法で裁けない悪人たちに私的制裁を加える裁判官集団!

ファイル_005 原題のスターチェンバーは、イギリス絶対王政下の15世紀に設けられた「星室裁判所」のこと。ウェストミンスター宮殿の中に設置され、専断的な刑事裁判が行われたことで知られています。 

 ロサンゼルスの重罪裁判所(Superior court=最高裁判所ではなく、重大犯罪を裁くための一審裁判所です)に勤務する若手裁判官のハーディン(マイケル・ダグラス)は、捜査手続の瑕疵から、たてつづけに凶悪事件の犯人を釈放せざるを得なくなります。マスコミの批判は捜査機関でなく、実際に被疑者を釈放する決定を下す彼に集まり、彼自身もそのような現状に義憤を覚えていたところ、先輩判事から「秘密法廷」の存在を打ち明けられます。9人の重罪裁判所判事によって組織される私的法廷によって刑事事件の資料を検討し、全員一致で有罪とされた場合には、殺し屋に依頼して被告人を処刑するというのです。

 先輩判事は彼にこう告げます――。

「法律は今やルービック・キューブになり、色さえ合えば誰がどうねじ曲げたっていい。正義は法に埋もれてしまった。われわれが掘り出すしかない」

Image 判事たちのうち一人が急死して欠員ができたということで、勧誘されるまま秘密法廷の一員となった主人公ですが、やがて、彼らが有罪判決をした被告人の一件が冤罪であったことが判明します。この件で、先輩判事に詰め寄る彼ですが、「多少の誤りは仕方がない」と言われて、自らの過ちに気づきます。誤審で有罪となった被告人を殺し屋の手から救うために、主人公は単身、彼らのアジトへと乗り込みます。 

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