Despertar del Cementerio v7.77Dark_AleX 氏より、Universal Unbricker : Despertar del Cementerio v7 がリリースされています。今回のバージョンアップでは idStorage のリジェネレーション機能が追加されています。







Dark_AleX 氏より最新バージョンの Universal Bricker、Despertar del Cementerio v7.77 が リリース されました。

今回のバージョンアップでは idStorage のリジェネレート機能が搭載されています。通常の操作で idStorage キーが破損することはありませんが、何らかのミスで別の固体の idStorage を上書きしてしまい、正常動作しなくなってしまった本体などを、ある程度まで復元することが可能となります。


idStorage キーについては この辺 を参考に。



今回のバージョンアップの主な内容は、
  • Flash フォーマット機能の追加
    CFW 4.01M33 をインストールした際、不具合が発生する場合がありますが、この機能を使用して Flash をフォーマットしておくと回避できる可能性があります。また、Flash 0〜3 領域のリパーティションを行うことが可能です。

  • idStorage ツールの追加
    idStorage の修復 ( リージョンキーと UMD キー )
    リージョンコードの変更
    無線 LAN の MAC アドレス修復
となっています。



尚、TA-088 v3 基板の本体には未対応です。



[ インストール ]


  1. Despertar del Cementerio v7 をインストールするには 3.03OE 以上のバージョンのカスタムファームウェアが導入済みである必要があります。また、PTF 形式のカスタムテーマを使用している場合は、インストールを行う前にカスタムテーマを外しておく必要があります。


  2. Dark_AleX 氏のサイトより、Despertar del Cementerio v7 のアーカイブをダウンロードしてきて解凍します。


  3. 解凍すると、

      despertar7.rar
        ├ DC7/
        ├ intraFont/
        └ readme.txt

    というファイルが出てきます。


  4. DC7 フォルダを ms0:/PSP/GAME フォルダにコピーします。


  5. 新規に Despertar del Cementerio v7 をインストールする場合は、システムソフトウェアバージョン 4.01 のアップデート用 EBOOT.PBP を 401.PBP とリネームして、メモステのルートディレクトリにコピーします。


  6. 既に Despertar del Cementerio v6 がインストール済みのメモステへインストールする場合は、既に 401.PBP がコピー済みであるはずです。


  7. XMB から Despertar del Cementerio v7.77 を実行し、画面の指示に従ってインストールを進めます。


  8. メモステに TimeMachine がインストールしてある場合、もしくは Despertar del Cementerio v6 がインストールしてある場合は最後にどのボタンを押しながら電源を入れれば Despertar del Cementerio v7 が起動するかの設定画面が現れるので、Hot キーの設定を行います。


  9. Despertar del Cementerio v7 をインストールする際、mspformat を実行してカスタム IPL を導入する必要はありませんが、インストーラーが 99% で止まってしまった場合は、mspformat を実行してからインストールを行ってみてください。


  10. 作成したメモステをセットした状態で、AC アダプタを外し、JigKick Battery を装着すれば、Despertar del Cementerio v7 が起動します ( Hot キーの設定をしている場合は、そのボタンを押しながら Jigkick Battery を装着するか、ボタンを押しながら電源を入れます )。




[ v7.77 での新機能について ]


■ Lflash format ( nand operations menu 内 )

    これは、内蔵 Flash メモリの物理フォーマットを行い、flash0 〜 flash3 の 4つのパーティションを再作成します。パーティションサイズの変更も可能です。パーティションの作成やリサイズを行った場合、それらの領域の論理フォーマットも行います。

    CFW 4.01 M33 のインストールを行った際、フラッシュ領域のアサインに失敗してブートできなくなるという問題が発生した場合、この機能によって解決することが可能です。

    また、Flash 容量の少ない FAT モデルにおいては、パーティションのリサイズを行うことによって、より多くの flash0 領域を確保することも可能です ( 当然ですが他の領域を縮小する必要があります )。

    言うまでもありませんが、パーティションを作成しなおすということは、flash 領域内のデータは全て削除されます。flash 領域を論理フォーマットした後、中身は空っぽになっていますので、CFW 4.01 M33 を再インストールする必要があります。




■ Create New idStorage
  NAND operations → IDStorage tools 内

    これは 破損してしまった idStorage の内容を修復するツールです。他の本体の flash を誤ってリストアしてしまった場合の修復などが可能です。

    リストア可能な idStorage キーは、固体に依存しない共通のキーと、固体ごとに設定されている region , openpsid , dnas , certificate , umd に関するキーです。

    idStorage の破損によって動作しなくなった機能の中で、このリストア機能を使用して復活できるものは、

  • UMD

  • DNAS による時刻あわせ

  • アドホック通信
    ( 未確認ではありますが、復活可能と思われます )

  • PSN で購入したゲームの動作
    ( 未確認ですが、おそらく動作するようになります。但し、既に購入済みのゲームに関しては別の固体として認識されてしまうため動作しません。 )

  • USB 接続機能
    ( 但し、既に PS3 との接続設定が済んでいる場合、psid が異なるので別の固体として認識されます。 )


  • となっています。


    MagicGate 機能に関しては未確認ですが、おそらく動作しません。これは、MagicGate を使用するために必要な 0x010 〜 0x013 のキーの生成方法がまだ見つかっていないためです。



idStorage キーの復元手順
  1. Despertar del Cementerio v7 を起動し、NAND operations → IDStorage tools → Creat New idStorage と進みます。


  2. まず初めにリージョンコードの設定を行います。Europe , America , Japan が選択可能です。この設定項目は UMD VIDEO と UMD Audio の再生に影響します。選択したら右ボタンを押して次へ進みます。


  3. 次に MAC アドレスの修正を行います。
    Get Real MAC を実行すると、内蔵無線 LAN アダプタの MAC アドレスを自動的に取得し、idStorage キーの修正を行います。この時、無線 LAN のスイッチはオンにしておく必要があります。もし、MAC アドレスの新の値を取得することが出来なかった場合、もしくは右ボタンを押して MAC アドレスの自動取得をスキップした場合はランダムな MAC アドレスを生成します ( 一度 idStorage の復元を行った後、Fix MAC adress を実行すると正確な値を取得できる場合もあります )。


  4. 次へ進み、Create を実行すると idStorage の修復が行われます。




[ 注意点 ]

  • Despertar del Cementerio を作成した本体と異なる本体で実行する場合は、ms0:/TM/DC7/registry/act.dat が存在するかどうかを確認し、もし存在した場合はこれを削除してから実行する必要があります。

    もし、これを削除せずに別の本体で実行してしまった場合は、PSN で購入したゲーム等が動作しなくなってしまいます。もし、そのような状況に陥ってしまったら、flash2 に存在する act.dat を削除しましょう。act.dat は 本体固有のファイルです。このファイルが別の本体にあると正常動作しなくなる可能性があります。act.dat は PSN でゲームを購入した場合、その都度バックアップを取っておくようにしましょう。


  • NAND Flash のバックアップを作成し、そのバックアップをリストアする際は、論理的な書き込みではなく、物理的な書き込みを行います。nand-dump.bin を作成したときには正常だった部分に Bad Block が発生していた場合、リストアを行うことで Bad Block であるはずの部分が正常ブロックに書き換えられてしまうため、NAND Flash が正常動作しなくなって Brick する恐れがあります。リストア前に Bad Block が存在していたにも関わらず、リストア後に Bad Block が減少した本体は、Bad Block 情報が潰された可能性が高く、正常動作が期待できなくなってしまいう可能性があるため、NAND Flash のリストアは最終手段にするようにしましょう。



[ 参考リンク ]