2013年03月19日

オズ はじまりの戦い 【B】

ozthegreat題名:オズ はじまりの戦い
評価:
原題:Oz the Great and Powerful
原作:L・フランク・ボーム
制作年:2013年
監督:サム・ライミ
制作:Walt Disney Pictures,Roth Films
場所:カンザス州,オズ
時代:不明
新作

 サーカスでの奇術師であるオズ(ジェームズ・フランコ)は,いい加減な男であったが,ある日,追われて逃げ込んだ気球が竜巻に飛ばされて,不思議で美しい国オズにやってきた。西の魔女セオドラ(ミラ・クニス)と出会い,エメラルド・シティに着く。セオドラ姉の東の魔女エヴァノラ(レイチェル・ワイズ)から悪い南の魔女を倒して,この国の王となって欲しいと頼まれる。財宝を目にしたオズは,南の魔女退治に出かける。道の途中で翼の生えた猿のフィンリーと,陶器の少女とともに,旅を続け,南の魔女グリンダ(ミシェル・ウィリアムズ)に出会った。

 ボーム『オズの魔法使い』を読んだことはないし,ジュディ・ガーランドの『オズの魔法使』も二度ほど観ただけなので,この物語に関心は薄いが,レイチェル・ワイズ,ミシェル・ウィリアムズが出ているので観た。ただ主人公が中年男となると違和感がある。しかし,これまでの決まりには忠実で,竜巻で舞い上がるまではモノクロ,オズに着いてから極彩色となる。無責任でいい加減な男が,立派な魔法使いになるというのがテーマである。ジェームズ・フランコは,これまで出演作を観たことのない俳優である。この役には,ロバート・ダウニー・Jrやジョニー・デップが予定されたようであるが,この二人よりはよかったのではないか。三人の女優についても数々の候補が挙げられたが,結局,ミラ・クニス,レイチェル・ワイズ,ミシェル・ウィリアムズとなった。可哀想なのはミラ・クニスで,レイチェル・ワイズは,面白がって演じている。翼の生えた猿と陶器の少女は,『オズの魔法使』のかかしやブリキ男に該当するのだろうが,存在感が薄く,特に猿のフィンリーは,馴染みにくかった。オズと言いつつオリジナルなのだから,もっと自由にできると思われるが,中途半端な結果となった。

p-5762508 at 00:01映画  
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