2歳でも3歳でも、歴史上の人物の名前を覚え
小学校6年生で学ぶ歴史の学習に活かせる…

という話をラジオで聞いたことを、前のブログに書きました。

運転しながら、思わずため息の内容でしたが
小学校の勉強に効果がある…と聞くと
やはり、多くの保護者の皆さん、その気になりますよね!


では、なぜ「ため息」ものなのか…
ちょっと考えてみましょう。

moji




・2~3歳期は、脳の発達上からも
 「言葉(単語)」をどんどん覚えていく時期

・7歳までに、覚えた言葉の関係性を習い、
 その言葉によって基本的な
 「伝達」し、「思考」し、「行動する」力
 身につけていく

・先んじて「言葉(単語)」を覚えたとしても
 それが、成長して後に
 本来習得しておきたい力を
 身につけることにつながっているか疑問がある

・教えてくれる教師への信頼感を築くための壁になっていないか

ということを、前のブログで書いています。



実際にあったケースについて
ご紹介してみましょう。



幼児教室に通っていたまじめな男の子

就学前から、文字や計算を教える幼児教室に通っていて
優秀な成績を修めていた、男の子。

小学校へ入学した時は、
文字も書ける、計算も九九の問題に答えられるように
なっていました。

だから、小学校1年生の授業は
つまらなくて仕方ありません

文字は書けるのに、今さら筆順の練習…!?
掛け算もできるのに、1+1から

バカバカしくて仕方ないと思う気持ち
よ~く分かります!


先生のお話など、聴いていなくても
いつもテストは100点。


気が付くと、授業中に教室を抜け出して
しまっていました。

どこへ行くかと思いきや…

校庭で、あるときはダンゴムシ、あるときはテントウムシ
を集めていたというのです。

てんとう虫


さて・・・

もう、お気付きですよね!


ダンゴムシやテントウムシに親しむのは、
幼児期にできること‥ですね!




学校での影響は…

クラスメイトや教師にしてみればどうでしょう?
授業中によく教室を抜け出す子がいると…。

どのように感じるでしょう?
どんなことが起こるでしょう?

当の本人は、そんな日常をどのように感じているでしょう?

想像してみましょう・・・。

教室


文字や計算という、低学年のうちに身につけてしまう
学びの入り口のところを、
ちょっと早くに済ませておいたとしても
あっという間に、1年、2年と時は経っていきます。

実際、幼児期にちゃんと教室などで文字や計算を習っていなくても
小学校に入って、その道のプロから教わるのですから…
しっかり授業を受けていれば、
ほとんどの子どもたちは、ちゃんと身につけていきます。


 ※中には、どうしても文字の認識ができないという
  個性を持ったお子さんもおられますので
  100%とは、言えませんが…。
  音読や文字を書く宿題などで
  異様に苦労をしているようでしたら
  「ディスレクシア」で、検索してみてくださいね!



また、学校の教師から学ぶ喜びを感じられなければ
学校や教師への信頼感は、だんだん失せていき
学校生活も愉しめなくなることも考えられますね…。

クラスの中で、授業の進行を妨害する子どもとして
見られるとしたら…
お友達関係にも、苦労することも考えられますよね…。


学校の教師の話に、耳を傾けなくなるとしたら…
小学校3年生、4年生と、
徐々に難しくなっていく新たな勉強内容について
身につかなることも考えられますよね…。

それは、保護者の皆さんが当初、
望んでいた結果・・・でしょうか?


もちろん、今の学校の在り方や
教師の資質には、問題を感じているから
それでいいんだ!と考える保護者の皆さんも
おられるかもしれませんが

多くの皆さんは、そこまで先のことは考えず
数年後の小学校のお勉強を
得意と感じて過ごすお子さんの姿を
想像して、文字やら計算やら
取り組ませておられることでしょう。


9歳の頃、14歳の頃、そして成人後
そこまでイメージして、一度、その影響を
考えてみることをおススメしたいと思うのです!