2018年06月28日

三宅島は生きている

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6月26日(火)、ペンクラブ「子どもの本」委員会活動の一環として、三宅小学校(東京都三宅村)におじゃました。委員長のドリアン助川さん、作家野中柊さん、そして不肖芝田勝茂の三人である。わたしたちはサルビア丸に乗って午前4時半ごろ、三宅島についた。なんと埠頭には校長先生自ら出迎えてくださり、車でドリアン宅へ。仮眠のあと、教育委員会の方のお迎えで、一路学校へ。校長室で待っていると生徒が呼びにくる。わたしの担当は5、6年生。26人を見渡せばみんな元気そう……ん?男子が圧倒的に多いではないか。学校全体でもこの傾向なのだとか。
三宅島1
さっそく古事記について話す。三宅島でこれを話すのはとてもうれしい。なぜなら、古事記の神話部分というのは、おそらく海洋民族=海人(あま)族の物語だと思うからです。……最初にうまれた「なか」の神、「むすび」の神さまのあと、国を生む「いざ波といざ凪」。矛から滴るしずくが、島になってできたのが最初の島「オノゴロ島」だ。……最初はふーんときいていた子どもたちが、スサノオの話のあたりから、どんどん手をあげてじぶんの意見を語り始める。圧巻は、岩戸にとじこもったアマテラスに出てきてもらうには、どうしたらいいんだろうと聞いたとき。「変顔をする」「おならをする」「みんなで岩戸のなかにはいっていけばいい」などなど、いろんなアイデアがとびだす。いつもながら、子どもたちの思いつきは楽しい。
三宅島2
三宅島3改
おわって、みんなと給食を食べた。帰って、わたしはすこし眠り、シャワーをあび、すばらしい時間をすごした。遅くまで、みんなで酔っぱらった。あくる27日は、わたしが、昨日のおかえしに、見よう見まねで「明日葉の味噌汁」をつくった。アクをぬくのに、いちどゆがくのが大事。それから島内観光。ドリアンの運転。なんてタフなひとなんだろう。サタドー岬(地獄というヒンズー語だとさ)の灯台で「ウミガメ」が何匹も顔をだしてくれた。波止場でドリアンと別れたあと、昨日お会いした山本さん(元高校教師、野球部の監督)が見送りにきてくださって感激した。このひとは三宅島のレジェンドだ。野球部が負けたとき、「おまえたちは井のなかの蛙だ。よくわかっただろう。これが現実だ。だが人生にコールドゲームはない」なんてすごいことばだろう。古事記、気に入ってくださったようで、よかった。ドリアン、野中さん、三宅島のみなさん、そして、ペンクラブの「三宅島」先達のみなさん(いい印象をこわさないようにするのがプレッシャーで汗)……今回の「旅」にかかわってくださった、すべてのみなさんに感謝します。ありがとうございました!
そうそう、タイトルなんですが、昨日、ドリアンに案内されて島をめぐったとき、何よりも目についたのが、50年にいちどという三宅島噴火の、直近2000年の「全島避難」で有名な噴火の火砕流のあとに芽吹いている草木でした。溶岩の台地にはミドリは育たない。だけど、そこに「パイオニア植物」と呼ばれる一群の草木が、果敢に根をおろす。そして、溶岩を砕きながら、多様な植生をいざなう新しい大地をつくっていく。そういう話をドリアンから聞きながら見ると、わたしたちの時間とはまるでスケールのことなる、大きな地球の息吹をかんじたんです。それは、わたしの話をきいてくれた、子どもたちの眼のなかにもあったなあ、なんてことを思いながら、帰ってきました。
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上:明日葉を採っているドリアンさん
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下:溶岩流をくいとめた三宅島の学校あと



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2018年06月11日

児童文芸家協会の講座(7月7日)

●平成30年度 児童文芸家協会公開講座
「デビューを応援するステップアップ創作ゼミ」を開催します!

昨年、即定員御礼!「デビューを応援するミニ講座」に続き、更にパワーアップした
「デビューを応援するステップアップ創作ゼミ」を、今年も開講いたします。

募集するのは、《高学年以上》《幼年童話》の2つの講座です。
児童文学創作の極意を学び、出版レベルの作品づくりをめざします。

受講希望の方は、必要事項を記入の上、メールまは、ファックスでお申し込みください。


講座A
「デビューを応援するステップアップ創作ゼミ《高学年以上》
 〜どんでん返しの短編小説の書き方」

高学年以上を対象とした児童文学創作の極意を学びます。

日 時:7月7日(土)13:30〜15:30
場 所:中央大学・駿河台記念館(東京都・JR御茶ノ水 徒歩3分)
会 費:会員・研究会員2000円  一般3000円
定 員:30名(先着順)

講 師:芝田 勝茂

内 容:
掌児童文学を成立させるには?
結末で「あっ!」「うっそー!」「まさか……」と言わせるには?
短いストーリーの中で際立たせるキャラクターとは?
テーマは?
などの内容で、創作の極意を講義していただきます。

【申し込み期間】
受付開始:5月26日(土)午前10時より。
(それ以前の申し込みは無効となります)
締め切り:6月15日(日)正午12時まで。

【申し込み先】
メール  :Kouza@jidoubungei.jp
または、
ファックス:03ー3262ー8739 まで。

【必要事項】
ヾ望講座名 ∋疚勝´住所 づ渡暖峭罅米中、連絡のとれる番号) ゥ瓠璽襯▲疋譽垢泙燭蓮▲侫.奪ス番号 Σ餔または研究会員または一般

【問い合わせ】Kouza@jidoubungei.jp までお願いいたします。




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2018年05月28日

山梨「縄文」サマーキャンプ、募集しめきりです。

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★5月のはじめに、募集のチラシをつくり、昨年参加したみなさんにお送りしましたが、すでに「参加したい」というご希望が定員に達しましたので、募集を打ち切らせていただきます。
「今年どうしようかな〜」と思っておられる方々、そんなわけで、今年はもういっぱいです。
★これまでに参加希望をわたしに連絡され、「参加申込書」が届いた方々は、6月から正式申込みですから、申込書や入金をよろしくお願いいたします。
★また、どうしても都合で行けなくなったという方は、おそれいりますが、なるべく早めに「キャンセル」のご連絡をください。
★これは芝田勝茂の個人主宰キャンプで、宿舎である「農土香」の収容人数には限りがあり、子どもたちのキャンプという性格上、安全管理、健康管理など、キャンプスケジュールの運営、実行の範囲内でしか、行えません。なので、定員や年令などの条件があります。ご理解ください。
★「縄文キャンプ」も今年で6年目です。火焔土器、土偶制作、黒曜石のやじりづくり、勾玉づくり、昨年は草木染めにも挑戦してきました。今年は、「竪穴式住居」をつくりたいと思います。第1回に参加したJくん(当時小学1年生)も、今年は6年生。時間の速さにあぜんとするばかりですが、今年の縄文キャンプは、最高のものにしようと思います。これまで協力してくださったみなさん、ほんとうにありがとうございました。今年もどうぞよろしく!(2018年5月末)  





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