大阪 おやぢ晴れ

のんびり更新していきま〜す

2008年09月

がんこ担々麺








今回もまたまた “がんこラーメン十八代目” の限定麺。

〈KANSAI 1週間〉が、10月1日から開催される “大阪コナモン博覧会” に合わせ
“カドヤ食堂” などの関西有名ラーメン店と「汁なし麺」をコラボ企画!

“がんこラーメン十八代目” は “担担面” です。

1日10食限定の “担担面” は、いつものちぢれ細麺ではなくストレート中太麺。
ブログ” にもある通り量は少な目で100g。
それだけでは足りなさそうなので “がんこ飯 中” の食券も購入。
(写真は“担担面 小さいスープ付き” )

自家製の芝麻醤(チーマージャン)甜面醤(テンメンジャン)で造る “肉味噌ダレ” は
造り置きをせず、注文が通るたびに毎回こしらえていました。
いつもの事ながら手間がかかっていますね。

店主曰く「しっかり混ぜて、途中で山椒をふって下さい」とのこと。

お味は、ラー油の辛さに胡麻と肉味噌ダレのハーモニーが抜群!
山椒をふるとまた違った風味で、ピリリと辛くて美味い!

ただ、小さなお椀に山盛り入ってるので、混ぜにくいのが難点・・・。

10月6日の最終日までに、もう1回くらいは食べに行きたいですね。

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宗家一条流がんこラーメン十八代目
◎難波千日前10-13
◎営業時間
 11:30〜16:00/17:00〜20:30
 ※スープ無くなり次第終了
◎定休日
 月曜・火曜・スープ不出来の日
◎06-6211-6085
◎カウンター8席・食券制
◎主なメニュー
 塩ラーメン
 醤油ラーメン
 がんこ飯(大・中・小)

名古屋城 “味噌かつ” で
 お腹がいっぱいになった後は名古屋城見学。
 猛暑の中、若い人達も結構来ていました。






名古屋スパイラルタワー その後、名古屋駅前を散策。
 “スパイラルタワーズ” やら
 “ミッドランドスクエア” やら
 名古屋ってなんだか派手やね!











蓬莱軒看板 名古屋に来たからには “ひつまぶし”を食べなくちゃ!
 これまた、はぢめての “ひつまぶし” は
 明治六年創業の “あつた蓬莱軒
 せっかくなので熱田区にある本店へGO!
 “ひつまぶし” は “あつた蓬莱軒” の登録商標です。


ちなみに “ひつまぶし” とはお櫃のご飯に鰻の蒲焼きをまぶすことから。
漢字では “櫃塗し” となります。

事前に電話すると会席料理と20名様以上の団体客以外は予約不可
という事なので直接お店に向かいます。
6時すぎに着くとお店の前にも、中にも人がいっぱい!
玄関を上がってすぐの受付で名前を伝えると「6時40分に戻ってきてください」とのこと

周りは静かな住宅街ですが、お店のダクトからは煙がもうもうと吹き出して、
付近一体が煙っていました!

付近をかる〜く散策してから時間にお店に戻ると、
団体さんがバスを乗り付けご来店。観光名所なんですね。
他にも法事の集まりのような団体さんや、結婚式帰りらしき団体さんの姿も。

蓬莱軒 部屋 2階のお座敷に通され “ひつまぶし2,730円” を注文。
 大盛りもあります。
 “うまき” や “うざく” “肝焼” などの一品も魅力的でしたが
「15分くらいでお持ち出来ます」
 とのことなので、ボリュームを考えガマン、ガマン。


蓬莱軒 ひつまぶし まずはひつまぶしを十字に四つに分け
 一膳目はそのままで頂きます。
 鰻は外はカリッとして、しっかりした味付け。
 実はあまり鰻が好きではない私ですが
 なかなか美味しかったです。




二膳目は海苔・ネギ・わさびを加えて。わさびでさっぱり!
三膳目は薬味にお出汁を加えてお茶漬けに。サラサラすっきり!

そして最後は一番のお好みで!
私は薬味で!妻はお茶漬けで美味しく頂きました。

鰻の蒲焼き自体は特筆するほどでは無いのかもしれませんが、
この食べ方がなんとも楽しく、なかなかのボリュームですが
最後まで飽きずに食べられます。

お店の方に「ゴールデンウィークやお盆休みはやっぱり混みますか?」
と尋ねると「3時間はお待ちいただきます」って!すげえ!

次回は“エビフリャー”や“あんかけスパ”に“きしめん”“手羽先”などにチャレンジしたい!

矢場とん ビル 二日目のお昼は “味噌かつ” に挑戦!

 お店は矢場町に本店がある豚カツ屋、
 昭和22年創業のその名も “矢場とん

 7階建てのビルの壁面には、でっかい
 トレードマークの豚のキャラクターがあり、
 遠くからでもすぐに見つける事ができます。







11時の開店に合わせお店に着くと既に店内にはお客さんが一杯!
しかし、さすがにキャパが大きいため15分程でテーブルに着く事ができましたし、
待っている間に注文を聞いてくれるので、席に着くとすぐに料理が運ばれてきました。

矢場とん 味噌かつ丼矢場とん 鉄板味噌かつ






私が頼んだのは、“みそかつ丼 定食1,050円” 妻は “鉄板とんかつ 定食1,680円” を注文。
定食にはご飯とみそ汁が着きます。(丼には、みそ汁のみ)

ちなみにキャベツやネギ、マヨネーズ等のトッピングは有料。

戦後の屋台でお客さんが串カツをどて鍋に突っ込んだらとても美味ったのが
味噌かつのはぢまりとか。なるほど!

お味はといえば、赤みそとザラメからつくる特製の味噌ダレが「甘〜い!」
そして濃い!しかし、そんなにクドくはない。

味噌好きの妻はナカナカのお気に入り!
お持ち帰りの “特製みそだれ” を買って帰るか悩んでいました。

途中で飽きてきたら、“カラシ” や “すりゴマ” で味を変えて食べられます。
が、丼はゴハンにも味噌ダレがタップリかかっていて、さすがにクドい!

食べ終わって「もう当分いらんな」とか言いつつ
またなぜか無性に食べたくなる!そんなクセになりそなお味。

お店を出ると11時40分の時点でビルの外にまで行列が!
早めに来といてヨカッタ!

(つづく・・・)

名古屋駅ビル 長かったこの旅行もいよいよ最後。
 名古屋です。

 夕方4時過ぎに名古屋に到着。
 名古屋駅ビルでかっ!

 “エビフリャ〜” “きしめん” “あんかけスパ”。
 名古屋には独自の食文化がありますが、
 まずは “味噌煮込みうどん” をいただきます。






ガイドブックに有名処は “山本屋” だと書いてあったのでネットで検索。
すると “山本屋総本家” と “山本屋本店” なるお店が存在。

さらに調べてみるとこの二つのお店、まったくの別会社!一切無関係。
“山本屋本店” のサイトには「まぎわらしい名前のお店がありますが、
弊社とは一切関係ございませんのでご注意ください」との注意書きまであります。

“山本屋総本家” は大正14年創業、
“山本屋本店” は明治40年創業。ということは “山本屋本店” が本家か?いや発祥か?
あぁややこしい!

そこで、どちらがお薦めなのかネットで色々調べてみた所、
地元の人達の「本店のほうが究極のアルデンテ」や
「私の印象では、本店の方が美味しく感じます。」などの意見に従い、
“山本屋本店” 行く事にしました。

山本屋 店頭 向かうは〈名古屋駅新幹線地下街エスカ店〉
 駅地下街って安易な気もしますが、
 ホテルから近かったもんで・・・。






山本屋 みそ煮込みうどん山本屋 漬け物








私は、秋限定の “茸と地鶏入り味噌煮込みうどん2,835円”、
妻も同じく秋限定の “本しじみ入り味噌煮込みうどん2,415円” を注文。
・・・って、高っ!!!うどんが2,800円って!
ただし、食べ放題の〈自家製漬け物〉がつきます。
ちなみにノーマルの “味噌煮込みうどん” は1,260円。

さて、生まれてはぢめての “味噌煮込みうどん”、
その麺は “きしめん” かと思いきや普通の四角いうどんです。
他店では “きしめん” タイプの麺を使用しているところもある様ですが。

鍋蓋を取り皿にし、レンゲで玉子の黄身をフタに移して味噌だしをかけ、
うどんに黄身を絡めて食べるのがツウだそう。

そのうどんを一口すすると、「カタっ!!!」もうビックリするぐらい堅い!
コシとかいうより生茹で?てなくらい堅い!
いや、多分生茹で!断面を見ると芯が粉っぽいんですもん・・・
ほんとに生かどうかはさて置き、信じられないくらい堅い!
まさしく「究極のアルデンテ」!

いや〜、うどんの世界は奥が深いですな!
伊勢うどん” の様な「やわやわ」もあれば
“味噌煮込みうどん” の様な「カタ〜イ」麺もある。

で、この堅麺「うどんは噛まずにのどごしを味わう」派の私にはちょっとツラかった。
そして “味噌だし” はかなり濃い味、塩っぱ目。「から〜い!」
妻の “本しじみ入り味噌煮込みうどん” はしじみのおかげか、濃さ・塩っぱさは控えめ。
ただ、地元の人はこれでは上品すぎて物足りないんですと!

この衝撃的な名古屋グルメの旅は、はぢまったばかりです・・・
(つづく)

SL2 今回は静岡です。
 前日からの全国的な大雨で
 どうなるか心配でしたが、
 2日目は快晴!やった!







静岡でのメインイベントは、はぢめての “SL” !
大井川鐵道
を走るSL列車に乗るんです!キャー!
私は “鉄っちゃん” ではありませんが、やっぱり “SL” って楽しそう!

数日前に “お弁当” と一緒に “金谷〜千頭” 間の切符を予約し、
当日最寄り駅に着くとそこは「のどか〜」めちゃ長閑な風景。
夏休み最後の日という事もあり?お子様たちも一杯です。鉄っちゃん達も一杯・・・。

SL車内 車内に入るとス・テ・キ〜!
 レトロな座席!灰皿!網棚!に扇風機。
 興奮しすぎて挙動不審・・・。
 正直 “SL” って見て楽しいもので、
 乗って楽しいものではないのでは?
 と思ってましたが、楽しい!



SL車窓 席に置いてくれてたお弁当を食べ、ビールを呑み!
 車窓からの眺めを楽しんでいると、
 この列車をみて、み〜んなが大きく手を降ります。
「お〜い!」

 1時間半ほどの旅を楽しんだら、
 終点の “千頭駅” で先頭車両の撮影大会!
 お子様達が車掌の帽子をかぶって記念撮影大会です。

 最後までしつこく撮影していたのは、私の妻でした!
 なんでも、鉄ちゃんの友人に送るんだとか!
 
帰りは、ややレトロな列車に揺られて帰ります。

すぎやま店頭 さて、静岡グルメのお目当ては“B-1グランプリ”で
 2年連続優勝の“富士宮焼きそば”。

 大阪では一家に一台“たこ焼き器”があるように
 富士宮では家に必ず鉄板があるんだとか!

 向かうは“富士宮駅”すぐの“すぎやま”。


すぎやまやきそばすぎやま肉のにんにく巻き










焼きそばはイカと肉の入った“ミックス”を2人前、そして“肉のにんにく巻き”を注文!

富士宮には〈鉄板焼き奉行〉なる人もいて、
それぞれこだわりの焼き方があるみたいですが、
私たちはもちろんお店の人に焼いてもらいます。

ラードを鉄板で溶かして具を炒め、“富士宮焼きそば”の特長である、
水分の少ない堅めの蒸し麺を焼き、ウスターソースに “味の素” と “一味” で味付け。
味の素の有無はお店の人が確認してくれます。
普段、味の素とか使わないですが、郷に入れば郷に従え。

お味はと言えば、ほんのりウスターソースに一味でピリ辛。
アッサリ野菜炒め風で美味しい!
独特のコシのある麺も最初は少し違和感がありますが、慣れれば美味しい。
「“富士宮焼きそば”は3回食べればくせになる」んだそうです。

SLに富士宮焼きそばで静岡も楽しかった!

いろは店頭 長かった九州旅行も今夜でおしまい。

 博多と言えば “もつ鍋” “豚骨ラーメン” “水炊き”。
 そう!最後の夜は水炊きの“いろは”です。









実は他にも候補はあったのですが、“いろは” 以外の有名店はどこも日曜日はお休み。
必然的に “いろは” に決定、3日前に予約の電話を入れると留守電に
「お盆の間はお休み〜ご予約は16日から〜」ってお盆に休みって、稼ぎ時ぢゃないの?
しかし16日に電話すると、すんなり予約がとれました。
開店時間の6時にお店に向かうと見ての通りの改装中!
まったく外観がわかりませんね。

店内は有名人のサインがギッシリ!それはもう壁全て、サイン!サイン!サイン!
サイン自慢のお店は好きではないのですが、ここまでくると“八昌”と同じく圧巻です。

いろは水炊き










関西ではその名の通り、昆布が入った「水で炊く」のが “水炊き” かと思いますが
運ばれてきたお鍋には白濁した鶏がらスープに、骨付き “かしわ” が入ってます。
まずは、スープを湯呑みに取ってもらい柚子胡椒でいただくのですが、

いろはスープ アッサリしているスープには
 柚子胡椒は少な目が良いかも!
 柚子胡椒の有無は
 店員さんが聞いてくれます。



スープを頂いている間、店員さんが “つくね” を慣れた手つきで丸めてお鍋の中へ。
その後、自分たちで “人参・水菜・エノキ” 等のお野菜を入れるのですが、
こちらの水炊きは、白菜ではなくキャベツなんです。

いやいや、水炊きと言えば白菜ですよね?
店員さんに「関西では白菜なんですが?」とたずねると
「博多では普通キャベツです」と少しビックリしながら答えてくれました。

お味はといえば、肝心の骨付肉は少〜しパサパサしていますが、
つくねはプリプリで軟骨がコリコリ。
スープは煮込む程に美味しくなり、キャベツもホクホクで美味しいです!
それと“自家製ポン酢”、これもなかなか美味しかった。

私見ですが、もつ鍋といい、水炊きといい
博多では鍋にはキャベツがスタンダードなのかもしれません。

〆の“おじや”は店員さんがスープの量を調整してから作ってくれるのですが
味付けは薄めなので、ポン酢や塩を入れて自分好みの味に調節出来ます。
私はデフォルトで頂きましたが、十分美味しかったですよ。

“ ちゃんぽん” に “皿うどん” に “餃子” に “トルコライス” に
“もつ鍋” に “長浜ラーメン” に “水炊き”!
九州は今日も美味しかったス!

長浜屋店頭 九州もいよいよ最終日。








10時にホテルをチェックアウトしてそのまま昼食へ!
博多といえば “豚骨ラーメン”、向かうは長浜ラーメンの元祖
その名も〈元祖長浜屋〉!

“長浜ラーメン”とは最もスタンダードな博多ラーメンの通称。
長浜の魚市場で忙しく働く人達の為に、茹で時間が短い極細麺になったのだとか。
〈替玉〉システムもこのお店が発祥です。

正月以外は年中無休で24時間営業!すばらしい。
小雨の降る中11時にお店に着くと、すでに30人程の行列が!
しかし回転は速く10分程で店内に入れました。

ガイドブック等には「メニューはラーメンのみ、お店に入った瞬間に
注文せずとも人数分のラーメンが出てきます」って“辛口料理 ハチ”式やね。

長浜屋券売機 ところが、入り口脇には券売機が。
 情報とは違いましたが、
 気にせず“ラーメン400円”2人前を購入。安いね。
 “替玉”や“替肉”は買わずに店内へ。
(替肉とはチャーシューの追加の事らしいです)


長浜ラーメン2 店内の雰囲気にのまれてしまい
「カタ・ヤワ・普通」等の
 麺の好みの硬さを
 オーダー出来ませんでした。
 残念。






見た通り、運ばれてきたラーメンの具はネギにチャーシューのみ。
テーブルには “紅生姜” “ゴマ” “ラーメンのタレ” が入った小さなやかん置いてあり、
お好みで味の調整ができます。ちなみに “ゴマ” はタップリ! “タレ”はちょっぴり。
“ 紅生姜” は食べ終わって口の中をサッパリさせるのが通だそう。

スープは少し塩っぱいですが、臭みが少なく
思っていたよりもアッサリしていて以外?に美味しい。
麺やチャーシューはそれなり。

もし、次回があるのなら「麺カタ目」や“替玉”にチャレンジしたいですな。

(つづく)

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