真で登録して、女性として登録してみた。勘違いした外国人男性の逆ハーレムになってくれることを期待。そうでもしないと、こんな物理やってる28歳既婚の大学院生なんて、誰も添削してくれなさそう。英語の文章書くだけなら、男か女かとかばれにくいだろうし。  
Posted by oxon at 02:49Comments(4)TrackBack(0)その他

2008年11月27日

プリンタドライバの自動終了

Leopardにしてから、プリンタで印刷をした後に、その処理が終了してもプリンタドライバだけは終了せずに起動するという問題があった。全員の環境で起きるのかは分からないが、解決方法が見つかった。

プリンタドライバの起動時に、Dockのiconを右クリック(or 長押し)して、Auto Quitを選択すればよい。1つのプリンタで設定すれば、全てのプリンタで自動終了するようになる。  
Posted by oxon at 09:20Comments(0)TrackBack(0)MacとOS X

2008年10月31日

結婚しました

2008/10/13に結婚しました。  
Posted by oxon at 10:28Comments(4)TrackBack(0)その他

2008年09月11日

PyROOTのbatch mode

 PyROOTで何かscriptを書いたときは、原則的に非batch modeで動いている。Histogramを描いたりしなくてもそういう状態なので、そのscriptがX11に結びついてしまっている(良い表現が思いつかない)。

 これだと、nohupで走らせたときに、SSHを抜けると
Error in : fatal X11 error (connection to server lost?!)
なんてのがnohup.outに吐かれてしまう。これは鬱陶しいし、errorと間違えるので、PyROOTをbatch modeで走らせる事で解決する。
import ROOT
ROOT.gROOT.SetBatch(1)
とすれば良い。   
Posted by oxon at 12:33Comments(0)TrackBack(0)ROOT

2008年07月22日

open commandをLinuxで使う

 OS Xで便利なcommandの1つにopenというのがある。defaultのアプリで、fileを開いてくれる。OS X独自の便利な機能の1つと思っていたら、LinuxやCygwinでも使えるらしい。

 Linuxの場合は
$ gnome-open foo.jpg
$ gnome-open .
などとやれば良い。

 Cygwinの場合は
$ cygstart foo.jpg
$ cygstart n .
などとやれば良い。
 Cygwinは試していないので、動作するかは自信無し。   
Posted by oxon at 02:27Comments(1)TrackBack(0)MacとOS X

2008年07月08日

LeopardのPython 2.5で、readlineを有効に

 Leopardに入っているPython 2.5には、一応readlineが入っているものの、通常のreadlineと挙動が異なる。Ctr-rでreverse-i-searchを受け付けなかったり、日本語入力(しないけど)ができなかったり。どうやら、OS Xに入っているreadlineが、なんかの理由でGNU readlineではないらしい。

 そこで、Finkからreadline5-shlibsを入れ、
$ wget http://pypi.python.org/packages/source/r/readline/readline-2.5.1.tar.gz
$ tar zxvf readline-2.5.1.tar.gz
$ cd readlien-2.5.1
$ sudo python setup.py install
をすることで、readlineが通常の挙動をするようになった。  
Posted by oxon at 01:47Comments(0)TrackBack(0)Python

2008年06月29日

プレゼンとかで使えそうな世界地図

33df0e26.gif プレゼンなどで使用しても問題のない世界地図というのは、無料素材集なんかを探さないと見つからない。NASAの公開する図というのは全て権利関係をクリアしないでも使用することができるので、便利。例えばこことかここの図が使える。論文とかに勝手に使っても問題がない(はず)。

 これを加工して二色にしたもの。これも使いたい人がいたら自由に使ってください。  
Posted by oxon at 16:19Comments(2)TrackBack(0)実験全般

2008年06月12日

祝・GLAST衛星打ち上げ成功

日本時間の6月12日01:05AM頃に、GLAST衛星が無事に打ち上がった。D論につながったので、一安心。自分で作った検出器じゃないので、あんまり感慨深くないんだけど。
  
Posted by oxon at 08:22Comments(0)TrackBack(0)実験全般

2008年06月11日

iPhoneに見る、生き残る日本人と滅ぶ日本人

 「iPhone独壇場の時代は終わった」、日本のケータイ市場に危機感--イー・モバイル千本氏というCNETの記事と、iPhone 3G、日本のモバイル業界を変えるかという、同じくCNETの記事を比較。

 前者は単なる負け犬の遠吠えではあるのだけれど、iPhoneとその基幹であるOS Xの価値を認識できていないようでは(認識していたとしてもそれを素直に社外に表現できないようでは)、このイーモバイルの人物に携帯電話産業を牽引して行く能力はないだろう。

千本氏は、「アップルのレベニューシェアモデルは、ほとんど利益が生まれない。オペレータにとっては共存しがたいビジネスモデルだ。世界最大のノキアだってレベニューシェアモデルはとっていない。生存しうるビジネスモデルなのか疑問だ」と話す。一方で、AT&Tとアップルの新契約については「ノーコメント」とした。


と千本氏が語るのだが、既にAT&Tがビジネスモデルを変更したにも関わらず、古い情報に対して悪口を言うのみ。情報に対して既に遅れを取っているだけでなく、他社の悪口を言えるほどのビジネスモデルを彼が確立できるという根拠が無い。安いというだけならソフトバンクだけで良いわけで、誰がイーモバイルなんてものを選ぶだろうか。

 その一方で後者の記事では、江島氏が
1984年のMacで登場したパーソナルコンピュータというコンセプトが1995年のWindowsに結実したように、こいつは10年後の未来を作ってるんです。こんな最先端のものが最初から何百万台も売れてることがむしろ異常なんです。

と話す。Tablet PCではパラダイムシフトは起きず、SONYやIntelが推進するモバイルテクノロジーも未だ成功はしていない。一般には話題にすらならない。江島氏の「異常」という表現が的を射ていて、彼のiPhone現象に対する理解の深さが伺える。Macが世に登場したときには、一般に普及するには先駆的すぎた。Macという生態系を確立できていなかったからだ。しかしiPhoneやiPod touchはたったの一年で生態系を築き上げ、ビジネスモデルも確固たるものにしようとしている。この進化の速度が「異常」であり、普段はWindowsを使う人が、気がつかない間に(iPhone上で走る)OS Xユーザに宗旨替えさせられているというのも「異常」である。

 江島氏のようにiPhoneに食らいついていくことは重要だが、逆に、日本が携帯市場で世界的に生き残るのは厳しいだろう。良い例(悪い日本人の例というべきか)が、同じくCNETでこっちの記事
iPhoneは「おさいふケータイ」を内蔵していないので、日本で爆発的に普及することはないと思います。

iPodが出たときに、SONYには勝てませんとか、リモコンがないから売れないと思いますとか、液晶がないのでiPod Shuffleは駄目ですと言っていたレベルと5年を経た今でも変わっていない。既存のものがどうこうという下らない議論(重要な側面でもあるが)をしている限り、日本という国のもの作りはこのまま停滞を続けるだろう。

あれだけ使いづらいiPodがなぜこれだけ売れたのか?  
Posted by oxon at 02:43Comments(8)TrackBack(0)MacとOS X

2008年06月02日

SLACの英語

 SLACに来て十日間ほど経ったけど、何が大変かというとやはり英語。足掛け5年間もHawaiiに住んでいたとは言え、そこでは日常会話のほとんどが日本語で行われる生活だった。Hawaii大学の研究者と議論したりするわけでもなく、他の人の想像に反して、ほとんど英語力は養われなかったと言ってよい。ずーっと山の上で日本人とばかり作業してたので。

 Hawaiiのそこらへんを出歩いても、日本人観光客に対する接し方と同様の扱いを受ける訳で、とても研究者としてやって来ましたとは思われていなかっただろう。なので、ある程度みんな親切に、というかゆっくりと英語で話しかけてくれる。

 ところが、SLACというのはもちろん研究をする場所なわけであって、英語が出来ないやつは来るな、というぐらいの壁がある。もちろんそういう壁をみんなが作っているわけではなく、英語をちゃんと話せるのが当然の条件なのである。そうすると、外国人研究者(アメリカ人とは限らない)と議論をするときに、耳がついて行かない。Hawaiiの親切な英語とは雲泥の差がある。喋るのはこちらがゆっくりと喋ればいいだけなのだが、向こうは決してゆっくりと話してくれない。

 ということで、英会話のpodcastを始めた。物理ができるとか研究ができるとか計算機に強いとかそういうことではなく、英語が強くないと生き残れないということを実感した。

 台湾国立大では英語で授業が行われると聞いたが、日本もそれくらいやらないと英語を本当に使いこなせる学生というのが出てこないだろうな。小学校5年生からNHKの基礎英語をやり、大学院に入ってからも英語に触れているわけだから、もうかれこれ15年以上英語をやっている。なのにこのていたらく。

 英語を小学5年生から必修にするとかいう議論が行われているけど、そういう開始時期の問題じゃないと思うんだよな。まず話すこと、聞くことができないと。難しい英単語ばかり暗記したってしょうがない。  
Posted by oxon at 08:34Comments(0)TrackBack(0)実験全般

2008年05月25日

VMwareのLinux容量を大きくする

 VMware FusionでScientific Linux 4.6を入れていたが、当初8 GBしかdisk容量を用意していなかったため、ものの一ヶ月で足りなくなってしまった。そこで、これを16 GBに拡張した。

 まずは仮想マシンをshutdownしてから、仮想diskを拡大してやる。
$ /Library/Application\ Support/VMware\ Fusion/vmware-vdiskmanager -x 16Gb ~/Documents/Virtual\ Machines.localized/SL4.6-64bit.vmwarevm/SL4.6-64bit.vmdk

 このままではdisk sizeは大きくなるものの、実際にpartitionは元のままである。そこで次に、GPartedでpartitionの変更をしようと思ったのだが、SL 4.6でLVMを使用していたため、どうやらGPartedではpartitionのsize変更ができなかった。GPartedのlive CDで追加された8GBをext3にする作業だけして終わり。

 そのあと、SL4.6をbootして、
# pvcreate /dev/sda3
# vgextend VolGroup00 /dev/sda3
# lvextend -L +8G /dev/VolGroup00/LogVol00
# ext2online /dev/VolGroup00/LogVol00
とやると、ちゃんと/dev/mapper/VolGroup00-LogVol00に8 GB分拡張された。  
Posted by oxon at 05:51Comments(0)TrackBack(0)MacとOS X

2008年05月04日

Stanfordへ出張

 Stanford大学の附属研究機関である、SLAC(Stanford Linear Accelerator Center、スタンフォード線形加速器センター)に5/20〜8/11で出張して来ます。
 Hawaii大学への出張はこれまで頻繁だったけども、あそこのHilo校は研究機関というよりも教育機関だったので、SLACみたいにバリバリ研究しているところに参加するのはワクワクする。

 SLACはまさにSilicon Valleyの中心なので、Apple本社やらGoogle本社に遊びに行ける距離。  
Posted by oxon at 18:15Comments(0)TrackBack(0)その他

2008年05月01日

VMware FusionでScientific Linux 4.6を走らせる

VMware FusionでScientific Linux 4.6を走らせる上での注意点。
OS X 10.5.2 (Leopard) + VMware Fusion 1.1.2 + Core 2 Duo

1. VMware Toolsのinstall
$ tar zxvf /media/cdrecorder/VMwareTools-7.6.3-87978.tar.gz
$ su
# vmware-tools-distrb/vmware-install.pl

(snip)

Starting VMware Tools services in the virtual machine:
Switching to guest configuration:                       [  OK  ]
Guest filesystem driver:                                [  OK  ]
Mounting HGFS shares:                                   [FAILED]
Guest memory manager:                                   [  OK  ]
Blocking file system:                                   [  OK  ]
DMA setup:                                              [  OK  ]
Guest operating system daemon:                          [  OK  ]
 Mac側のフォルダをFusionで共有するためのHGFSのmountに失敗した。これは自動でRedHat Linux Enterprise 4用のdriverを使おうとされてしまうためで、自分で使っているkernelのversionに対応していないせいで発生する。そのため自分でVMwere Toolsをコンパイルする必要あり。

 そこで、vmware-tools-distrib/lib/modules/bynary/*を一旦他の場所に退避させてからvmware-instal.plを再度実行すると、対応するものがないのでコンパイルするように言われるので、そのまま進める。KernelをコンパイルしたGCCのversionが異なると言われるが、無視して続ける。こうすれば、HGFSが読めるようになる。

2. Guest OSのIPをNAT上で固定IPにする。
 最初にLinuxをinstallするときは面倒なのでDHCPにしておけば良いが、後でhostからguestにSSHで入りたい場合、固定IPのほうが便利なのでそうする。

 /Library/Application Support/VMware Fusion/vmnet8/nat.confにNATの設定が書いてあるので、これを参照してLinux側で設定する。自分の場合は
# Linux NAT configuration file
[host]
# NAT gateway address
ip = 192.168.73.2
netmask = 255.255.255.0
と書かれていたので、gatewayとDNSを192.168.73.2にして、subnet maskを255.255.255.0にした。IPは空いているもの(192.168.73.3など)を適当に使えばよい。

3. OS XのUIDとLinuxのUIDを揃える
 せっかく共有フォルダを使えるようにしても、LinuxではUIDが500から開始され、OS Xでは501からUIDが始まるため、これを揃えてやらないとmountしたHGFSに書き込みができない。Linux側で/etc/passwdを書き換えて、oxon:x:501:501:oxon:/home/oxon:/bin/zshのようにUIDを501にしてやる。Leopardでは普通のuserはstaff groupに属するのだが、このGIDはLinux側でgamesになっている。GIDの違いが影響するようなことは普段ないので、これはそのままにしておく。
 既に/home/oxon以下はUID500のものとして作成されているため、
$su
# chown -R oxon.oxon /home/oxon
#  find /tmp -user 500 -exec chown oxon.oxon {} \;
とする。
  
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2008年04月02日

研究室を辞めた、そして新しいところへ

 研究室を3/31で辞めた。と言っても、卒業した訳でも中退した訳でもない。博士課程3年の終わりになって、自分の目指すものとは異なるなという思いが募り、一念発起してほかの研究室に移籍することにした。

 博士論文も取れていない状態で研究室を変わるというのは、これまでにやってきた5年間の作業を捨てるというのに等しい。そこでの業績を博士論文という形にまとめるのが本来の理想の形だけれど、5年間の下積みを捨ててでも他に移りたいという気持ちが大きくなった。色々と考えることはあったのだが、結果として、新しいところに移ろうという結論に至った。

 これまでは東京大学宇宙線研究所の佐々木研究室でAshraという実験をやっていたのだが、これからは本郷キャンパスに戻り、物理学専攻の牧島研に所属することになった。牧島研は学部4年生のときに半年間所属した研究室で、5年ぶりに戻ってくることになった。昨日4/1は新入生として初出勤したのだが、もう博士4年生になってしまったということで、いきなり最上級生になってしまった。(通常は博士3年で卒業、最大でも5年生までしかやれない。)

 今までは宇宙線実験だったのだけれど、今後はGLASTという人工衛星でGeV領域のガンマ線を観測する実験に参加することになる(はず)。研究室を変わったと言っても、全く違う分野ではなく、野球とソフトボールくらいの違いか。

 ともかく、これまで以上にしっかりやらないと、いきなり研究テーマを変えたので、きっと茨の道が待っているに違いない。ただ、不安はあまりなくて、期待でワクワクしているので、健全な選択だったんだと思う。2年後にちゃんと博士論文が取れていればいいけど。  
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2008年02月29日

Mercedes-Benz Mixed Tapeが復活した

 長らく更新を停止していた、Mercedes-BenzのMixed Tapeがhttp://www.mercedes-benz.tvにて復活した。  
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2008年02月28日

最近のLaTeXとUTF

 OSをLeopardに更新してから、使用するLaTeX関連の環境は全てFinkから導入することにした。Finkからだとptex packageを入れればよく、これは東大Finkチームがメンテしている。

 このptexではdefaultがutf8.eucになっており、内部でnkfによる文字codeの変換を行っている。これまでの日本語LaTeX環境と言えば、EUC、SJIS、JISのどれかを決めうちで使わなくてはいけなかった。しかし、このptexだと文字codeを自動で変換してくれるので、自分が作成する.texの文字codeを気にする必要がない。

 特にOS Xで使用する場合は、全ての文書をUTF8に統一したいので、自動でnkfをかけてくれるのはありがたい。また、ptex packageに含まれるjbibtexもUTFに対応するようになった。そのため、.bibもUTF8で作成して大丈夫。BibDeskを使ってる場合には、defaultの文字codeがUTF8なので、嬉しいところ。  
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2008年02月15日

LeopardのHelp Viewerをfloating windowでなくす

 LeopardのHelp Viewerはfloating windowになっていて、windowが常に全てのアプリの最前面に出てきて鬱陶しい。そこで、
$ defaults write com.apple.helpviewer NormalWindow -bool YES
とすると、windowが通常のものに変わる。   
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Spacesの自動画面遷移機能をOFFにする

 何を今更と思われつつ、Leopardの「目玉」機能の1つとして登場したSpacesだが、これがとんでもなく使いにくい代物だった。Cmd + tabでアプリを切り替えると、既にそのアプリが開かれている画面へ勝手に自動で遷移してしまった。海外では「task oriented」ではなく「application oriented」だなどとよく書かれていて、非難されている。しかし仮想desktop機能自体を使ったことが無い人は、この馬鹿な挙動が変に感じないらしい。

 TigerまではDesktop Manager.appを使っており、Spacesよりも圧倒的に使いやすかった。動作速度も、Spacesのそれを上回る(memoryは食うけど)。ただし、LeopardではDesktop ManagerもVirtueDesktopもちゃんと動作しないので、Spacesを我慢して使うか、不安定なDesktop Managerを使うかのどちらかであった。

 先日Leopardが10.5.2にupdateされたが、Dock.appも更新された(Spacesの管理はDockが行っている)。試しに
$ strings /System/Library/CoreServices/Dock.app/Contents/MacOS/Dock
をしてみたら、「workspaces-auto-swoosh」という文字列を発見した。そこで、
$ defaults write com.apple.dock workspaces-auto-swoosh -bool NO
$ killall Dock
としてみたところ、画面の自動切り替えをOFFにすることができた。こういう必須機能をこっそり搭載することもないのに。10.5.1までは、この隠し機能は使えない。
  
Posted by oxon at 02:35Comments(0)TrackBack(0)MacとOS X