TA-086 基板の PSP をダウングレードすると 1.50 カーネルで動作しているとき ( システムソフトウェアバージョン 1.50 や、CFW 3.xx OE で 1.50 カーネルで動作するアプリを起動中、もしくはリカバリーモードにおいて ) 、輝度変更ボタンを押したときの動作が逆転し、通常 1 → 2 → 3 → 4 と変化するところが、 3 → 2 → 1 → off と動作するようになってしまう不具合が確認されています。


この問題が発生する PSP には、それ以前の PSP には無い idStorage key 0x008 ( dword : pLCD ) が存在し、このキーが存在する場合は、display.prx , impose.prx , lcdc.prx がこの値を参照して輝度調整を行っているのではないか、と考えられています。

CFW 3.xx OE の場合 3.xx カーネルモードで動作している場合は display.prx , impose.prx , lcdc.prx を使用していないから、輝度問題は発生しないのではないかという推測もあります。

# 間違ってるかもしれないので鵜呑みにしないでください。
# 突っ込みは歓迎いたします。

まぁ、理論はともかくとして、ソフトウェア的に解決する方法が見つかったようなので、紹介したいと思います。尚、この方法は 本体内蔵 flash を書き換えます。私自身は全く試しておらず、情報の真偽もわかりません。この手順を行って PSP が壊れたとしても 当ブログでは一切の保証を負いません。自己責任でお願いします。

実行はかなりの危険を伴います。それでもやろうという場合は相当の覚悟、壊れても笑って済ませられるくらいの気持ちが必要です。はっきり言ってお勧めはできません。

[ 方法 ]

  1. CFW 3.xx OE であることが必須です。


  2. システムソフトウェアバージョン 2.70 の EBOOT.PBP を用意します。


  3. PBP Unpacker を使用して、DATA.PSAR を取り出します。


  4. 2.70 が Decrypt できる PSAR Dumper を使用して、( たぶん ) □ボタンを押して Decrypt します ( 1.50 カーネルモードでの動作を修正するので sigchek 無しで Decrypt したものを使用するのだと思います )。


  5. ms0:/f0/ の中から display.prx , impose.prx , lcdc.prx を探し出し、display270.prx , impose270.prx , lcdc270.prx とリネームします。


  6. display270.prx , impose270.prx , lcdc270.prx を flash0:/kd/ にコピーします。
    リネームせずに上書きしてはいけません。上書きすると brick します。


  7. フラッシュ内にある 3.xx OE の flash0:/kd/pspbtcnf_game.txt を開き、次のように修正します。Decrypt した 2.70 の pspbtcnf_game.txt ではありません。

    修正前 修正後
    /kd/lcdc.prx/kd/lcdc270.prx
    /kd/ge.prx #/kd/display.prx/kd/display270.prx #/kd/display.prx
    /kd/impose.prx/kd/impose270.prx



コメントに、「リカバリーモードでも同じ効果を得るためには、同じように kd/pspbtcnf_updater.txt を書き換える」と書いてありますが、pspbtcnf_game.txt と両方同時に書き換えないようにしてください。もし、両方とも書き換えて両方とも失敗した場合、1.50 カーネルモードもリカバリーモードも起動できなくなり、復旧する手段が断たれてしまいます。リカバリーモードも修正を試みる場合は、必ず1.50 カーネルモードで成功することを確認してから行うようにしてください。

この変更は flash0 に 100 KB 程度の空き容量が必要です。
新たに CFW を入れなおすとこの変更は元に戻ります。


繰り返しますが、私は動作確認しておりません。
実行を試みる人は自己責任でお願いします。


情報ソース :
■ 2.71 TA-082 Devhook hybrid firmware brightness fix
  http://lan.st/showthread.php?t=730&page=6
  ( LAN.ST - http://lan.st/index.php )

参考 :
ヒロピさんの解説。