全国警察本部の刑事部長を集めた会議が5日都内であり、警察庁の安藤隆春長官は足利事件の捜査の問題点を踏まえ、「組織の総合力を発揮し得る初動体制の確立を図ってほしい」と訓示した。
 安藤長官は、DNA型鑑定の過大評価、先入観を持った取り調べなどに問題があったとして「初動捜査を進化させ、高度化させる必要がある」と強調。科学鑑定や防犯カメラの活用など、多角的で客観的な証拠の収集を求めた。
 虚偽の自白を生まないため、容疑者の性格などに応じた取り調べをするとともに「ポリグラフ検査の積極活用など、科学的な観点からの犯人性の検討もしてほしい」とも話した。 

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